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和書 508062 (382)



僕の昭和歌謡曲史 (講談社文庫)
販売元: 講談社

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テレビ出演でお馴染みのコラムニスト泉麻人が、昭和の歌謡曲についてその持てる知識を総動員して、当時の思い出や昭和の世相史とつなぎ合わせたのが本書の構成の骨格を作っています。

筆者の泉麻人は、当方よりほんの少し若い人ですが、同時代を生きてきた共有感を本書のいたる所で感じました。この世代感と言うのは微妙で、少し外れると妙に違和感を覚えるわけですが、その点では幸運にもまるで自分のことのように読み進めることが出来ました。

まず、最初に坂本九さんの名曲「上を向いて歩こう」を取り上げています。日本人初の全米ヒットチャート1位の金字塔を打ちたてたこの曲は、今も多くの人に愛されているわけで、冒頭の1曲に相応しいものですね。
著者は「オリンピックの前までの、どことなく寂しい、画質の悪い白黒テレビっぽい東京の景色と、この物哀しいメロディーとは重なり合っている。」と端的に表現しています。

知識だけでなく、この曲の持っている背景までを文章で再現して見せるわけで、とても興味深い取り上げ方だと感じました。他の曲に対しても同様で、大変懐かしく読み進めました。

時代にして昭和36年から平成元年の「川の流れのように」まで全48曲、見事な描き方でとても参考になりましたね。




ミステリアスな結婚 (講談社文庫)
販売元: 講談社

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ミステリー映画館 (講談社文庫)
販売元: 講談社

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夢幻都市 (講談社文庫)
販売元: 講談社

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北海道に完成した、巨大リゾート・ラウル。
そのお披露目に招かれた各界の著名人たち。
先輩作家の代理としてその著名人に加わることになった若手作家の相馬邦夫とその娘葉月は、リゾートを楽しみながらも、あまりに人工的なそれに違和感を覚えずにはいられない。
そんな中、集まった人々が不思議な「狼」によって殺され始めた。

ええ、なにそれ…と思ってしまうような結末だった気がします。
「狼」の正体に、それでいいの? とかなり拍子抜けしてしまいました。

ただキャラクターの個性と東堂コンツェルンの設定はおもしろかったです。
特に東堂コンツェルンについては、もう少し読ませてほしかった。
伸彦さんがもう少し出張るかな、と思っていたのですが、あっさりと終わってしまって残念でした。

作りこみの割にはストーリーが浅く、結局なにを中心にしたかったのかわからない感じでした。
退屈しのぎにはなる、といったところでしょうか。




村上龍全エッセイ 1976‐1981 (講談社文庫)
販売元: 講談社

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 私事だが、どうも元気のないときには村上龍を読むことにしている。彼の文章は常に自分を肯定している人が書くことのできるものであり、それを読むと「あ、俺は何も悪くないんだ」と思えてくるから不思議だ。

 そしてこのエッセイではデビューして間もないころの彼の文章を読むことが出来る。「コインロッカー ベイビーズ」という長編を書くにあたり彼は「マラソンランナータイプではない自分は、100メートル走をつなげて42キロを走るように書いた」という。そんな彼の、圧倒的なまでの己に対する自信に、たまにアテられるのもわるくないじゃないか、と思うのだがどうか?




村上龍全エッセイ 1987‐1991 (講談社文庫)
販売元: 講談社

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 生活感のあるところや、現実を感じながら読んでしまうと、つまらない。無心で読めば、興味深い、と感じるだろう。読めば読むほど、噛めば噛みしめるほど、この物語は口に合わなくる。でも、その拒否反応が心地よい。もう自分自身なんてすべて捨ててしえば、この物語の心地よいリズムが聞こえてくる。




役者の青春 (講談社文庫)
販売元: 講談社

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山口洋子の愛情対談―ふれ愛 話し愛 (講談社文庫)
販売元: 講談社

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夕立太平記 (講談社文庫)
販売元: 講談社

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山奥で育った勘五郎が、突然父を殺されその敵討ちの旅に出る。そこで魅力あふれる人々と出会う。松江藩主松平冶郷との立場を超えた友情、お袖との関係は?そして父の仇を倒す事ができるのか。重くなりがちな題材だが、読後は何故か爽やか。それはきっと勘五郎の純粋さと一途さ、脇役達の魅力が見事に描かれているからだろう。ハラハラしたり、感動したり、笑ったりとこれ一冊にいろんな要素が詰まっていて、最後まで一気に読んでしまいました。ぜひ多くの人に読んでもらいたい作品です。




横浜・修善寺0の交差―「修禅寺物語」殺人事件 (講談社文庫)
販売元: 講談社

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