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和書 508066 (237)



地獄の戦場 ニューギニア戦記―山岳密林に消えた悲運の軍団 (光人社NF文庫)
販売元: 光人社

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読んでも絶対にその境地を知る事は出来ないだろうと思う。
退却する前から、兵士は痩せ細り、弱っていたにも関わらず、ラエからマダンまで直線200キロ(実際の歩行距離は300キロとも400キロとも)の道程を転進するよう命令される。
しかも5千メートル級のオーエン・スタンリー山脈を越えねばならない。すでに軍紀も階級もない、地獄の戦場を武器も捨て、ただ夢遊病者のように歩く。途中で出会う現地人との緊張感ある接触、交渉、その後のふれあいなどは興味深く必見です。そして数千人の餓死者を出しながらもマダンに到着するが、なんとさらに800キロ離れたウエワクへの転進命令・・・。
千キロもの道程を食料補給なしで、踏破するなど常人では考えられない体験です。悲惨すぎる。(しかも食料になる動植物も殆どいない)誰もが絶望に打ちのめされたでしょう。自分が日々暮らしていく上で感じる、ストレスや、精神的な苦痛などは物の数ではない事を痛烈に感じ、肝に銘じました。【私は生きて祖国の土を踏んだ者の責任において、
この悲惨な戦争の事実を後世のために書き残した(著者)】
ニューギニアでの戦死者11万5千名。死屍累々の地獄から生還された一兵士の迫真の手記をどうぞご覧あれ。




自伝的日本海軍始末記―帝国海軍の内に秘められたる栄光と悲劇の事情 (光人社NF文庫)
販売元: 光人社

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 高木惣吉氏は海軍将校ではあるが、第一線で戦ってきたわけではないので、そんなに血湧き肉躍るようなエピソードはない。特に前半は冗長で退屈。本人にとってみれば、全て人生の折々を彩った忘れ得ぬエピソードなのだろうが、他人が読んでもそれほど面白い話ではない。海軍の雰囲気をつかむことはできるが。
 太平洋戦争開戦後の後半部分は、歴史の貴重な証言となっており、興味深い。敗色濃厚な中で元帥たちが席次をめぐって争ったなど、笑えるような背筋の寒くなるような逸話が多く収録されている。高松宮、近衛、岡田、大西など重要人物とのやりとりも詳細に記されており一読に値する。
 しかし、このままでは負けるという危機意識の下で様々な改革案が出されるものの、結局は実現せず、唯一できたのは東条内閣の打倒だけというのは、いかにも虚しい。著者は後知恵でもって訳知り顔に戦争指導者を断罪するような破廉恥漢ではなく、その点は好感が持てるが、倒閣だけで満足したかのような書きぶりは如何なものか。後からでは何とでも言えるが当時の状況では戦局を打開する方法がなかったということを著者は力説するが、どこか言い訳めいて聞こえる。無能な軍指導者を罵倒するだけでなく、もう少し自省があっても良さそうに思える。
 また海軍将校ということもあって、陸軍に辛く海軍に甘い点も気になる。たしかに陸軍の敗戦責任は大だが、艦隊決戦思想を捨てきれず、敵輸送船攻撃に最後まで消極的だった海軍にも責任がなかったとは言えまい。




彗星特攻隊―ある予科練艦爆操縦員の手記 (光人社NF文庫)
販売元: 光人社

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彗星夜襲隊―特攻拒否の異色集団 (光人社NF文庫)
販売元: 光人社

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 実に読み応えのある一冊です。
 独創性と勇気、指導力を兼ね備えたリーダーと、リーダーを信頼し結束を高めた隊員達が、最大の効果を求めて努力を重ねる。敗戦を予期しつつの全軍特攻体勢という狂気の中で、冷静な合理精神に基づいた努力を重ね、半ば徒手空拳から作り出した芙蓉部隊。
 隊長美濃部大尉のアイデア性と何度挫折しても諦めない徹底した追求心が作り出した精鋭部隊の奮闘は、読む人の共感を呼ばずにはいられない。

 何より悲しいのは、彼らの思想・戦術、いや存在そのものが当時の軍組織としては「異色中の異色」であり、敗戦の連続という混乱の中でほとんど偶然と幸運から世に出ることになったものだ、ということである。
 美濃部大尉の理想と努力を認めれば認めるほど、日本の戦争のやり方がお粗末であったことを痛感させられるのだ。




青春天山雷撃隊―ヒゲのサムライ奮戦記 (光人社NF文庫)
販売元: 光人社

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青春の柩―生と死の航跡 (光人社NF文庫)
販売元: 光人社

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戦艦「比叡」―高速戦艦悲劇の生涯 (光人社NF文庫)
販売元: 光人社

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 太平洋戦争に参加した12艦の戦艦の中で、「比叡」の締める位置は、独特のものがあった。
 考えてみれば不思議なのだが、この「金剛」と同型艦の古い戦艦が、太平洋戦争の初期からずっと最前線にいて、「戦艦大和」は、出し惜しみのように使われなかった原因は何か?
 空母を使って機動部隊の作戦の中で、対応できたのが、実は一番古い部類のこの戦艦であったというのが、悲劇というしかない。

 豊田さんの「四本の火柱」と一緒にお読みいただければ、この本の理解が出来るのではないでしょうか?




戦艦武蔵の最後―海軍特別年少兵の見た太平洋海戦 (光人社NF文庫)
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戦艦「大和」暗号士の終戦―一海軍予備学生のフィリピン戦記 (光人社NF文庫)
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戦艦大和いまだ沈まず―艦橋見張員の見た世紀の海戦 (光人社NF文庫)
販売元: 光人社

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