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和書 508066 (295)



空戦記録〈下巻〉 (講談社プラスアルファ文庫)
販売元: 講談社

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雑学・とことん戦国日本史クイズ―元旦から大晦日までの難問・常識問 (講談社プラスアルファ文庫)
販売元: 講談社

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雑学 宮本武蔵の人間学―なぜ日本人は不敗の武芸者にひかれるか (講談社プラスアルファ文庫)
販売元: 講談社

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 雑学倶楽部が編纂しただけあって、宮本武蔵に関する種々様々な雑学が集められて居ます。例えば、武蔵を待つ女・お通は小説中の架空の人物に過ぎないことや、吉原の遊女・雲井との関係は俗説でしかないこと、三人の養子(正確には本当の養子は二人だが)が揃いも揃って美少年であったこと(「養子の条件は美少年」の項)、武蔵と僧侶との念友関係(「夜も二刀流」の項)、等々。結構いろいろな資料から、たとえ孫引きであれ、引用してあるので、暇な折々に好きな箇所を打ち開いて読んで楽しめる本です。
 ただしかし、吉川英治の小説やNHKの大河ドラマを意識し過ぎている点が、やや気になるところではありますが。




史記の人間学 (講談社プラスアルファ文庫)
販売元: 講談社

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城と女たち (上) (講談社+α文庫)
販売元: 講談社

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城と女たち (下) (講談社+α文庫)
販売元: 講談社

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新・歴史の真実―混迷する世界の救世主ニッポン (講談社プラスアルファ文庫)
販売元: 講談社

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第二次世界大戦前後の近代史を中心に論説されていますが、西欧諸国、アジア諸国の根源的な価値観の成り立ちなどについても分かりやすく述べられています。
なるほど、各国の土地柄や歴史にまで立ち返って今の世界情勢を眺めて見ますと、日本の置かれている立場がより良く理解されます。
読んだ後、自分の祖国愛が増したような気がします。

ただし、本書を一種の歴史の教科書のように解釈するのは誤りです。
本書は網羅的に史実を記載しているものではなく、日本という一国にまつわるいくつかの歴史的エピソードを抜粋して紹介しているだけです。
往々にしてどこの国も自国に都合の良い歴史書を作成するものです。
本書も、あくまで筆者一個人の歴史観を通して見た日本という国の一側面を解説した“評論書”に過ぎないことに注意が必要です。
中には『日本には共生の思想があるので、他民族を排除するようなことはなかった』とか
『日本は単一民族国家である』とかいうような、明らかに誤った記述さえありますので。

ただ、筆者が主張する祖国愛を持つことの大切さには大いに共感できますし、
自分自身知らなかったり、誤解していたりした事柄について理解を深めることができたのは大変有意義でした。
ですので、今の10代、20代の方々にはご一読をお勧めします。
ただし、本書の内容を鵜呑みするのではなく、また別の観点から書かれた他の歴史解説書を併せて読んだりして
個々人がそれぞれの歴史観を育てる一助とするのが良いと思います。




女王メアリ 血の死刑台 (講談社プラスアルファ文庫)
販売元: 講談社

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これが伝記と言えるかどうかはともかく、その時その時のメアリの感じ方、ここで失敗してしまったとか、そういうのは詳細にわかります。
私は生まれながらの女王だ、とメアリは思ってますが、今の時代になってしまうと、女王も平民も同じ人間だよなーと思う。
最初の夫が死ぬまでがメアリにとって一番幸せな時期だったんだなと思う。
あとは政治感覚が抜けているせいなのか時代の流れのせいなのか何なのかはわからないけど、不幸ですね。





戦艦大和誕生〈上〉西島技術大佐の未公開記録 (講談社プラスアルファ文庫)
販売元: 講談社

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戦艦大和を作った男、西島の造艦に捧げた半生を描く。

険悪化する日米関係をにらみ、短期間でしかも安く超弩級戦艦を作ることを要求された西島は、それまでの日本には全くなく、独自に研究、実践してきた生産管理手法や革新的な造船技術を総動員して、海軍の要求に応え大和を送り出すことに成功する。しかし西島の仕事はそれで終わる訳ではなかった。

戦争が進むにつれて、武器や食料、燃料の輸送のための輸送船の重要性が認識されるようになる。占領した南方地域からの資源の輸送や、最前線への物資の補給ができなければ戦争を継続することができないのだから。その統制を海軍が行なうようになると西島がその責任者として登用される。そして、以前にも増して徹底した短期間での建造を要求されるようになる。戦争末期には艦艇の製造の必要がなくなるとともに航空機の製造さえ任されることとなる。

兵器の性能、兵士の技量、士気とともに勝敗を左右する、国の「生産能力」。その「生産戦」「技術戦」という側面の「もう一つの戦争」にスポットライトを当てた、上下2巻に渡る非常に興味深い労作である。現状に決して満足することなく、次々と改革を推し進めて行く西島の姿に技術者としての理想像を見ることができる。技術者の方にぜひ読んでもらいたい本である。





戦艦大和誕生〈下〉「生産大国日本」の源流 (講談社プラスアルファ文庫)
販売元: 講談社

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 上巻の後半に続き、大和は建造中である。
 戦艦の構造の説明は、読者にできるだけわかりやすく伝えようとする、著者の熱い思いはこちらにも伝わってくる。

 大和とくれば、武蔵である。あの頃、双子の「武蔵」も建造中であった。大和は海軍の呉工廠で建造し、武蔵は民間のM重工長崎造船所で建造中である。

 ところが、「大和」は西島さんの画期的な生産管理法で、「武蔵」の半分の工数でできたという事実を初めて知った。
 しかし、西島さんは何と43歳の若さで終戦を迎え浪人になったが、その後造船業に行かなかった。いや、行けなかった。優秀すぎたがために、…しかし惜しいなあ。戦後の復興をかける日本は、人材はほしかったのに。

 西島さんには、戦後はもっともっと活躍してほしかったと思う。大成功したプロジェクトの成果に対して、戦後の西島さんへの評価と処遇は、あまりにもさびしいと思う。
 ただ、西嶋さんが呉の工廠で育てた人たちは、戦後造船業界を中心に活躍されて、造船王国日本を築かれた。だから、西島さんは戦後の日本にも貢献したといえなくもないが。育てた方にはどんな人がいたか、この本から一人だけ例をあげれば、後に I 重工の社長、NTT会長になった真藤恒さんがいる。

 下巻まで読んだ感想として、ただ一点、注文をすれば、もう少し西島さんの家庭での話など、人間的な面をもっと書いてほしかったと思う。それがあれば、読み物としての面白さがもっとあがったのではないかと思う。


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