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和書 508066 (302)



東京占領1945 (光文社文庫―ミリタリー・イラストレイテッド)
販売元: 光文社

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名画で読み解く ハプスブルク家12の物語 (光文社新書 366) (光文社新書 366)
販売元: 光文社

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「名画で読み解くハプスブルグ家の物語」は一編一編の凝縮された文章にはさまざまなドラマが秘められていて読むたびに新しい発見があり、想像力をかきたてられます。何しろお話の展開が鮮やかでスリリング。しかも「名画で読み解く」物語という切り口は具体性があって、歴史の流れが掴みやすい。肖像画は優れた画家の手にかかると素晴らしい表現力を持つものなのですね。世界史を理解する上でその役割の大きさを痛感。ハプスブルク家の興亡の歴史をとびっきりのエピソードを交えた物語で鳥瞰できる贅沢を存分に味わいました。
 まずハプスブルク家最初の神聖ロー帝国皇帝ルドルフ一世の成立からして愉快。こういう選ばれ方って現代にもありそう。で、そこから650年にもわたるハプスブルク家の歴史が始まるわけですから歴史って面白い。登場人物たちの何と強烈で多彩なこと。傑出した英雄マクシミリアン一世やカール五世。かと思うとアルチンボルドという特異な画家にあの奇妙な肖像画を描かせたルドルフ二世。政治に無関心で、世界の珍品・名品の膨大なコレクションはじめ錬金術・占星術に夢中の皇帝を想像するだけでも興味津々。また、悲劇の王妃フアナ、マリーアントワネット、マリー・ルイーズ、エリザベートたち。女性たちの煌びやかな宮廷生活の翳の部分ですね。「カルロス二世」も強烈。同じ著者の『怖い絵』や『危険な世界史』でも別の視点から描かれていましたが、”高貴な青い血”存続のためのとはいえ、ハプスブルク家の終焉を予感するかのような迫力満点の肖像画にぞっとしてしまいます。他にも挙げだすとキリがないほど。
 歴史上の偉大な人物も、このように生き生きと語られると身近な存在となってくるから不思議です。世界史をもっと知りたくなる愉しい入門書となりました。





戦火の昭和史 興亡と夢〈1〉興亡の序曲;戦火燃ゆ (集英社文庫)
販売元: 集英社

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(1)週刊ヤングジャンプに連載されていただけあって、読みやすい、スラスラ読める。歴史書の硬いイメージはない。

(2)政治、経済、文化、ときに他国の歴史まで、同時代に起きたことが平行して記述され、それらを通読すると「昭和」が必然と多面体となって浮かび上がってくる。余分なものがなく、欠けているものもない。巧みな構成力。

(3)そして何より筆者の歴史観がどっしりしていて、かつ、フラット。世に言う自虐史観はどうかと思うが、それに反対する戦争賛美論もどうかと思う。……こういう真っ当な疑問を抱いている人は多いと思うが、そのニーズを満たしてくれる書物がじつに少ない。本書は珍しく、「自虐」「賛美」のどちらにも属さない。筆者は元新聞記者なので、取材したことを淡々と書いている。歴史書というよりは、ノンフィクション、報道に近い。




戦火の昭和史 興亡と夢〈2〉ファッシズムへの道・東西の戦雲 (集英社文庫)
販売元: 集英社

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戦火の昭和史 興亡と夢〈3〉運命の選択・開戦 (集英社文庫)
販売元: 集英社

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戦火の昭和史 興亡と夢〈4〉勝利と敗北・山河 (集英社文庫)
販売元: 集英社

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戦火の昭和史 興亡と夢〈5〉廃虚の中から・平和の夢 (集英社文庫)
販売元: 集英社

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孝明天皇と「一会桑」―幕末・維新の新視点 (文春新書)
販売元: 文藝春秋

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とても面白い一冊でした。
この内容を700円程度で読めるのは、お徳だと思います。

感想ですが、やはり歴史は、勝者が作っていたんだなぁ、というのをハッキリ感じさせてもらえます。
「それが普通だろ」といわれるかと思いますが、これまで存在している本の多くは、この本で言ってるようにあくまで勝者の土台の上で敗者の言い分が出されている程度だったと思います。つまりどこまでいっても、いかに薩長がすごかったしか見えない感じだったと!
それが「本当っぽい実情は、こうだったのだよ、多分」というのを無理のない形で提示してくれます。

そういう意味では、逆に中途半端に幕末史を知っている人にとっては新鮮で衝撃的な内容なのかもしれません。
根本から違う事が書いてあるから。
でも、その内容を否定できないし、しようとも思わせない、そういう本でもあります。
幕末維新好きの方は、ぜひ読んでみてください。





孔明の野望―異説『柴堆三国志』 (二見文庫―二見WAi WAi文庫)
販売元: 二見書房

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三国志の天才軍師、諸葛孔明。
彼は存命中も多くの人に愛されたが死んだ後も人々に愛され続けた。
その証拠に民間伝承の形で彼の功績が伝わり残っている。
そのなかには事実と異なる内容もあるがそれは彼を愛した人たちが彼のために加えた物語である。
その民間伝承で伝わってきた物語を集めて再編集したのが本書である。

五丈原で死んだ孔明が不思議な力により25年前に転生する。
劉備と出会う前の三顧の礼の時に・・・
前世では志半ばで涙を呑んだ屈辱を晴らすため、
そして、名も無き民が望んだ劉備の治める天下のため、
孔明の手によって中国の歴史に新たな一ページが刻まれる。




黄門さまと犬公方 (文春新書)
販売元: 文藝春秋

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タイトルを見た時点から、すごく気になっていた本です。
この本は歴史学者の方が、物語のおもしろさを、という編集者の側からの注文を踏まえつつ書いた本です。ですから、歴史学者の書く論文や本の文章に慣れている方には、少々イかれた書き方のようにも感じるでしょう。また、歴史小説や歴史小説家の文章に慣れている人には、いちいち「証拠はない」とか書かなくていいから、という感じを受けるとは思います。
 しかし、この「学問」と「物語」の間を揺れ動く書き方、そして、著者独特の言い回しにはまる人は、少なくないんじゃないかと僕は思います。
 独特の言い回しをいくつかあげると、「ウソツキ!!黄門さまのウソツキ!!」「もはや妄説として、ゴミ箱行きにして良かろう。」
 これらの言葉が具体的にどんな文脈で使われていたかは、読んでからのお楽しみ。


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