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和書 508054 (247)



「知」のネットワーク―時代を変える7つのキーワード (PHP文庫)
販売元: PHP研究所

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大前研一氏の1998年の著書である。
最近、「人の繋がり」に関する本を探しているのだが、「人=知」「繋がり=ネットワーク」という、そのものズバリの本なので手に取った。

そんなに売れている様子はないので、つまらない本かと思ったが、どうしてどうして、結構良い言葉がちりばめられていた。

各界の方との議論・対談をベースに、著者が思うところを書き加えてまとめたもののようである。
例によって、気に入った文を引用してみよう(^^;

■柳生博さんとの対談をベースに
『まさに、経済軸が時間軸を寸断してきたために、それが人間の知恵の継続性をも奪ってきたのである。』

『時間軸を考えると言うことは、知恵の継続性をどう維持するかと言うことでもあるのだ。』
組織のなかでも、継続・発展させるのは大変である。
「守・破・離」を早く実践して欲しい。

■鈴木敏恵さん、村井純さんとの対談をベースに
『子供たちは”現代に生きている”ことに敏感であり、社会がどういう方向にいくかを良く知っている。』

『では、大人は何をしてやればいいのかというと、たくさんの選択肢を子供たちに与えられるような自由な環境を作ってやればよい。』
実践させるためには、「場」も必要と言うことか。

■田原総一朗さんとの対談をベースに
『近江商人の家では、「運」「鈍」「根」と言うことばが成功の秘訣として言い伝えられていた。』

『どういうことかと言うと、失敗というのは世の中にない。...そのチャレンジを諦めたとき、初めて失敗と言う。』
『これが「絶対失敗しない方法」。』
#私の友人にも、勝つまで麻雀をやめない奴がいた。
#その体力には恐るべきものがあった(^^;

■残間里江子さんとの対談をベースに

『ネットワーク型組織の特徴は、ピラミッド型ではなく、あくまでフラット(平ら)なところにある。』
『残間さんと話して、感心したことがいくつかある。その一つは、彼女の仕事に対する姿勢である。残間さんは、仕事をしてきたことで蓄積されたノウハウは全て公開するのだと言う。』

『「ノウハウを自分のなかだけに溜めていたら、それで終わりになる。...なるべく早く手放して...自分の蓄積を空っぽに...しかたなく新しい情報やノウハウを入れなくてはなりませんから、一生懸命努力する。それが力となり、競争力になるんです。」』
うーむ、これよ。

■エピローグから

『十分な検討がなされていないようなものについては、親切なアドバイスをしてくれる人が必要になってくる。つまり”「知」のネットワーク”が必要になってくるのである。』

『人の話を聞き、単に内容を理解するだけでなく、それは自分にとってどういう意味合いを持つことなのか、今の世の中を見るためにはどんなふうにそれを解釈したらいいのか、といったことについて「考える癖」をつけることが必要だ。』
これ、私も心がけるんだけど、聞きながら考えるので、非常に疲れるんですよね。

たまに心の糸が切れて、「なに言ってたんだっけ?」状態になることが(^^;

他にも感じる言葉が並んでいます。




「組織はみ出し人間」が会社を変える―知恵とヤル気で会社を伸ばす企業内起業家のすすめ (ラクダブックス)
販売元: 日本文芸社

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「経営分析」のすべてがわかる本―会社の「実力」はこうして見抜け! (PHPビジネスライブラリー―ビジネスマン基本常識シリーズ)
販売元: PHP研究所

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「経済学」の基本がわかる本―これで経済のしくみが見えてくる (PHP文庫)
販売元: PHP研究所

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「聞く技術」が人を動かす―ビジネス・人間関係を制す最終兵器 (カッパ・ブックス)
販売元: 光文社

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状況を説明し、それに対してどの様に対処すべきかを書いてくれています。

この本を1回読んでもたいした効果は無いと思います。

しかし、繰り返し読み、実践することで、
かなりの効果が期待できるでしょう。

読む人によっては、
「こんな、本の通りにいくわけない!」
と思う人もいるかも知れませんが、
この本を基礎にして、自分で応用していけば応できると思います。

本書と一緒に、「聞く技術」の理論的な本を活用すると更に効果的でしょう。

理論的な部分の説明が弱いので、評価は星4つとさせていただきました。




「聞く技術」が人を動かす―ビジネス・人間関係を制す最終兵器 (知恵の森文庫)
販売元: 光文社

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心理学者が書く受け取り方を変えることによるコミュニケーションの本

セミナーなどをよく行う著者は,聞く姿勢がコミュニケーションに大切と
説いている.この本では,数多くの例と共にどのように,「聞く」ことによって
コミュニケーションを潤滑にしようとしています.
 例は基本編と実践編の各3章づつ,計6章でなりたっています.
また,章の終わりにはその章のポイントをまとめて理解しやすくなっています.

少し残念なのは,各章の構成が散漫で特に6章の組み立てである必要がありません.
多くの例を元にコミュニケーションを円滑にする方法が載っていると考えたほうが良いと思います.




「肩書き」―会社攻略マニュアル (徳間文庫)
販売元: 徳間書店

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「能力主義」で成功する50のポイント―「出る杭」として生きる心得 (PHP文庫)
販売元: PHP研究所

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「能力主義」の心理学 (講談社現代新書)
販売元: 講談社

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「自分の土俵」を持ちなさい
販売元: 東洋経済新報社

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