戻る

前ページ   次ページ

和書 508066 (266)



平家後抄―落日後の平家〈上〉 (講談社学術文庫)
販売元: 講談社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

この本の主題はこの一言に尽きると思います。

平家の女性達、平家傍系の人々、生きていた子孫達。
彼らのたどった道を丹念に書いています。

何しろ内容が詰まっていてとても長いので、読んでいて疲れてしまうのですが、それを補ってあまりあるほど、興味深い内容でした(とはずがたりでおなじみの人たちが、実は平家の血を引いているとか……)

人名表記に、かなり著者のこだわりが見られますので(氏と姓と区別する、女性の名は訓読み、など)、それになじめないときついかもしれません。よって☆四つ。




平和の海と戦いの海―2.26事件から「人間宣言」まで (講談社学術文庫)
販売元: 講談社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






ヘーゲルの歴史意識 (講談社学術文庫)
販売元: 講談社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

 この書は出版は70年代の初頭である。81年に再販され、それが文庫に入ったのである。
 これは長谷川さんが、ヘーゲルの翻訳をはじめるはるか昔の書物である。内容はヘーゲルの中心問題から外れた周辺問題を扱っている。その内容は雑多である。第一章が「啓蒙的理性の克服」であり、最初期の論文「民族宗教とキリスト教」を扱い、主に「精神現象学」以前の文献を対象としている。最後の第六章は「歴史意識の帰趨」であり、これは「歴史哲学」を扱っている。
 初版が世に出た際に、アカデミックなヘーゲル研究をはずれた書物という批評をうけたが、自分の問題意識からしてもとより当然の評であった、と長谷川さんは語る。だから、別段論じるところもない。
 このように長谷川さんは最初からヘーゲルの周辺にいたし、現在も周辺にいる。それは翻訳に注をつけないことからも理解できるし、著作も周辺的なものが多い。この人はヘーゲルの中心に入るのが怖かったのかもしれない。あるいは、ヘーゲルは理解できないということをよく知っていたのかもしれない。
 この本の文庫化は出版社の思惑からであろうか。
 





北京物語―黄金の甍と朱楼の都 (講談社学術文庫)
販売元: 講談社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

その華やかな印象とは裏腹に常に異民族の脅威に晒され続けた悲運の都市でもある北京。この書ではそんな北京の歴史を重要人物の逸話や現存する建築物などを中心に綴っていく。




北京烈烈―文化大革命とは何であったか (講談社学術文庫)
販売元: 講談社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

大躍進政策、文化大革命などは、30代の私にとって歴史上の出来事。しかし、矛盾をはらみながら経済成長を続ける現在の中国しか知らない世代にとってこそ、この本を読む価値があると感じる。この大国、そして国民が何時、何を、どのように体験してきたのか、ダイナミックな政治闘争を客観的にまとめることで、その背後に見え隠れする社会の動きが伝わってくる。著者自身の訪中体験(当時)など、様々な情報ソースから得られた時事情報をたくみに読み解き考察している。その思考過程を追うことで、中国の激動の歴史を体感できる。なぜ中国ビジネスは一筋縄では行かないのか。そんなことにすら示唆を与えてくれるように思う。




細川幽斎 (講談社学術文庫)
販売元: 講談社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






亡命ロシア人の見た明治維新 (講談社学術文庫 (548))
販売元: 講談社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






渤海国―東アジア古代王国の使者たち (講談社学術文庫)
販売元: 講談社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

 「渤海」なんて何かヘンな名前ですが、これはレッキとした古代王朝の国号です。この国、7世紀末から10世紀の前半までの約230年間、朝鮮半島北部から中国東北地方にかけて存在していました。中国本土では唐朝が栄えた時代であり、渤海も唐の文化を吸収・咀嚼して、平和な文化国家としての繁栄を謳歌していたのだそうです。民族的には、朝鮮系とも満族系とも言われていますが、実際のところはよく分からないのだそうです。
 この国に関して特筆すべきは、我が国平安朝のある時期(9世紀半ばから10世紀前半)には、日本の外交関係の唯一の対象が渤海であったことでしょう。菅原道真や都良香といった本朝随一の文人たちが漢詩の応酬などを繰り広げた相手方は、実は唐朝からの使者ではなく、渤海からの客人たちでした。我が国に対する文化的な影響という点でも、我々はもっと渤海に注目すべきなのかもしれません。
 本書は、渤海国の興亡をごく簡単に紹介するとともに、この国と我が国との交流の実態を解説するものです。渤海国そのものに関する本というよりも、和が国の側から見た日渤交渉史に主眼が置かれています。もう少し渤海自体について言及して欲しいなと思いますが、我が国平安朝における外交政策の実態や、古代東アジアにおける国際関係のありさまを考えるという観点からも、それなりに興味を覚えました。




マキアヴェリズム (講談社学術文庫)
販売元: 講談社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






魔女とキリスト教―ヨーロッパ学再考 (講談社学術文庫)
販売元: 講談社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)




前ページ   次ページ

戻る

仮想世界 - シューティング/レース/電車ゲーム フライトシミュレータ