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和書 508052 (384)



落語歳時記 (文春文庫)
販売元: 文藝春秋

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 1972年に読売新聞社から出た『落語 長屋の四季』の改題・文庫化。
 著者は演芸評論家。落語に関する本も多い。
 本書は、四季の風物に合わせて落語を紹介していくというもの。たとえば、「歌留多」なら『千早振る』、「さんま」なら『目黒のさんま』といった具合だ。簡単に筋を追いつつ、江戸の風習や食べ物を紹介したり、名演者について思い出を語ってみせたりする。それらのバランスが良く、読みやすかった。
 落語に登場する風物や言葉には、いまでは廃れたり、言葉が変わったりして、ちょっと理解しにくくなっているものも少なくない。そういう勉強にもなった。




落語と私 (文春文庫)
販売元: 文藝春秋

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 1975年にポプラ社から出た単行本の文庫化。
 もともとは中学生向けに書かれたもの。しかし、内容は非常に高度。大人が読んでも充分に面白い。また、落語への入門書として、一級の本だと思う。
 内容は、落語の形式、歴史。寄席とはどういうものか。歴代の著名な落語家の紹介。
 単に思いついたことを書いているのではなく、きちんと筋道が立てられ、説得力があり、読んで楽しい一冊になっている。読み終えたときには、「落語」というものが、ひととおり理解できたようにすら、思えてしまう。
 偉大な本だ。
 落語については良く知ってるよ、という人にも読んで欲しい。




落語長屋の四季の味 (文春文庫)
販売元: 文藝春秋

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落語長屋の商売往来 (文春文庫)
販売元: 文藝春秋

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落語家の居場所―わが愛する芸人たち (文春文庫)
販売元: 文藝春秋

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裸婦の中の裸婦 (文春文庫)
販売元: 文藝春秋

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ヘレニズム時代のヘルマフロディトス像から現代のバルテュスにいたるまで、相変わらずの守備範囲の広さで見事に対象を語るのは病んでもまた大家たる所以かもしれない。
でも、『手帖シリーズ』時代からの読者としてはどうしても語りが表層的に終わってしまっている気がする。昔の澁澤は本当に一言一句に至るまで何か啓蒙される感じがしたものだけど、この作品は(彼の場合は批評でも対象あっての何か、ではなくそれそのものが独立した作品ととらえなければ)対話による口語形式をとったためか、つい電車の中でも読めてしまう軽さ(事実そうした)を感じた。批判すべきことではないのかもしれないけれど、、、、、、、




続々 私の映画の部屋 (文春文庫)
販売元: 文藝春秋

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今から30年程前、TBSラジオで毎週月曜日の午後8時から54分間放送された淀川長治先生の名物番組を活字化した本です。淀川先生はイタリアの映画監督、ルキノ・ヴィスコンティーが大好きで、難解な映画をどのように見たら良いか、熱っぽく語っていたのを今でも覚えています。とても読み易い本ですので、是非ご一読ください!




続・私の映画の部屋 (文春文庫)
販売元: 文藝春秋

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1970年代にTBSラジオで毎週月曜日の午後8時から放送された「淀川長治・私の映画の部屋」を単行本化し、今回はそれを文庫本化したものです。淀川先生の話が面白くて、面白くて、ラジオを聴いたのに、TBSブリタニカから単行本が出たとき買ってしまいました。この本の中では、イタリアの映画監督、フェデリコ・フェリーニの話とアメリカの映画監督、ビリー・ワイルダーの話が出色です。




私のシネマライフ (文春文庫)
販売元: 文藝春秋

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私の梅原龍三郎 (文春文庫)
販売元: 文藝春秋

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著者ははじめにこの本を出すきっかけが家の改築に伴う写真の整理であったことを律儀に打ち明けているが、梅原画伯が亡くなって1年後に出版されたのだから追悼の意味が込められていることは、最初が梅原画伯の仏壇コーナーから始まることでも十分伝わってくる。著者は「誰に、どう言われても、私はかたくなにお通夜に行かず、お葬式にも行かず、いまだにお墓へも行っていない。お墓へ行ってしまえば、梅原先生の死が確実になってしまうから、私は行かない」と。そして今までの思い出を初対面から亡くなる約3ヶ月前に公に姿を見せた自らの展覧会への出席まで写真と文で紹介していく。

写真のほかに著者の肖像画も載せてあるのだが、著者は画伯が最後に書かれた肖像画を表紙につかった。著者はモデルになった年代によって年齢が的確に現われているところが素晴らしいと絶賛しているが、初めて著者の肖像画を描いたときに「眼の光が普通の人より強いのでそれで眼が大きく感じられる」と画伯がいった著者の特徴は最後の肖像画にも描きこまれていたのだ、完成に15分とかからなかったのに。

解説でも指摘されているが、この作品には「老い」という別のテーマも実は描かれていて、この本が出版されてから10年、単行本からだと20年が経過するが、決して古びた感じはしないのである。


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