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和書 508054 (211)



部下がついてくる人―体験で語るリーダーシップ (日経ビジネス人文庫)
販売元: 日本経済新聞社

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体験に基づいたリーダーシップ論。強引に人を引っ張って行くのではなく、納得させて人についてこさせるにはどうすればよいかが分かりやすい。ただ、経営技術論として読んでも期待はずれで、著者の人柄から理解する必要がある。
同じ著者の「会社人間社会に生きる」と合わせ読むと良い。




プロが教える問題解決と戦略スキル (日経ビジネス人文庫)
販売元: 日本経済新聞社

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本書は、タイトルから最近良くある「問題解決手法」の本と
思われがちですが、むしろ経営戦略立案のための考え方を
わかりやすく説明してくれる本という認識が正しいと思います。

この本は「日本企業変革
の手法―すべては「タコツボ」の破壊から始まる」の復刻版です。
原著はビジネススクールで経営戦略を学ぶ時の参考図書として
コピー(違法コピーを教唆しているわけではありません。念のため)
が出回るほど評判が高く、私も古本屋で捜してようやく手に入れた
のを憶えています。

文庫本として入手しやすくなったので改めて買いなおしましたが、
どうやって戦略を立てるかよりも、何のために戦略を立てるのか
を突き詰めて考えることの重要さを再認識しました。




満員御礼!経済学なんでもお悩み相談所 (日経ビジネス人文庫 (に7-1))
販売元: 日本経済新聞社

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身近なお悩みを経済学の観点から斬っている本で、軽い読み物としても経済学と結びつけた「やさしい経済学」というもので理解を深めるのもありな本です。
通勤電車の軽い読み物としては結構いいかと思います。

ただ、書かれている回答がすべて「世の中の常識」かというとそうではなくて、あくまで「経済学的見地から」ですので、お間違いのないよう。




マンガ版「できると言われる」ビジネスマナーの基本 (日経ビジネス人文庫)
販売元: 日本経済新聞社

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著者は大前研一氏曰く「伝説のホテルマン」と言われたもてなし・マナーの達人です。10年ほど前に当時の先輩に勧められて「感動を創る」という著作を読み、全ての仕事に通じる人と人との触れ合いから生まれる感動、という着眼点に共鳴をしました。以来時折著作を読んでいましたが、本作はマンガ版という事で若い世代のビジネスマンにも気軽に受け入れやすく出来ています。本作を読んで参考になった方には他の著作を読むことをお勧めいたします。なお、著者はつい先日他界されたとの事。講演を拝聴した事も有りますが、それ程ご高齢ではなかったと思います。残念な事です。合掌。




求む、仕事人!さよなら、組織人 (日経ビジネス人文庫)
販売元: 日本経済新聞社

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「本当の意味での自律的に私語をとする仕事人は、たとえ組織が逆境に陥っても目標を見失うことはない。そして、自分の名誉にかけても責任ある行動をとり続ける」

本当にその通りだと思いますが、そのような仕事人になるためには、若いある時期に“無駄な努力”をたくさんする必要があると考えるのは私だけでしょうか。

高橋伸夫、金井壽宏、そして太田肇という三巨頭のうち最も現実に即した人は?

ぜひ一読をお勧めします。




モルガン家(上) 金融帝国の盛衰 (日経ビジネス人文庫)
販売元: 日本経済新聞社

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モルガン系企業を非難するつもりは毛頭ないけれども、
この著者の本書に対する執筆の姿勢に一言言いたい。

あっち行ったりこっち行ったりの迂回に次ぐ迂回で、
本筋の流れが全く見えてこないのは非常に残念で、
行き当たりばったりに資料を参照しては継ぎ足しているような印象を受ける。

歴史を扱ったものにしては、テーマが絞り切れておらず、
人物を扱ったものにしては、散漫な印象が避けられず、

色々なものを一斉に混ぜてしまったことが、
主旨と記述がどうもうまくかみ合っていないように感じる原因ではないか?

個人的には、法制度の規制をテーマに一つの筋を、
人物の略歴をテーマに一つの筋を、
戦争などの大きな事件をテーマに一つの筋を、

といった感じで、コンパクトにまとめてくれたなら、
読みやすさの点では、いいのではないかと思う。

一応上下巻二冊とも読み終えてからの感想です。




モルガン家(下) 金融帝国の盛衰 (日経ビジネス人文庫)
販売元: 日本経済新聞社

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下巻は、グラス・スティーガル法から、現代まで。
1933−1989という期間。




問題解決の思考技術―できる管理職の条件 (日経ビジネス人文庫)
販売元: 日本経済新聞社

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世に問題解決の本は数多(ほんとに数多)あれど、本書が紹介するEM法は、かなり使えます.もともの米RAND CORP.で開発されたものらしいのですが、すべての問題は4つの領域で考えることができる、4つとは、状況分析、原因分析、意思決定分析、リスク分析、である. たまたま著者も関係しているこの手法のトレーニングを受け、非常に得るものが大きかったです. コンサルティング・ファームから出ている大本より、お奨めです. 今後は、元々の開発者であるケプナー&トリゴーの思考自体を深めて行きたいと考えています.




