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和書 508052 (382)



文庫 ビートルズ王国 四人の歴史 (ROCK文庫)
販売元: シンコーミュージック

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文庫:ビートルズ伝説
販売元: シンコーミュージック

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文庫 ビートルズの軌跡
販売元: シンコーミュージック

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文庫:紫の伝説
販売元: シンコーミュージック

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文庫:ロック偉人伝(上) (ROCK文庫)
販売元: シンコーミュージック

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文楽の女たち (文春新書)
販売元: 文藝春秋

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  所謂「大阪学」の大家大谷晃一先生の新書版新著。12の文楽に登場する女たちにスポット・ライトを当てながら文楽の世界を語る。話の発端から説き起こし、筋に沿って詳細に説明を加える畳み掛けるような語り口の展開は、文楽の世界に引きずり込む名調子で、人形浄瑠璃の舞台を髣髴とさせるすばらしい解説書である。

  この秋幸いに、この本を読んで、人間国宝”吉田玉男と簑助”コンビの近松門左衛門の「心中天網島」と「冥土の飛脚」の文楽公演を鑑賞する機会を得たが、予習効果抜群で、何重にも楽しませて頂いた。簑助の小春と梅川、そして、人間国宝”吉田文雀”のおさんが、生身の女として深い情感と悲哀を一身に負って舞台に息づいていた。あの木偶が、舞台で、泣いているのである。 

 文楽の木偶は、そのまま、吊り下げてあれば、人形として不完全だし、無様な只の道具に過ぎないが、3人の人形遣いと浄瑠璃の太夫と三味線の三業が一体となって織り成す限りなく豊かな舞台で、人間以上の女や男を演ずる。著者は、腑抜けのように頼りない大坂男の影で、器量よしで色っぽく、勝気でしっかりもので、大胆で奔放で、男を引っ張り、死ぬことさえ自分で決めてしまい、そして、死に急ぐ、そんな文楽の大坂女たちの姿を活写し現在に蘇らせている。

  さらに、著者は、竹本義太夫と近松門左衛門の頃の文楽を語り、また、同じ題材でも、色恋を描いた小説の西鶴と、親子の情愛や道義に比重を移した浄瑠璃の門左衛門との差等の文学論も語っているなど、雑学も豊かで、実に面白い。

  




丸山真男 音楽の対話 (文春新書)
販売元: 文藝春秋

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1940年代以降のクラシックに興味がある人なら、この本の本文全体が面白いと感じることでしょう。
個人的に一部分をあげて見ますが、フルトヴェングラーとヒトラーの握手らしき写真が資料的価値から興味が湧きました。
フルトヴェングラーが指揮台上から腰をかがめて右手を伸ばしており、一方ヒトラーはナチ式敬礼で右手を挙げており、両者は握手はしていませんね。
チャップリンの映画「独裁者」でヒトラーとムソリーニ(役名は違いますが)が、互いにナチ式敬礼と握手を交互に繰り返して、結局握手できないというコメディを思い出しました。




モーツァルト 天才の秘密 (文春新書)
販売元: 文藝春秋

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内容豊富ながら読みやすく、一般読者向けの評伝としては素晴らしい本だと思います。 やたらモーツァルトを天才視するのではなく、ケッヒェル番号130番くらいまでの作品の価値はやはりこの年齢にしてーという点ですごいのである、とか、天才であっても親の完全な庇護の元で暮らしてきた彼がパリで遭遇してしまう現実世界の厳しさなど、この天才もやはり一個の人間なんだ−と、いい意味でモーツァルトをもっと身近な存在に感じさせてくれる記述が多いです。

彼の才能はいかにしてはぐくまれていったのか、しぶとい父親レオポルドや石頭コロレド大司教との確執、また、彼の挫折と焦燥感とは? 宮廷職人に過ぎなかった音楽家という職業の範疇をはからずもはみ出してしまった彼が切り開いた新たな芸術の地平−などなど、当時の社会情勢・音楽家のあり方などから迫っていく視点の鋭さが見事だと思います。 また、ウィーンでは大した成功とはいえなかった“フィガロの結婚”や“ドン・ジョヴァンニ”が、さほど離れているともいえないプラハでは大成功したのは何故なのか?という疑問にも答えてくれていて、なるほど、と思いました。 推薦版CDも豊富に紹介されていて、これはモーツァルト初心者にとってもすばらしい一冊です。 断然お薦めです。




落語名人会 夢の勢揃い (文春新書)
販売元: 文藝春秋

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 落語ファンであれば、「円生百席」のみならず、多くの落語家のレコーディングプロデューサーとして活躍した著者を知らないものはいないだろう。
 彼無しに誕生しなかったかもしれない、あるいは誕生してむ水準を保てなかったかもしれない「作品」は相当多いのではなかろうか?
 落語ファンとして尊敬と感謝を申し上げたい。
 しかし、何よりも、私が、この本を読んで最初に感じたのは、「軽い嫉妬」である。子供の頃から、寄席の生活に触れ、長じて、仕事として大好きな寄席に通い、大好きな噺家と一緒に仕事をする。こんな幸せな人生はないのではなかろうか?
 そうした充実感が、この本からはにじみ出ている。







ヴェネーツィアと芸術家たち (文春新書)
販売元: 文藝春秋

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 芸術家の生涯を追っている。必ずしも、ヴェニスに滞在したその時だけしか
触れないわけではない。ちゃんと伝記として読める。著者が音楽をやる人だけ
あって、音楽家の章は特に力が入っている。ヴェニスがその人物の音楽にどんな
影響を与えたと著者が考えるのか、著者が抱いた町の印象を元にそれが語られる。
こういう本はともすると誰でも知ってる伝記をかき集めただけの様なものに
なりがちだが、著者の主張がきちっと書かれている。つまり、著者が町をどう
感じ、音楽をどう感じ、そのつながりをどう思ったか。納得できるし、おおっ!と
思う場合もある。面白い本だと思う。本としてちゃんと書かれていると思う。


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