和書 508054 (51)
経済の考え方がわかる本 (岩波ジュニア新書)
販売元: 岩波書店
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現役の中高生300人以上から書き込まれた経済のBBSの投稿された
ものをまとめて再構成したものが本書です。
中高生の素朴な疑問を14のコンテンツに分けて各々のコンテンツを
1つの重要なキーワードによって表わして、経済担当の教師と中高生との
双方向性のやりとりによって中高生の理解を深めていくやり方です。
これを書籍化したものです。
例えば帰省ラッシュにおける道路を「希少性」という経済用語を用いて
説明していき、その場合どうすれば渋滞を緩和できるのか?
といいた問題を提示してQ&A方式を繰り返し、地続きの経済的思考を
養う方向へ導いていきます。
それから簡単なアンケートやグラフ、表を使って基本的な経済的知識を
身につくように配慮されています。
経済知識を覚えるというよりもむしろ経済知識を経済用語を覚えていきながら
経済的な思考を身につける技術となっています。
勿論、大人(社会人)が読んでみても十分役立つでしょう。
経済のしくみ100話 (岩波ジュニア新書)
販売元: 岩波書店
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岩波ジュニア文庫の本来の読者ターゲットは中学生あたりだそうです。
しかし、甘く見るなかれ。
内容は経済の初歩を概観するには十分な内容で、親御さんにも強くお勧
めできます。中学生向けに書かれているだけあって非常にかみ砕いた表
現で分かりやすい。一つ一つのテーマに関して章立てられており、細切
れ時間にちょっと読のにも向いています。
読んでいくうちに、「子供にも分かる分かりやすい表現」ということの難し
さも改めて考えさせられます。
しかも子供向けだけあって安い!
経済のしくみ100話 (岩波ジュニア新書)
販売元: 岩波書店
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タイトルに書いたように、この本は1994年に書かれたものだったので、少し時差を感じました。10年前に問題になっていたことを知ることや、今もよくニュースで聞かれる用語も多いので、とても勉強にはなりましたが、今度は最新の経済用語をこの本のようにやさしく解説してくれている本を読みたいと思っています。
ワープロを使いこなそう (岩波ジュニア新書)
販売元: 岩波書店
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価値と資本〈上〉―経済理論の若干の基本原理に関する研究 (岩波文庫)
販売元: 岩波書店
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効用概念と選好概念の違いというのは、とりわけ、その違いがどういう意味で大事なのかは、長いこと経済学を学んでいても分かりにくい。教科書を読んでもなかなかわかりづらいところなのだが、そのあたりが本書では(わかりやすいというわけではないけれど)丁寧に議論されていて、とても勉強になる。
効用、選好のみならず、均衡とか利子とか所得とか資本とかいった経済学的な概念を、哲学的につきつめて考えてみたい人は、本書のような古典から学ぶところが多いと思います。
価値と資本〈下〉―経済理論の若干の基本原理に関する研究 (岩波文庫)
販売元: 岩波書店
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文庫化されて直ぐに品切れになってしまい、嘆いていましたが、ついに2006年7月7日に復刊されることになりました。
ヒックスが著して、彼を有名にさせた本です。現在の学生が読みこなすのは非常に困難です。数学もふんだんに使われています。訳が1951年当時のままなので若干古さを感じますが、気にはなりません。彼の経済学の出発点として著した本は経済学を学ぶ物であれば必ず読まなければならない本だと思います。岩波書店もようやく重版してくれました。
経済学および課税の原理 (下巻) (岩波文庫)
販売元: 岩波書店
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経済学および課税の原理〈上巻〉 (岩波文庫)
販売元: 岩波書店
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経済学の体系化を計る過程における古典的名著の一つ。
文庫でお値打ちに読めるのはすばらしい。
経済学を勉強するには、最新の理論を3つと、古典の理論を3つ勉強すると、立体的な物の見方ができるかもしれない。
本書は、アダムスミス、マルサス、とともに、古典の3つのうちの一つに数えることができるかもしれない。
経済学における諸定義 (岩波文庫)
販売元: 岩波書店
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経済学の方法に関する研究 (岩波文庫)
販売元: 岩波書店
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この度、復刊されました。メンガーと言えば、ジェボンズ、ワルラスと共に限界革命を起こした偉大な経済学者です。そしてオーストリア学派の始祖です。彼が著した本は一般理論経済学が有名ですが、この本も有名です。方法論に関する彼の視点から書かれています。内容は素晴らしいですが、初版が1939年ですから旧漢字です。しかも読みにくいのが難点です。けど、読んでおかなければいけない作品です。原著を読まずに経済学を語る人間が多い人が多いですから、古典を読んで経済学とは何か考えてみましょう。