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和書 508066 (136)



大空のサムライ―かえらざる零戦隊 (光人社NF文庫)
販売元: 光人社

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「エースサカイ」と後にその功績を敵国にも称えられた零戦のエースイパイロットの自叙伝。日本の航空史に残る名機「零戦」を巧みに操り敵機を撃墜するくだりからは、当時の世界一を誇ったわが国の航空機開発技術とパイロットの空戦技術、サムライスピリッツを読み取ることができます。「零戦」と聞くと、「特攻機でしょ?」などと誤解をされてしまいますが、そのように思っている方には是非読んでいただきたい本です。
また坂井さんの撃墜数もさることながら、小隊長として上官を敬い部下をかばうその姿勢は「リーダーとは如何にあるべきか」ということを考えさせられます。

「不戦の誓い」を忘れてはいけません。しかし同時に「日本人の誇り」も忘れてはいけないのです。




大空のサムライ・完結篇―撃墜王との対話 (光人社NF文庫)
販売元: 光人社

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本書は撃墜王坂井三郎氏と高城肇氏の対話集です。
内容のほとんどは戦時中の心構えや、すでに本に紹介されているエピソードについての質問に答える形式となっています。

しかし所々で、戦後坂井氏がどのように生きたのかを説明するような流れになっており、「大空のサムライ」以降の彼のエピソードを知りたい、と思っていた人には大変興味深い内容となっています。

その中には、氏が自動車を運転中、自動車ごと宙返りをしてしまうような事故に遭いながら、無傷であったことなどが紹介されており、その時の心持ちと戦時中戦闘機に乗っていたときのそれとがオーバーラップし、氏の戦中体験が氏にとって、「生き様」として体の中に刷り込まれていることをまざまざと感じました。

若干残念なのが、坂井氏よりも聞き手の高城氏の話が冗長的であるところですが、坂井三郎ファンなら買っておいて損はないと思います。




続・大空のサムライ―回想のエースたち (光人社NF文庫)
販売元: 光人社

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名著「大空のサムライ」の続編ですが、ひとつひとつのエピソードに、失った戦友への愛が感じられ、彼が戦争という狂気の中にあっても人間として大切にしなければいけないものをちゃんと持っていた軍人であったことがわかります。
本書を読むと彼が、「自己の全知全能を傾けて取り組む姿勢」に大きな誇りを持ち続けたことがわかり、またそう言った人たちが戦時中にたくさんいたからこそ、緒戦の勝利に結びついたんだ、ということが改めて理解できます。

さきの戦争については様々な議論がありますが、こういう人が、「戦争はやってはいけないんだ」ということが何よりの反戦のメッセージになるんだ、と感じました。




大空のサムライ〈上〉死闘の果てに悔いなし (講談社プラスアルファ文庫)
販売元: 講談社

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この本は戦記というジャンルを飛び越えてもまさに「名作」だと思う。ただ単に戦闘機の性能や空戦の体験だけではなく、戦友との悪ふざけやら思い出、そして坂井氏自身の精神などもこと細やかに書かれているのでより臨場感があふれている。戦記はちょっと・・・という人にも是非読んでもらいたい。戦争の大局での勝敗に関係なくひとりひとりの兵士がいかに命がけで戦ったかがよくわかるはずだ。
ご存知かもしれないが、これは世界各地で出版されているそうだ。戦後連合国だった国の人はこの本を読んで、日本人は非情だという戦時中のイメージが無くなったとか。




大空のサムライ〈下〉還らざる零戦隊 (講談社プラスアルファ文庫)
販売元: 講談社

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392ページ
あとがきに代えて、を読み丁度悩んでいた今の私を勇気づけてくれました。

「戦いの常として、こちらが辛い場合には向こうも辛い。
 辛い、辛いと思っているときには戦闘は互角である。
 むしろこちらが勝っている場合が多い。その辛い最後の一瞬を、
 必ず勝てるという信念で頑張り抜いた人が、空中戦においても敵に勝つ人
 であって、その苦しい最後のときにヘタばった人が、必ず落とされる運命にある。」


これは、サムライが空戦に学んだ自己制御として、
巴戦で敵戦闘機と一騎打ちをする際に、最後に頼れるのは
自分自身のみであることを振り返っているくだりです。

もはや精神論以外の何物でもなく、今時・・・なのかもしれませんが、
私はそうは思いませんでした。これは自分を信じること、頑張り抜くこと、
その先に道が開けることの真理だと思います。

辛いときこそ、冷静になるべきだとは、いろいろな悩みを抱える現代の社会人
にも、きっと勇気や救いの一言となると思います。

戦争を美化することでもなく、むしろその虚しさをサムライは伝えています。
戦記というよりは、もっと深い心構えを教えてくれる本です。





大空のドキュメント (新戦史シリーズ)
販売元: 朝日ソノラマ

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大津事件日誌 (東洋文庫 (187))
販売元: 平凡社

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大友宗麟―道を求め続けた男 (PHP文庫)
販売元: PHP研究所

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岡田啓介回顧録 (中公文庫)
販売元: 中央公論社

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岡田啓介回顧録 (中公文庫BIBLIO20世紀)
販売元: 中央公論新社

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この回想録は、日本海軍重臣の岡田啓介の遺した回想録です。
氏の人生は正に波乱万丈。上京から海軍に入隊、そして海軍の要職に就き、現役引退後は重臣として活躍。
そして首相となった彼を待っていたのは二・二六事件でした。
辛くも一命を取り留めた彼は、戦時下で次第に独裁的傾向を強める東條一派を失脚させるべく、他の重臣や政治家と権謀術数を張り巡らす。
特に、二・二六事件の描写、そして東條との対決は正に一級史料と呼ぶにふさわしい内容です。
他の歴史人物の言葉も多く掲載されており、近代史の人物達の形相も理解できる他、本人の気さくな性格の為かとても親しみやすい文法で書かれており、他の政治家たちや軍人の回想録より遥かに読み易いです。
巻末の軍縮問題日記は難解ながらも伏見宮や東郷ら海軍のトップの言葉も載っており、当時の海軍の様子を知る上で非常に重要な史料となるでしょう。


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