戻る

前ページ   次ページ

和書 508066 (41)



録外録 (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






倭国の時代 (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

著者は冒頭で古代日本について記された『三国志』や『日本書紀』等の文献を理解するためには、マレーシアの古典文学である『マレー年代記』を参照すべしという。これはマラッカ王国の建国神話だが、ここに描かれている建国時代の経緯が、執筆時点からみて約100年前に過ぎないのに、中国やポルトガルのより客観的と思われる記録と大きく食い違っていることを指摘し、国史の編纂というものはいかに文学的に優れていても、本当の史実を伝えているという保障は何もないのだと強調する。著者は漢文史料をを基礎にして謎の多い日本古代史に教科書には書かれていない大胆な解釈を加えていく。もっとも、かなり断定的な文体で書かれているので、史料的裏づけがあるのか不明に思う点もあるが、古代日本が中国からの大きな影響を受けつつ形成されていった過程を、中国商人との交易が契機になって、東南アジア島嶼部の政治的統合が進んでいった状況を記した『諸蕃志』や、中国系住民が過半を占める現代マレーシアにおける国民国家の形成過程とも比較しながら論じていく。とかく神話的・空想的になりがちな一般日本人の古代日本観を改める意味で大変有効な本だろう。




倭人伝を徹底して読む (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






私のヨーロッパ美術紀行 (朝日文芸文庫)
販売元: 朝日新聞

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

 1985年に出た単行本の文庫化。
 2005年になって読んだ中で最悪の本であった。
 著者は太宰治の娘で、NHKの『日曜美術館』のアシスタントを勤めていたことでも知られる人物。本書は1983年に一ヶ月あまりをかけてヨーロッパ各地の美術館を巡り歩いた記録。
 しかし、内容は全編、母親の思い出話になっている。実はこの旅は、半年前に母親を亡くしたショックを振り払うために企画されたものだったのである。著者の母は太宰の正妻ではなかった。別に妻子がおり、著者は不倫から生まれた子どもということになる。そんなこともあって、母娘はかなり辛い人生を歩んだようである。その苦しい体験が前面に出ているのが本書であった。
 フランス、ノルウェー、イギリス、オランダと訪ね歩き、レンブラント、ムンク、セザンヌなどを鑑賞する。しかし、絵を前にしたときに著者が思い出すのは常に母のことなのである。母はこの絵が好きだったとか、この絵の女性は母に似ているとか、そういうことばかりである。しかも、べたべたとした愛情と依存関係が見えてしまい、耐え難いほどであった。
 著者の人柄も決して良いとは思えない。
 絵についての情報や感想はほとんど語られていない。
 私小説的。




私たちは戦争が好きだった―被爆地・長崎から考える核廃絶への道 (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






古代は輝いていた〈2〉日本列島の大王たち (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






古代は輝いていた〈1〉『風土記』にいた卑弥呼 (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

著者古田武彦は親鸞など日本中世史の研究者としては定評のあった人である。やがて邪馬台国の論争に興味を引かれたのであろう、所謂「魏志倭人伝」の解読を試み、その校訂に際してすくなくとも魏志においては邪馬台国の表記はなく、邪馬壹と表記されることに注目する。そこから発して従来の日本古代史の定説の多くが根拠薄弱であることを次々と指摘してきた。古田による代案の多くには異論もあり、決着はしていないが、多くの定説の根拠が覆されたされたことには疑問の余地がない。科学雑誌「Newton」の創刊編集長・竹内均博士も同誌上で絶賛した古田の業績を概観するには本書と後続するシリーズの2巻が最も好適であろう。




法隆寺の中の九州王朝 (朝日文庫―古代は輝いていた)
販売元: 朝日新聞社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






カイシャ大国―戦後50年〈3〉 (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






足の向く儘―鳶魚江戸文庫〈28〉 (中公文庫)
販売元: 中央公論社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)




前ページ   次ページ

戻る

仮想世界 - シューティング/レース/電車ゲーム フライトシミュレータ