良い経済学 悪い経済学 (日経ビジネス人文庫)
販売元: 日本経済新聞社

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 「貿易を通じて国と国とは競争している」等一般に流布しているダメな俗説を、当代一流の国際経済学者が真っ当な経済学の知識をもって論破してゆきます。と言っても専門家にしか理解できない数式などは一切出てこないのがミソ。ダメな論者のデータ処理の拙さを指摘したり、至極簡単な比率計算による影響分析で米国内の実質賃金の減少に貿易がほとんど寄与してないことを実証したり、学部生が1時間目に習うような恒等式でもって貿易収支黒字と資本流入が共存することはあり得ないことを述べたり。今年好評だった「ダメな議論」(飯田泰之著・ちくま新書)で述べられた「ダメな議論」の見分け方を彷彿させるような論の運び方は見事です。
 
 本書の内容は'90年代前半を対象としており少し古いですが、最近の中国の経済成長に刺激された脊髄反射的な「中国脅威論」を退けるには、本書のロジックは残念なことにまだまだ必要なのです。




ランチタイムの経済学―日常生活の謎をやさしく解き明かす (日経ビジネス人文庫)
販売元: 日本経済新聞社

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 オーストリアの経済学者であるフレドリク・バスティアによると、「悪い経済学者といい経済学者を分かつものは、前者が行為や制度の結果のうちすぐに発生するもの、つまり「見えるもの」しか考慮しないのに対して、後者がその後発生するもの、つまり「見えないもの」も考慮するという点にある。」 こんな例え話が載っている。AがBの家の窓ガラスを割り、もちろんBはAに激怒する。しかしAはこう切り返す「私が窓ガラスを割ったからガラス屋は仕事ができた。もしだれも窓ガラスを割らなければガラス屋はどうなる?」と。ここでは「ガラスが割れた事実」を見えるものとして扱う一方で、見えないものすなわち「ガラスが割れなかったときの効用」、具体的にはガラス修繕費として出費しなければ他の用途に使えたであろう効用を無視しているのである。バスティアの分類に従うなら、スティーヴンランズバーグは「悪い経済学者」であろう。
 まずすべてをアダムスミス的な市場観で語ってしまおうとするやり方が気に食わない。第8章「なぜ価格は善か」では、大気汚染をめぐる企業と住民の対立をとりあげ「工場を移転させるためにいくら支払いますか、あるいはいくらもらえば工場があってもかまいませんか」 と、大気汚染をめぐる対立が非効率な原因は「市場の不在」にあるとし、金銭的な問題に還元する事によって議論を解決しようとする。こういったやり方は実際の政策の現場や法整備を進めるときには非常に効率的なやり方である。しかし万物の価値尺度を網羅的に分析し、すべての効用を数値化しようとするこのような試みは、200年以上まえにベンサムによって行われそして失敗に終わった事を忘れてはなるまい。市場でない領域を理解するのに市場原理を用いるやり方には限界がある。ここでもやはり「見えるもの」を意識しすぎるあまり、「見えないもの」(具体的には人間の人格など)への配慮を欠いている。
 非効率を「市場の不在」の責任とし、仮想的に市場原理を埋め込むという手法がどういった構造を生み出すか。それは市場が存在しない、もしくは必要としない空間にまで無理やり市場化を押し付ける権力と化すのである。いわゆる南北問題はそういった文脈で理解できる。あるいはサイードのオリエンタリズムのようなものをイメージし、効率性・合理性といった近代西洋の所産を、他の地域に押し付ける構図だと認識する事もできる。しばしば「支配」と「権力」は区別されるが、後者はその「権力」が「見えない」事が特徴であるを思えば納得がいく。
 学問というのはそれぞれ得意とする環境がある、専門分野に没頭するとこの事実をしばしば忘れがちになる。しかし経済学や今はやりの心理学、社会学などは社会を考察する際にその切れ味がよすぎるため疑問を抱く暇さえ与えない。学問というのは自身の射程距離を絶えず認識することが肝要なように思える。異常なまでの科学信仰の中、プラグマティックな人気を誇る経済学が一見正当かのような論理だてを行うとすぐに正当性を持ちえてしまうのだ。絶えず「本質」を見つめる努力を怠ってはならない


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