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和書 508066 (308)



古代日本の航海術 (小学館ライブラリー)
販売元: 小学館

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たいした造船技術も無かった時代に、我々の祖先の人々が荒海の中をそれほど長距離移動航海できたはずがないと漠然と考えがちであるが、意外に馬鹿に出来ない。現代の科学技術だよりで退化した我々よりも身体的直感的能力・技術はずっと高かったようである。

鳥を使った陸地との距離の計測法や潮流の知識なども興味深いが、それらの海の道を通した言語語源伝播に着目し語源解明に新たな視点を導入する。




古代日本の四季ごよみ―旧暦にみる生活カレンダー (中公新書)
販売元: 中央公論社

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古代日本のミルクロード―聖徳太子はチーズを食べたか (中公新書)
販売元: 中央公論社

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古代日本のルーツ 長江文明の謎 (プレイブックス・インテリジェンス)
販売元: 青春出版社

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古代の世界4大文明と言えば誰でも知っているが、誰が"4つ"と決めたのだろう ? インドでインダス川流域に文明が栄えたとすれば、同時期にガンジス川流域に文明が栄えていたと考えても不思議ではない。そんな子供の頃からの私の疑問に、より日本に身近な中国を対象にして、壮大な説を展開してくれるのが本書。

著者は環境考古学が専門。中国と言えば黄河文明だが、それより南にあり、より温暖・豊潤な揚子江流域に文明が栄えていてもおかしくない。著者の専門である環境考古学により、今から5700年前に大きな気候変動があったことが明らかになり、この気候変動によって稲作文化が揚子江流域に広がったと著者は説く。黄河文明が花開くより1000年前だ。揚子江文明の担い手は農耕民族である。農耕の普及は都市化を促す。実際、揚子江の流域には遺跡の跡が点在すると言う。農耕が普及し始めたのはメソポタミアが最初で、それがヨーロッパの一足早い都市化をもたらしたという西洋史観を覆す論も心地良い。

そして、この稲作文化が日本に伝わり、縄文から弥生への移行を促す(もっとも近年は縄文時代の末期から稲作が行なわれていたとの説が有力であるが)のである。早く"世界5大文明"と呼称されるのを私も待ち遠しくなる、壮大なロマン溢れる好書である。




古代日本史最前線―“常識”は今くつがえされた! (文春文庫―ビジュアル版)
販売元: 文藝春秋

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古代日本史の謎―国の始まりから7世紀までの謎に挑む (DARIN BOOKS)
販売元: 日本文芸社

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古代の朱 (ちくま学芸文庫)
販売元: 筑摩書房

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 本書でいう「朱」とは、朱砂(しゅしゃ、赤土の一種)であり、それは水銀の原料であった。古代では、黄金と青銅の精錬にも、鍍金(ときん、メッキ)にも、水銀は必須であった。当時日本で、水銀を手に入れるために朱砂を求めて各地を転々とした金属業集団が存在した。その集団は、ニウズ姫(別名ニホツ姫)という水銀の女神を信仰した。金属業集団の記録は、ほとんど残っていない。たが、ニウ(丹生)という地名とニウ(丹生)神社は、各地に点在している。実地調査をした著者は、それらの土地のほとんどが水銀の産地であったことをつきとめた。朱砂(水銀)をめぐる壮大な古代のロマンが、今ここによみがえる。




古代の日本海文化―海人文化の伝統と交流 (中公新書)
販売元: 中央公論社

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古代農民忍羽を訪ねて―奈良時代東国人の暮らしと社会 (中公新書)
販売元: 中央公論社

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古代大和朝廷 (ちくま学芸文庫)
販売元: 筑摩書房

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天皇と書いてなぜテンコウではなくテンノーと読むのか。どっちだっていいじゃないかと叱られそうですが、実は深いわけがあるのです。

宮崎先生の論文「天皇なる称号の由来について」によると、天皇称号出現以前は天王という称号がありました。天王は仏教でよく使われる名前ですが、乱世の五胡時代、仏教の普及にともない、天王と称する支配者が中国各地に続出しました。そして中国の影響のもと、五王時代の日本の主権者が外国に対して天王と称したのは自然のなりゆきでした。

百済が倭王を天王と書いた記録があるそうです。百済が相手なら天王でもよいが、隋と対等な国交を結ぶとなると、「東天王敬白西皇帝」ではまずい。天王は皇帝よりも僅かながら格下だからです。でも中国には皇帝と同格の天皇という言葉がある。そこで、天王を天皇に書き改めました。しかし、字は変わっても呼びなれた呼称は簡単に変えられるものではない。テンノーはいぜんとしてテンノーであり続けました。

本書は、宮崎先生の日本古代に関する論考とエッセイを集めたものです。宮崎説にすべて賛成するわけではありませんが、天皇の称号に関する論文は、大勢の人にぜひ読んでいただきたい。と言うのも、日本古代には「大王」の時代があったとする謬説がはびこっているからです。単なる敬称に過ぎない大王を称号扱いしているのに誰も異を唱えない。一犬虚に吠ゆれば万犬実を伝う。まさに憂うべき状況ではありませんか。


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