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和書 508066 (60)



一冊で読む前田利家―乱世を生き抜いたナンバー2のサバイバル術 (成美文庫)
販売元: 成美堂出版

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一冊でわかる古代史 (成美文庫)
販売元: 成美堂出版

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一死、大罪を謝す―陸軍大臣阿南惟幾 (新潮文庫)
販売元: 新潮社

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賛否両論人の評価はいろいろに分かれるが、この時期に多くの武人がなくなった気がする。
彼もその一人である。
靖国神社に今なお、彼の残した血染めの一筆が展示されている。
「陸軍は承服しかねる」この一言は、彼が割腹をも覚悟の上の一言である。
それぐらいの重さを持った「一言」を、私たちはどの覚悟で言えるだろう?

人生の指針として、自己の修養にやくだてたい一冊である。




一死、大罪を謝す―陸軍大臣阿南惟幾 (PHP文庫)
販売元: PHP研究所

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 阿南陸軍大臣は、それ以前は、決して、陸軍において、目立つ存在でもなければ、失礼ながら「将来を嘱望された」人でもなかった。
 この彼が、どうやって大東亜戦争を終結させるかという鈴木貫太郎内閣の陸軍大臣になったことは、時代と運命のめぐり合わせでしかない。彼でなければならなかったという状況ではないし、彼しかいなかったという状況でもなかった。
 そういう状況の中で、鈴木貫太郎内閣で「終戦の方向」が暗黙裡に模索される中で、表面的には、「戦争継続」を強硬に論じ、他方、万一の場合の若手陸軍将兵の反乱を防止することも考えなければならないというのは、以下に心労であったろうか?
 「ご聖断」が下った後、鈴木貫太郎にそれまでの失礼を詫び、別れるときには、すでに自決は決まっていたのであろう。
 彼は、彼なりに「戦争継続」をいい続けることで陸軍を納得させながら、最後は「ご聖断」で彼の属した内閣の目的の達成を喜んでいたのではなかろうか?




一式陸攻雷撃記―海軍七六一空の死闘 (光人社NF文庫)
販売元: 光人社

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海軍の主力攻撃機であった一式陸上攻撃機(七六一空)の搭乗員であった井上昌巳 元上飛曹(甲飛8期)の自伝です。前半部分は鹿屋基地での猛訓練から前線のテニアンへ派遣され、敵機動部隊との交戦の様子が綴られています。陸攻が敵機動部隊へ接近し、熾烈な対空砲火をくぐり抜け、魚雷投下!魚雷命中!敵空母撃沈!・・・を夢見て猛訓練を重ねた搭乗員たちは、そのほとんどが魚雷を投下する前に撃墜されるという壮烈な戦いの渦中にいました。文中の編成表を参照してもその未帰還機の多さに絶句してしまいます。
数年もの長期にわたって訓練が必要とされる搭乗員が、まるで木の葉が散るように未帰還となっていきます。一機あたり操縦、偵察、電信、搭整、攻撃の5名もの尊い命です。ひとりひとり人生があり、家族もあろうというのに。非力なエンジンをカバーする為、防御性能を極端に省く設計思想そのものが許せませんね。それでも彼らは敵に向かって行ったんですよね・・・。
さて、中盤~後半のものがたりは、あいつぐ未帰還機によって飛ばす飛行機さえなくなります。さらに進出してきた敵機動部隊によってテニアンが危機に陥ります。本書の題名とは裏腹にこちらの「陸戦」部分の方がメインとなっているような印象です。敵の爆撃や艦砲射撃から、上陸まで生々しく描写され、掃討部隊から逃れるべく島内を行動する様子は緊張感たっぷりです。この上陸部隊から逃れるべく、井上一飛曹は泳いで10キロ離れた無人島へ向かいます。その結末とは・・・。




一筆啓上 瀬島中佐殿―無反省の特攻美化慰霊祭 (徳間文庫)
販売元: 徳間書店

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タイトルは一見、瀬島隆三氏個人を追及するかのような印象を受けるが、特攻という、統率の外道を推進した指揮官や参謀たちの責任を問えと、作者は言っている。隊員たちの至純・至誠を、慰霊祭で強調することで、罪を逃れようとしているかのような態度は許してはいけないということである。
様々な特攻の生き残りから取材したルポ。「桜花」、「回天」に関する記述が多く、航空機による特攻などにはそれほど多くない。それでも、各兵器の開発経緯や採用されるにいたる経緯、主な戦績や生き残りの人々がどのような心境で終戦を迎えたのかなど、貴重な証言集として見ても興味深い。
物足りなかった点を一つ上げるとすれば、各章末の証言者への質問があったり無かったり、あるいはあっても統一されていなかったりなどという面があった点。統一された質問を証言者全員に行ってあれば、統計的に見えてくる点もあったのではないだろうか?




一揆 (岩波新書)
販売元: 岩波書店

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戦史ドキュメント 厳島の戦い (学研M文庫)
販売元: 学習研究社

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逸脱の日本中世 (ちくま学芸文庫)
販売元: 筑摩書房

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 日本史の中で最も狂気を感じるのは、戦乱の中世あろう。本書は独自のキーワードを「逸脱」として、能(謡曲)という芸能中心に逸脱、物狂いの種々相を論じて興味が尽きない。現代人から見た「精神障害者の中世」という優しくも鋭い視点に共感できる。謡曲に『平家物語』の「小督」があるが、この音楽説話の取り次ぎ役仲国に託宣する狂い者のいたことを指摘している。また、哀音の専修念仏・白拍子が亡国の音として疎んじられたことも触れている(雅)




伊藤博文を撃った男―革命義士安重根の原像 (中公文庫)
販売元: 中央公論新社

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 P99に書かれています。彼、安重根、真なる義士の最終弁論が「日本人が東洋平和を希望していると同時に、いかに奸臣伊藤を憎んでいるかがわかります。(中略)私が伊藤公爵を殺したのは、公爵がいれば東洋の平和を乱し、日本と韓国の間を疎遠にするから、韓国義士の資格で殺したのです。私は日韓両国がますます親密になり、平和に収まり、しいては五大州にもその範を示さんことを望んでいました。(中略)伊藤公爵の施政方針が間違っていたことを日本天皇陛下がお聞きに及ぶならば、必ず私の事を理解し喜んでくださると思っています。今後は日本天皇陛下の聖昏に従い、韓国に対する施政方針を改善されたならば、日韓平和は万世に維持されるであろうと、私は期待しております」
 誠、正義の言葉、君側の奸を断ち、ご聖断を仰ぐ、226事件の義挙の前触れではないか。私は野村秋介兄同様に、彼を尊敬する。


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