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和書 508060 (53)



新約聖書の英語―現代英語を読む手引き (講談社学術文庫)
販売元: 講談社

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本書は、同著者による『旧約聖書の英語』(講談社学術文庫)同様、現代英語における聖書由来の表現・句を解説したもの。
その語句が由来する聖書のエピソードや、その語句によって想起されるイメージ、ニュアンスまで丁寧に解説されている。
聖書の物語だけでなく、新約聖書では登場人物やキリスト教の根本的な教えから発展した表現が多い。
日本語に入っているものもあり、「豚に真珠」「目からウロコ」なども聖書由来のものである。
聖書本文の引用に加え、現代英語で実際に使用されている例も多く引かれており、新聞・雑誌記事や推理小説の中で、
聖書に由来した表現がどのように使われ、どのような印象を与えていかなる効果を生んでいるかがよくわかる。
こうした表現は、英和辞典には載っていても、由来までは書いていないことも多い。そのため、辞書で引いただけでは、
意味はとれてもそのイメージまではつかみきれない。そういった意味で、本書は英語表現に伴う印象まで捉えられる有用な書である。
引用文は政治を報じたものから小説まで多岐にわたり、突然抜き出されているわけなので文脈が掴みきれず混乱することがある。
どういう状況の文章を引用するのかを、引用文の前に解説すればよりわかりやすい構成になったのではないかと思われる。




常用語辞典 (講談社学術文庫 (478))
販売元: 講談社

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聖書の読み方 (講談社学術文庫)
販売元: 講談社

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 以前、講談社現代新書から出ていたこの書を古本屋で手にとって
思わず目から鱗が落ちた思いがしたことがある。
 師が提唱する聖書の読み方の一つ、それは「新幹線から各駅停車
へ」。すなわち、聖書は一度読んだだけでは、なかなか理解できな
いし感動もできない。しかし裏を返すと、聖書は実際のところ感動を
与えるということが前提になっている。そのために新幹線のように
ノン・ステップでひたすら読み進めるという読み方から始め、それか
ら段々とひっかかる箇所、感動できるところが増えていく、すなわち
「各駅停車」的な読み方に至るというもの。
 師は、マタイ福音書の冒頭にあるアダムからイエスに至る系図を
例に挙げて、こう述べておられる。「おそらくすべての読者がノン
・ストップで読み飛ばしたであろうこの記事は、実はすべての読者を
停車させる力をもつものなのである。」この聖書への深い愛と確信に
満ちた語り口に魅せられ、読者は我知らず先へ先へとこの本を読み進
めることになる。
 現代新書版が長いこと品切れ状態であったことに、だいぶやきもき
させられたが、この度こうして学術文庫から出ることになった。個人的
には活字が大きいことがひっかかるが、とにかくこの書が再び世に出る
ことになったのは、非常に喜ばしい。願わくは、また品切れ絶版の憂き
目を見ることなく、良心的な読書人に守られこの本が末永く書店の店頭
に並び続けんことを。




世界宗教事典 (講談社学術文庫)
販売元: 講談社

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日本宗教事典 (講談社学術文庫)
販売元: 講談社

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宗教は洋の東西を問わず難解である。特に近年は宗教に関した事件や出来事が日本国内においても起こっている。本書は、日本古来の原始的な宗教から中世近世、そして、現代に至る宗教を網羅している。むろんアイヌなどの少数の信者をもつ影響力の少ない宗教は割愛されてはいるが、末尾には索引事項が附され、コンパクトながら実に要領よくまとめられている。初心者にとっても、あるいは歴史を学ぶなかで日本の宗教を知る手がかりになる格好の書である。




日本の名著名言事典 (講談社学術文庫)
販売元: 講談社

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日本歴史人名辞典 (講談社学術文庫)
販売元: 講談社

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サラリーマン社会小事典 講談社現代新書
販売元: 講談社

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性の用語集 (講談社現代新書)
販売元: 講談社

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性に関してはさまざまな言説が日々流されている。
しかし、時にそれは本来の用例や当事者にとって不適切である場合もある。
中には全く誤解しているものもある。

本書はこうした言葉から、既に死後になったと思われる言葉まで
様々な言葉を集めて複数の記者により記述された記事により構成される「用語集」である。
扱われる言葉によって淡々と起源と変遷のみ述べられている場合
さらに深い突っ込みやテーマを提示している場合など様々で
記述に深浅・濃淡が多少あることは否めない。

しかし自身がトランスセクシャルと思われる記者による実感のこもった解説や
おそらく一般的に全く性的な意味を持っていない言葉が時代と場所で重要な意味を持つこと
歴史的背景をもつ言葉を知らないことにより
とんでもない名前の幼児用商品が作られてしまっている実態など
興味深い考察が多々あるのは間違いない。

特にカタカナ語への言い換えによる、本来持つ意味のすり替えを行う「我々」の習慣や
歴史認識にまつわる問題など、
単純に「性的言語」の意味を論じる以上の問題提起がされている記事がある点には
単なる用語集に感じる以上の面白みを感じた。

巷にあふれる「性的用語」について
まじめに/深く(例えば用例の変遷や作られ、忘れられた経緯など)考えてみるきっかけを
本書は与えてくれると言えるだろう




日本語をみがく小辞典〈形容詞・副詞篇〉 (講談社現代新書)
販売元: 講談社

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