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和書 508054 (25)



すぐれた組織の意思決定―組織をいかす戦略と政策 (中公文庫)
販売元: 中央公論新社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

 印南一路先生の著作3冊を読み終えるまで、すでに認知限界を超えてしまい時間がかかった。多角的な視点と語義の詳細な解釈に結びつけた意味づけと重要な学説を許すかぎり解説し、考えた上にさらに思考を重ねるという研究姿勢で論述する。根負けしない方に、おすすめする。
 特に本書は、個人の意思決定ではなく組織としての意思決定であり、組織そのものにも当然、議論が及ぶ。組織をどう扱うかは、D・S.ピュー、D・J.ヒクソン『現代組織学説の偉人たち』に65名の組織学説が載っているほどの、巨大なフィールドである。さらにその組織論は、経営学のひとつの研究分野でもある。経営学の必須「権威」者は、ざっと見て、J・ボイエット、J・ボイエット『経営革命大全』には79名が紹介されている。このような分野で、組織の目的とは何か、から問題意識を提示してゆく。

 面白い理論的観点を学んだ。こうなったら、ああなるという仮説の集合体を「世界モデル」と呼ぶ。好みや価値判断を「価値モデル」と呼び、価値要素の中での好みと価値要素間での好みの二つがある。組織の場合に、組織成員が同じような意思決定をしたり、相互の作用を繰り返す場合の基礎前提となる共通基準があり、これを「組織文化」と呼ぶとする。これは、前提と呼んでいるように仮説ではあるが、繰り返し行動の規範となっており、成員にとっては真理に近い。かような組織成員が共有する基礎前提として共有する世界・価値モデルのセットを「組織の真理モデル」と呼ぶ。これを用いることで、戦略の目的体系、個別戦術などを考察する上で有効性を問いやすくなる。概念的に、組織の目標である存続と意思決定に向けてぶつけやすくなる。このような理論展開は、我々の認知限界内で思考の試行を行いやすくするものと考える。「存続」と「規模の拡大」とは異なる。

 カバー・意匠・色悪い。目次詳しい。索引あり。ひもあり。付録、簡明直截明解。




すごい解決 ― すぐに使える問題解決カード(32枚)付 ―
販売元: 阪急コミュニケーションズ

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もやもやした悩みに、形を与えて解決のヒントに気付かせるという、セルフコーチの本です。

ページが60ページほどしかない、薄い本です。
しかも最初の20ページほどは、「このやり方はすごいですよ」の一言に要約できる、薄い内容。
問題解決の質問は、7つ。これを質問ひとつにつき、見開き2ページで紹介。
おまけに右ページは完全余白(笑)。左のページも95%余白。ああ余白の美!?
おまけにそこに書かれているワンポイント解説は後に出てくる解説とダブってる。
ここまで薄いと、なんか笑えてきます。

この質問との取り組み方のヒントの解説が7ページほど。この本の読みどころは、ここ。
あと、巻末に「大きくしてみたら?」「したいことは、なに?」のような、
セルフコーチング的問いかけ集が5ページほど。
参考になるのは、この正味12ページのみ。
ここまで中身が薄いと痛快でさえある。

でも、この問題解決法をコンサルタントから直接口頭で聞いたら、
3万円〜20万円くらい請求されてもしょうがない、かもしれない。
また、これによって積年の問題が解決するなら、そこから得られる機会利益は
金額には換えがたい。何回使っても、追加料金なし。しかも一生使える。
知り合いに中身を紹介すると喜んでもらえる。

それらを考えるときわめて安い本といえるかもしれない。


裏技的な読み方として、「たったこれだけの薄いボリュームの内容でも、
得られる効果が濃ければ、商売は成立する」いい見本。
1ページ足らずのネタで一冊の本を作ることができるという、見本にもなっている。

得したと考えるか、損したと考えるか、それはその人の背負ってるものの重さによって
変わってくるのかもしれない。(ちなみに僕の評価は満点です)

こういう本を成立させてしまうところに、著者の只者ではない感性を感じました。




すてきな女性のイキイキ仕事術―会社が楽しくなるとっておきヒント (PHP文庫)
販売元: PHP研究所

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その他大勢から抜け出す仕事術―仕事を変える「8つの時間」 (知的生きかた文庫)
販売元: 三笠書房

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その先を目指す人のビジネス“19の習慣”―35歳までにこれだけはやっておけ! (知的生きかた文庫)
販売元: 三笠書房

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内容的には、あちこちの自己啓発関係の書籍に出ていることでした。
あと、やるべきことが19あるのですが、これらを実行することによるメリットが分かりづらく、一般論的にこれをやれば周りの人からは信用されたり、尊敬されたりするであろうな~と思う内容ばかりでした。

読み終わった時、無意味ではないのですが、「それで何?」と問いかけたくなってしまいました。
みなさんも是非読んで、感想をお知らせください。




その道のプロが教える〈裏ワザ〉ビジネス読本 (青春文庫)
販売元: 青春出版社

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そんなマナーでは恥をかく―ビジネス社会では、あなたのマナー違反は通用しない! (KAWADE夢文庫)
販売元: 河出書房新社

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そんな会社、辞めてしまえ!―「幸せな生き方」への人生再設計 (講談社プラスアルファ文庫)
販売元: 講談社

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この本によると、ソプラノやテノール歌手は、自分の声で脳を共振させるため脳障害になりやすいんだそうです。
どんな仕事でも、そういうリスクを背負ってもやりたい仕事こそが、天職なんだなーって思いました。




たった1日で身につく!簿記の基本ルール―仕訳の基本から決算書の読み方まで
販売元: PHP研究所

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だいじょうぶ!必ず流れは変わる (講談社プラスアルファ文庫)
販売元: 講談社

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今や伝説、アサヒビールを再建かつトップにまで押し上げた張本人。成功した社長の本は庶民には真似できないようなことがつらねてあり、嫌気がさす。しかし、著者は超エリートであるにもかかわらず、他人のことを思い遣るその人格がにじみ出ていて、本を読む度に元気になるのです。自分のスキルや実績だけをひたすらあげろ!というノウハウ本があふれる世の中。「他人を思いやり、自分の思いやりの意識を変えなさい。逆境こそチャンスなのです。」これを実践してきた樋口広太郎という経営者は貴重な存在であり、その体験をこの本で読むことができます。競争に心の隙間が空いてるあなた!読むべきです。


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