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和書 508066 (55)



イコノソフィア―聖画十講 (河出文庫)
販売元: 河出書房新社

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かの宗教教団を煽り、攻撃的方向に導いていってしまった
著者の当時の考え方が、オブラートに包まれずに、生々しく
展開されています。

今だからこそ、著者の思想に対し、疑問をぶつけてゆくこと
が可能で、その際に、この作品に綴られている内容は非常に
重要になってくると思います。

中沢氏の文筆力、独自性、頭の回転の速さ、野生的感覚、
つまり、本能的狂暴さが、ありのまま表現されていますので、
星5つを付けました。

改めて感じることですが、中沢氏は稀れに存在する
センスと才覚を備えた「黒呪術師」なのではないでしょうか。

同レベル以上の「白呪術師」(解毒者)が出て来れば、問題
ないと思いますが.. 
 
そういう人が今後もし、多摩美大や読者の中から産まれて来
れば、中沢氏の思想が成熟し、彼の活動がようやくこの社会
に受け入れられたのだ..と考えてよいのではないでしょうか。

 







イコノロジー研究〈上〉 (ちくま学芸文庫)
販売元: 筑摩書房

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最近では絵画を見るのにも感覚だけでなく、理解することでより絵の見
方が深まるという考え方が一般的になりました。こうしたことからか
”絵画の見かた”という本が多く出されています。イタリア美術関係の
知識を得たいと色々物色して読んでいると必ず、パノフスキーのイコノ
ロジー研究が参考資料としてあげられています。日本の学者の本で見た
解釈の大本はパノフスキーだったのか、と感じさせるところが多々あり
ました。
パノフスキーは難解なイコノロジーを多少一般向けにこの本を出したよ
うです。序論で氏のイコノロジーの理論を理解しやすく解説してくれて
います。
本論では、”盲目のクビド”や”時の翁”の多くの事例からイコノロジ
ーとしての見方を示してくれています。また、ルネッサンスにおける新
プラトン主義の意味をミケランジェロとの関係で解析するなど、イタリ
ア美術の鑑賞、理解にはイコノロジーという学問によるところが大であ
ると認識させるに十分な充実した内容です。
ルネッサンスからバロックにかけてのイタリア絵画では、何事にも寓意
がこめられているといわれますが、それを読み解くにはこうした学問的
成果が大きな意味を持っていると思います。
モノクロですが図版も多く挿入され論点の理解を助けてくれます。
ただ、素人には、背景となる知識がないので、なかなか本当の理解には
高い壁です。





イコノロジー研究〈下〉 (ちくま学芸文庫)
販売元: 筑摩書房

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最近では絵画を見るのにも感覚だけでなく、理解することでより絵の見
方が深まるという考え方が一般的になりました。こうしたことからか
”絵画の見かた”という本が多く出されています。イタリア美術関係の
知識を得たいと色々物色して読んでいると必ず、パノフスキーのイコノ
ロジー研究が参考資料としてあげられています。日本の学者の本で見た
解釈の大本はパノフスキーだったのか、と感じさせるところが多々あり
ました。
パノフスキーは難解なイコノロジーを多少一般向けにこの本を出したよ
うです。序論で氏のイコノロジーの理論を理解しやすく解説してくれて
います。
本論では、”盲目のクビド”や”時の翁”の多くの事例からイコノロジ
ーとしての見方を示してくれています。また、ルネッサンスにおける新
プラトン主義の意味をミケランジェロとの関係で解析するなど、イタリ
ア美術の鑑賞、理解にはイコノロジーという学問によるところが大であ
ると認識させるに十分な充実した内容です。
ルネッサンスからバロックにかけてのイタリア絵画では、何事にも寓意
がこめられているといわれますが、それを読み解くにはこうした学問的
成果が大きな意味を持っていると思います。
モノクロですが図版も多く挿入され論点の理解を助けてくれます。
ただ、素人には、背景となる知識がないので、なかなか本当の理解には
高い壁です。





伊号艦長潜航記―衝撃のサブマリン・リポート (光人社NF文庫)
販売元: 光人社

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2部構成で潜水艦戦についてを語ってくれます。

第1部は日本海軍の愚行を批判。特に黒島参謀が酷いな...
噂には聞いた事がある人ですが、そんなにも酷いのか?
 
第2部は世界の状況を念頭に於ての回顧。




異才の改革者 渡辺崋山 自らの信念をいかに貫くか (PHP文庫)
販売元: PHP研究所

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井坂挺身隊、投降せず―終戦を知りつつ戦った日本軍将兵の記録 (光人社NF文庫)
販売元: 光人社

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石原莞爾 その虚飾 (講談社文庫)
販売元: 講談社

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本書を批判のための批判とするのは間違いだ。筆者と石原は同郷で、おそらく共感するところも多かったはずだ。そういう人物による真剣な石原評と見るべきだ。石原好きは「あばたもえくぼ」だが、本書の「解説」を読むだけでも意味がある。石原をそれだけ持ち上げてしまうと日本陸軍の知性とはどれほど低かったのかということになる。
おそらく石原自身が感づいていたにちがいない、満州事変を起こし錦州爆撃をやっておきながら五族協和を真剣に考えていた人物。ずっと後の世代の人間が石原を崇拝する姿を本人は苦々しく思い、おそらく皮肉の一つも言うだろう。おそらく本書の石原評は、石原が生きていたら自分で言ったかもしれない内容なのだ。
福田和也の「地ひらく」を読んで納得いかないと思った人はこの書を読むべし。飽くまで両書を読むのがよい。「地ひらく」は歴史の偽造、歴史という公共物に対する暴走族の落書きのようなもの。石原は赤面しているに違いない。是非この本で解毒するべし。確かに石原は日本人の間では独創的な人間だったが、その思想は第一次大戦直後のヨーロッパの終末論の影響があり、「満蒙生命線」という言葉は石原でなく松岡の言葉であり時代の流行であったということを忘れてはならない。石原が戦った張学良の軍隊は張子の虎であった。戦前の日本のリベラルは高い水準にあった。しかし誰もそれを思い出せないだけ。
石原がどれだけ海外で評価されているかを考えるのも重要だ。答えは全く評価されていない。軍事理論家としても戦略家としても評論家としても。日本の読者は、もっと現実を受け入れる勇気を持たなければならない。




異神〈下〉中世日本の秘教的世界 (ちくま学芸文庫)
販売元: 筑摩書房

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 想像以上に難しい本だった。が、面白いのだから文句は言えない。

 本書が取り上げる神様はマイナーで、かろうじて名前は知っているというものばかり(上巻:新羅明神、摩多羅神/下巻:宇賀弁才天、牛頭天王)。これらの多くは由来が定かではなく、本来、神道の神なのか、道教なのか、密教なのかも良くわからない。こうした神様を4つも取り上げて詳細に論じるのだから驚きです。いずれも中世日本の宗教を考える上で興味深い存在であり、その本質を無数の文献や、密教の修法、習合過程に探っていくのは大変に関心をそそられます。

 善と悪を転換させ、悪神すら信仰の対象としてしまう日本独自の宗教観に迫る力作です。図版多数。




維新暗殺秘録 (河出文庫)
販売元: 河出書房新社

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新撰組の士道、それは「正々堂々戦う」のではなく「幕府に刃向かう『悪』を切る」ことだった。彼らの本当の『壬生の狼』としての姿を垣間見える。




維新革命前夜物語 (上) (やまと文庫 (8))
販売元: 心交会

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