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和書 508062 (263)



父の贈りもの (角川文庫)
販売元: 角川書店

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私は佐田啓二のことをよく知らない。映画もほとんど見たことがない。
図書館で、ふとこのタイトルと作者名を見て手に取ったのは、池部良のエッセイに佐田啓二と奥さんのことが書かれていたから、だと思う。
ひょっとして、池部良のエピソードもあるかなと思ったら、解説が彼だったので借りることにした。
佐田啓二――今はもう、中井貴一のお父さんというのが、一番分かりやすいだろう。
かつて一世を風靡した二枚目俳優であり、木下恵介や小津作品の常連でもある。そして、東京オリンピックの年に三十七歳の年で事故死した。その時、中井貴一は僅か二歳、姉の貴恵さんは六歳だったという。
貴恵さんと同級生の子を持つ故田村高広の話によれば、夏休み明けの父兄参観を非常に楽しみにしていたという。
また、貴恵さんが生まれたときには、小津監督に「美女誕生」と電報を打ったそうだ。
子煩悩で、仕事が休みになるとよく子供たちと遊んだらしい。この本には、何枚かそういった写真が出ている。
中井貴恵が、僅かな記憶と他人から聞いた話を書いたこの本を読んでいると、本当に惜しい、と悔しく思う。「いい人」と表現されることが多いが、むしろ「いい奴」だったのではないか、と思う。
小津監督のエピソードもある。彼は中井貴恵を大変可愛がったそうで、彼女の母親が彼女を叱ると、「お前は鬼のような奴だ。何でこんな可愛い子を叱るんだ!」と泣き腫らした目で怒ったそうだ。また、中井貴恵は小津監督に何度も「いないいないばあ」をさせた、とそういう話がいくつもある。
普通であれば、聞くことのないエピソードの数々。ほのぼのとして、笑ってしまう。中井貴一の天然ボケは、間違いなくDNAのなせる業だろう。(いい意味で)
佐田啓二がもう少し長生きしていたらと思う一方、そうであったなら、中井貴一という役者は存在しなかったかもしれない、と思う。
小津監督が呼んだ、と思うほかないだろう。全て運命なのだと。
収録された写真を見ると、佐田啓二と中井貴一がそっくりなのに何度か驚く。
これも血なのだろう。
中井貴一の書いた、こういうエッセイも読めるなら読みたいものだ。




知的新人類のための現代用語集〈2〉 (角川文庫)
販売元: 角川書店

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冷たい雨 (角川文庫)
販売元: 角川書店

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後の名作につながる表現がちりばめられた、作品です。どちらにしろ、北川ファンならもっていたい本ですが、とりあえず、ほかの作品を持っている人には必要ないかも・・・。




テレビってやつは (角川文庫)
販売元: 角川書店

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 テレビに出ている人たちのことで、自分とは関係ないせいか、単純に楽しめました。
 ただ、やはり古い。取り上げられる人たちのことも、今同じような内容の本を書くとしたら、だいぶ顔ぶれが違うでしょう。
 芸能人の身長とその印象など、タレントのプロフィールで「え~、○○(男性タレント)って170ないよ絶対~!」とか言いながら見ることがあるので、よくわかる。




トゥルーナイト (角川文庫)
販売元: 角川書店

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時の魔法使い (角川文庫 (5957))
販売元: 角川書店

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「天国にいちばん近い島」撮影風景やロケ地での
のびのびしたカラー写真が多数収録されています。

「少女」という微妙な一時期を奇跡のように
封じ込めた貴重な文庫。

ありえないくらい「少女」の原型をとどめている
今みると悲しくなるほど素敵な原田知世さんです。




刻(とき)は過ぎて (角川文庫)
販売元: 角川書店

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トパーズの誘惑 (角川文庫)
販売元: 角川書店

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トラッシュバスケット・シアター (角川文庫)
販売元: 角川書店

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 おもしろかった!一気に読んでしまいました。岩井俊二の少しマニアックな映画エッセイですが読みやすいし、岩井俊二を少しでももっとよく知りたい!という人にはおすすめできると思います。決して明るい映画を撮る人ではありませんがエッセイでは思いっきりおもしろい岩井俊二が発見できると思いますよ〜。




トロイの月 (角川文庫)
販売元: 角川書店

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ロマンチックな詩と、美しい裸体の女性たちが
奏でるハーモニーが、この一冊にこめられています。
詩が、あまりに甘く、ロマンチックで
原マスミが語る「君」になりたいという願望が
自分の中に生まれました。
すばらしい作品です。
彼の詩を歌でも聴きたいです。ライブにもまた行きたいし、
CDも集めてみたいと思いました。


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