和書 508066 (331)
マッカーサー元帥と昭和天皇 (集英社新書 (0013))
販売元： 集英社
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マッカーサー記念館で誰でも見ることができ、誰でも入手できる天皇や皇族の写真と、撮影者のプロフィールを紹介した本。著者は、天皇の笑顔を写真家の腕にしたがっているようだが、この種の写真が日本で長いあいだ、出なかったのは、当局とメディアが規制していたからにちがいない。
敗戦直後の米紙記者による天皇会見を伝えた米紙の見出しの意味を、著者は「平和のための天皇」とかんちがいしている。この小見出しは、天皇は、for peace（和平を支持）（againstではなくfor）だったという会見内容を要約しているにすぎない。もちろん、平和主義者という天皇イメージを広めんとする工作があったことは日米の研究者によって裏づけられているが、その事実と、この米紙の記事および見出しとは直接、関係はない。このように、歴史資料の読み方が皮相的で、信頼できる本とは思われない。
レンズに映った昭和 (集英社新書)
販売元： 集英社
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著者は1936年生まれ。毎日新聞社で写真部員を12年つとめてからフリーカメラマンとなる。以後一貫して”負の昭和”をテーマに写真を取り続けた。これまでに『花嫁のアメリカ』、『まぼろしの国・満州』等の著作を公刊している。本書は、著者の業績の集大成といった性格の本。新書版なので手軽に入手できる。ただし、戦争花嫁、満州国、ヒロシマと、写真も添えられた文章も”重たい”。それだけに、”負の昭和”をテーマに写真を撮り続けた著者に敬意を払いたい。若い世代に是非お勧めしたい。
ローマの泉の物語 (集英社新書)
販売元： 集英社
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泉に絞って書かれているので読みやすくよくまとまっていると思います。写真付きなので説明がより理解しやすいです。泉の一つ一つにその土地の歴史があるんだなあと思い、旅行時には注意して見てみようなどという気にもさせられました。
戦火とドーナツと愛 (集英社be文庫)
販売元： 集英社
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ラブおばさんのこの話を 偶然にラジオで聴きました。ラブおばさんの青春記という思いで読み出しましたが、戦時下の若者のたちの話でした。純に清く生き、そして死んでいった。もし彼らが 今ここにいたなら この世界をどう思うのだろうか。ラブおばさんのような ごく普通の日本人たちの戦争観を、いま 知ることにはとても意味がある。今こそ 我々は知らなければならない、戦争のなんたるかを。どんなに 自分には関係ないと思っても、時間を経てからでも 戦争は追いかけてくる。どんな人間にも 差別なく。戦争がある限り、どんな人間も 戦争からは逃げられないのだということが 充分に身にしみました。若い人も年配の人も 戦争のなんたるかを忘れないために 読んでほしい。知ってほしい。
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青銅の神の足跡 (集英社文庫)
販売元： 集英社
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太平洋戦争―兵士と市民の記録 (集英社文庫)
販売元： 集英社
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中国・反骨列伝 (集英社文庫)
販売元： 集英社
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中国歴史散歩 (集英社文庫)
販売元： 集英社
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元朝日新聞社の記者であった著者が体験などを基にした、各目次読み切りのエッセー集である。よって文体も全然難しくなく、親しみのわく感じで表現がされており、どんどん読み進んだ。加えて自分が全く予備知識なしで北京を観光旅行し、帰国後復習を兼ねて読み始めたので、観光内容を裏付ける・肉づける内容もあり、アッという間に読み終わった。
内容の中で特に良かったのは「随園食単」である。食べ物に並みならぬ興味をもっている私にはとても見逃せない内容であった。あえてここで言うなら中国四千年の歴史の中の味の一つなのだろうか！！そうまで言うか？って思う方もいるかもしれませんが……。
なにせ中国に興味を持たれた方は、入門書みたいな感じで手に取ってみてはどうでしょうか？
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中世を推理する (集英社文庫)
販売元： 集英社
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私も中世と呼ばれる時代には強くない。でも知りたい。そんな要求に読みやすくてぴったりだった。
この本は、そのややこしさが簡易に分かる。後醍醐天皇・楠木正成・足利尊氏・佐々木道誉など人物を中心に章ごとに書かれているので、読みやすい。重複するところもあるが、中世の空白といわれる時代を掴むのには適した入門書だ。
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追跡―一枚の幕末写真 (集英社文庫)
販売元： 集英社
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