戻る

前ページ   次ページ

和書 508066 (299)



抑留幹部候補生の手記―ある青春の回想 (光風社文庫)
販売元: 光風社出版

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






若き航空兵の戦記―ルソンに朽ちた兵士達の戦訓 (光風社文庫)
販売元: 光風社出版

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






女帝推古と聖徳太子 (光文社新書)
販売元: 光文社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

日本の歴史上で、崇仏派と廃仏派の政争と女帝推古天皇の即位に秘められた事象について、
史実を精査した上に著者のユニークな推理を重ねて、その当時の王位継承に関する複雑な
状況を歴史小説を彷彿とさせる手法で、説明している。

日本史を教科書に記述した内容でしか認識していなかった私は、歴史上の史実を結果と要
因を結びつける事によってのみ、単純に理解していた。

しかし、著者は必ずしも、この手法が歴史を考察する上では、盲点となる事を肯定し、推
理とイマジネーションで、どういう条件では要因と結果を結びつける必要が無いという点
を見事なまでに表現している。

古代へのロマンと感じさせてくれるお薦めの一冊である。




切腹 (光文社新書)
販売元: 光文社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

切腹が武士の社会では名誉ある行為であったということは知っていたが、本書を読んで驚いたのは、切腹が本人があくまで自主的に行う行為であったということである。いくら望んでも切腹できない人も大勢いてその事実に驚いた。切腹が出来るということは大変名誉であるという武士社会の背景がわかる。しかし、並列的な事項が多く、読み物としてはマイナス星一つ。
 行為が許可の基に遂行されるという暗黙の時代背景に、武士という生き方そのものが文化的な存在であるということも感じられる。武士として生きてきた者にとって、武士として死ねないということは、肉体的苦痛を超える事なのだろう。生きるとは、肉体的な生を意味しないその生き方に、現代の死について想う。




大本営発表は生きている (光文社新書)
販売元: 光文社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

あまり知られることのなかった大本営発表についての、内実と変遷が詳述されている。

資料的価値も高い書だと思う。

不思議なのは、本書の題名だ。「生きている」というからには、「現代にも大本営発表のようなものが、生きている。」ということかと思うが、それについてはほとんど述べられてないと思われる。

それは読者自身が考えよ、ということなのだろう。




日中一00年史 二つの近代を問い直す (光文社新書)
販売元: 光文社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

意欲作だと思います。読み応えありました。日中両国の近代化100年史を、それぞれの国の知識人たちが両国の関係について悩んだ、その「悩み」に共感し一緒に悩んでみようという試みの書です。

本書を読んでこれはマニフェストなのだ、と思いました。アジアの歴史を「思想化する」という遠大な試みの第一歩を踏み出したというところでしょうか。とりあえず素材と方向性は提示して本格作業はまだまだこれから、そんな感じです。全十章に新書にしては詰め込み過ぎと思えるテーマの数の多さも、マニフェストと思えば違和感はありません。

少なくとも私にとっては数々の新しい視点からの問題提起があり、大変参考になりました。毛沢東の著作「実践論」「矛盾論」に対する分析や、丸山眞男に対するやや皮肉(?)な見方などは特に興味深く読みました。

ここ百年のあいだ両国は近代化のプロセスの中で対立葛藤の歴史を経てきたわけで、本書のテーマも第一義的にはそこにあるわけです。しかし両者の対立葛藤のいわば土俵ともいえる「近代化という宿命」に的を絞れば、そこには東洋対西洋の対立相克という隠れたテーマが存在しています。アジアの歴史を「思想化する」という著者の試みは、どちらかといえばこの隠されたテーマの方に重点があるのではないかという気がします。つまりは世界史を書き換える、ということになるのでしょうか。

著者の目論見どおり、どうやら私にも「悩み」が感染してしまったようです。




猫はなぜ絞首台に登ったか (光文社新書)
販売元: 光文社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

「『世界の神々』」がよくわかる本』が面白かったので、

監修者の東ゆみこさんが書いた本を読んでみようと思って買いました。

あっちは、神様の紹介の本だったけど、

こっちは、18世紀のホガースの風俗画に隠されていた

いろんな神話を発見するといった本です。

絵画に意外な読み方があるんもんだと頷いてしまったよ。

ちょっと難しかったけど、なんとなく賢くなったような気がします。

ちょっとすすんだ神話学の入門書って印象です。

内容があるのに、あっという間に読了しました。




明治・大正・昭和 軍隊マニュアル (光文社新書)
販売元: 光文社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

この軍隊マニュアルは軍隊が作ったマニュアルではない。
民間人が作った、商業ベースで発行されたマニュアル類である。
こういった出版物はインフォーマルなマニュアルであり、これまで等閑視されてきたが、民衆の目から見た戦前の軍隊を考える上では他にない視点を提供する貴重な資料といえるだろう。

個人的にということであるが、これだけマニュアル類を収集した著者の執念にも敬意を払いたい。
単に集めるだけでなく分析するところが学者稼業のなせるわざと言えようか。
軍隊に行くとどのような利益があるか、軍隊ではどのような生活をするか、昇進のためにはどのようなことをしなければならないのかといった軍隊生活のためのマニュアルという側面も面白いが、第二次世界大戦へ至る対米感情の緊張や精神主義・皇国思想の浸透が徐々に進んでいった子をがマニュアルの記述から読み取れるというのも面白い。
日露戦争の戦勝という事実から合理的に精神主義が生み出されたということは教訓とすべきことである。先の成功は必ずしも後の成功の母体とはならないし、一見合理的であっても真の意味での合理性に欠けることがあると言うことだ。
文例集の主題から戦況の進捗状況を読み取るというの意外な視点であった。大本営発表ばかりでなく、さまざまなチャンネルを通じて国民は戦況を読み取っていたのだなあと考えさせられた。

しかし、日本人というのはとことんマニュアルの好きな民族である。
戦前のマニュアルを見ていると、現代の受験マニュアルを思い出させる。





物語 古代ギリシア人の歴史 (光文社新書)
販売元: 光文社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

素人の意見ですが、かなり興味深い本でした。
従来の美術史や文献史学からの見方と違って、考古学の視点から古代ギリシアを読み解いていくという本です。

本文は新書というより歴史小説に近いと思います。
難しい文や、堅苦しいのは嫌いだ、という人にも簡単に読めてわかりやすい本です。




山岡鉄舟 幕末・維新の仕事人 (光文社新書)
販売元: 光文社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)




前ページ   次ページ

戻る

仮想世界 - シューティング/レース/電車ゲーム フライトシミュレータ