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中国人からみた日本―「中日」関係史の総括 (近代文芸社新書)
販売元: 近代文芸社

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幕末テクノクラートの群像 (近代文芸社新書)
販売元: 近代文芸社

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卑弥呼は邪馬台国にいなかった (近代文芸社新書)
販売元: 近代文芸社

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美の呼び声―徐悲鴻の芸術 (近代文芸社新書)
販売元: 近代文芸社

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ベルリン「水曜会」―ヒトラー暗殺未遂事件に関与した将軍と教授 (近代文芸社新書)
販売元: 近代文芸社

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禁断の日本超古代史―古代史書が解き明かす天孫降臨と抹殺された神々の謎 (グリーンアロー・ブックス)
販売元: グリーンアロー出版社

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偽史冒険世界―カルト本の百年 (ちくま文庫)
販売元: 筑摩書房

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愛すべきトンデモ本の世界は明治の日本にもあった。
明治のトンデモ本とは現在のトンデモ本の祖型ともいえ、ある意味歴史を感じさせないものがある。

そして単に面白そうなトンデモ本を探してきて並べるだけではなく、トンデモ本の中から当時の世相を浮かび上がらせることに成功した。
「日本人は世界に冠たる優秀な民族である」との素朴な願望である。
誰しも自分を偉く見せたい。偉く見せるための常套手段が自分のルーツを偉く見せることである。勿論、少し考えれば祖先が偉ければ子孫が偉い問うことはない。義経=ジンギスカン説も日ユ同祖論も根っこは自分たちを偉く見せたいという願望である。

さらに「世界の民族は日本人と同じ祖先を持つ」との派生。これも自分たちが偉く見せるための方策であるが、時代の風潮に重ねると日本の帝国主義的進出の口実となる。なるほど、トンデモ本やトンデモ説の信奉者に軍関係者が多いのも頷けるものだ。

またトンデモ本が世に容れられない、ドロップした知識人が著したものが多いというのも興味深い事実である。自分こそが誰もが知らない真実の発見者であるという禁断の果実の味であろう。著者が衝撃を受けたオウム真理教にも世間では一流といわれる学歴・経歴を持つ人々が多く参加していたことと軌を一にする現象であろう。

トンデモ本から世相が見える。




新版 魏志倭人伝 (講談社現代新書)
販売元: 講談社

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偽書『武功夜話』の研究 (新書y)
販売元: 洋泉社

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昭和34年愛知県を襲った伊勢湾台風のため、崩れた旧家の土蔵から発見された「前野家文書」
(武功夜話)の真贋を問う著作。

当初はあまり知られていなかった同文書だが、NHK「歴史への招待」での放映、昭和62年
「武功夜話」の刊行などにより、歴史的大発見として評価されていく。
著名な大学教授の賞賛、有名作家による前野家文書(武功夜話)を下敷きとした小説の出版が
次々になされ評価は高まる。
遠藤周作「反逆」「決戦の時」「男の一生」、秋山駿「信長」、堺屋太一「秀吉」、津本陽「下天は夢か」
などだ。
NHK大河ドラマ「秀吉」「利家とまつ」においても武功夜話が下敷きとなっている。

しかし、同文書には数々の疑問が指摘される。
史実と矛盾する記載、同文書内で互いに矛盾する記載、同文書が成立した時代には用いられなかった
言葉や表記法などが散見されるからだ。
昭和になってからできた地名、明らかに軍隊教育の影響による表現「(生きて)虜囚の・・・」など、
戦国時代にはありえない表現も散見される。
原本が公開されないことも、疑義に輪をかける(所有者は武功夜話の編者)。

こうしたことから、著者は武功夜話を含め、前野家文書を“偽書”であるとする。
そして、「武功夜話」の成立年代は、明らかに明治以降であり、しかも昭和29年以降の可能性も指摘する。

本書を読む限り、「武功夜話」は、偽書として限りなく黒に近い灰色である。
早く所有者が原本を公開し、研究者による徹底調査が行われることを期待する。





魏晋南北朝 (講談社学術文庫)
販売元: 講談社

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 魏晋南北朝時代は秦漢と隋唐に挟まれ、世界史の教科書などでは「はざま」のような扱いを受けて、一般にはあまり強い印象はないかもしれない。
 しかし、北朝は質実剛健なモンゴル、トルコ系の文化と南朝は優雅な正当な漢民族の文化を受け継ぎ、また社会の流動性・移動性の高さから刺激し合ってこの時代はエネルギーの豊かな時代であり、その後の隋唐政権の基盤を用意したのである。また、朝鮮の三国時代や日本の邪馬台国、倭の五王などとも密接にかかわってくる。
 本書では、丁寧に生き生きとこれらの時代を描き出し、これまで無視あるいは軽視されがちであったこの魏晋南北朝という時代に正当な評価を与えてくれる。


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