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和書 508066 (281)



身分差別社会の真実―新書・江戸時代〈2〉 (講談社現代新書)
販売元: 講談社

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学校の歴史の授業で、誰もが士農工商というものを習う。しかし、これはあくまで教師が教えやすいように、クローズアップしただけのものである。実際には天皇、公家、将軍、大名、家来、浪人、旗本、御家人、親藩、譜代、外様、名主、組頭、五人組、百姓代などなど身分差別のオンパレードだったのである。学校教育によって生み出される思い込みの恐ろしさを教えてくれる書物。




流通列島の誕生 (講談社現代新書―新書・江戸時代)
販売元: 講談社

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江戸の醤油市場を占めていた大坂からの下り醤油が、関東で生産された醤油に取って代わられ、それに伴って原料と製品の新たな流通網が出来るだけでなく、樽のリサイクル商品問屋などが成立する。醤油問屋仲間は幕府に冥加金を上納し、問屋を通さない直売買を認めなかったが、生産者側は彼らの申し入れに必ずしも従ったわけでないので、だぶついた時の生産調整はうまくいかず、都市下層の人の望む安い醤油造りを始める業者も現れる。醤油を例にとればこの様なことが本書に書かれている。

しかし、グラフは表は全く用いられておらず、流通の量や額の変化がどれほどのものだったかについては具体的に記述されていない。流通業に於ける従事した人の増減や、対GDP比の変化などが示されていれば、まさに「流通列島の誕生」を身を以て知ることが出来たと思うのに残念である。

ただ、当時も今も日本人は同じようなことをやっていると、流通と言うものを通して知ることの出来る著作でもある。




謎とき日本近現代史 (講談社現代新書)
販売元: 講談社

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本書によって日本史の知識を吸収されようと望む方は、おそらくその目的の半分も達成できないでしょう。しかし本書の優れた点は、歴史の「なぜ」に答えることで、歴史学的思考とはどのようなものかということを実践し、一般的読者に対してわかりやすく説明している点です。
つまり歴史学とは、まず自らで問いを立てて、資料や文献をもとにその答えを導き出すという作業に他なりませんが、その立てられた問いや、提示された答えとその根拠は非常に明快です。本書は、そうした歴史学の方法をわかりやすく読者の前に提示しているという点で、単なる知識の羅列に終わる多くの解説本よりも、得るものは大きいのではないでしょうか?




実朝考―ホモ・レリギオーズスの文学 (講談社文芸文庫)
販売元: 講談社

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新編 南蛮更紗 (講談社文芸文庫)
販売元: 講談社

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 広辞苑の編者として知られる著者は、キリシタン文学の研究者としても多くの業績を残している。
 本書は大正13年に発行され大変な人気となった「南蛮更紗」(現在は東洋文庫)と翌対象14年発行の「南蛮広記」から編集された、昭和28年創元社刊「新編南蛮更紗」の復刊である。
 前半はキリシタンにかかわるエッセイ風なもの(主に「南蛮更紗」から)、後半は本格的な研究成果(「南蛮広記」から)を記したものである。
 やはり、気楽に読める前半が楽しめる。京都で発見されたキリシタン墓碑にまつわる話、京都の南蛮寺の在った場所についての推理、南蛮寺の鐘について等、80年も前の文章ではあるが、新鮮な興味を与えてくれる。
 一方、後半はかなりアカデミックな内容で、気楽に読める訳ではない。キリシタン版平家物語等のキリシタン文学が紹介される。キリシタン文学の多くは日本語習得のための教材として編まれたものであるが、広く題材をとっていることには驚かされる。
 なお、本書「南蛮録」の中で、芥川龍之介の「奉教人の死」について、(登場人物名の)「ロオランもあそこはロレンソと云うべき」と指摘しているが、芥川はこれを受けて、人物名を「ろおらん」から「ろおれんぞ」に修正したそうである。




巴里芸術家放浪記 (講談社文芸文庫)
販売元: 講談社

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ヨオロッパの人間―現代日本のエッセイ (講談社文芸文庫)
販売元: 講談社

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古代浪漫紀行―邪馬台国から大和王権への道 (講談社文庫)
販売元: 講談社

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古代史への旅 (講談社文庫)
販売元: 講談社

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古代史についての学者ではない、小説家としての自由な発想・解釈が
本書の魅力であろう。
特に大津皇子の項目は、著者の人間観察眼が鋭くあらわれ興味深かった。




古代史を彩った人々 (講談社文庫)
販売元: 講談社

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