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和書 508066 (346)



昭和45年クイズ (ぶんか社文庫)
販売元: ぶんか社

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『8月30日、冒険家・植村直己が5大陸最高峰を征服した北米の山は?』、など昭和45年にまつわるクイズが、なんと100問。
知ってる人には、ちょっと懐かしい。
知らない人でも、楽しめる『昭和トリビア本』
ドラえもんの連載もこの年スタートだって…知っていましたか?





「昭和80年」戦後の読み方 (文春新書)
販売元: 文藝春秋

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中曽根康弘元総理を囲んで論客西部邁と松本健一に理系大学教授の松井孝典を加えて、戦後の総括と今後の日本について討論した。西部は中曽根の存在を意識して普段よりソフトな物言いであるが論調はいつもの如くで、それに松本と松井が同調や反論をすることで肉付けし、中曽根がまとめ役といったところか。
話を広げすぎてしまったので内容的にはまとまりがなくなってしまったが、前提としては憲法改正というテーマが底流にあり、中曽根のグループがまとめた憲法草案の前文を西部が珍しく褒めている。4人をある程度知っていればその発言に新鮮味はないかもしれないが、中曽根は戦後政治の中枢に一貫していただけに物言いには重みが感じられる。

テーマは固いのだが、内容は易しく書かれていて読みやすい。




昭和史が面白い (文春文庫)
販売元: 文藝春秋

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 28の「事件」と書かれているが、28の出来事(「東京オリンピック」は事件じゃないでしょう?)に関与した人々の生の声を集めたものである。
 それはともかく昭和という時代の中のエピソードに直接関与して来た人々の「証言」の記録は貴重である。
 残念ながら、昭和初期の記録については証言者がすでに高齢や死亡していて集められなかったようであるが、対象がまずは証言者ありきであるためか、収集された証言の対象の選別に一貫性がないのが残念である。ま、それは、致し方のなかったことであろうけれども。
 興味ある題材を探して、そこに集中した手読むという方法がいいかもしれない。




昭和史がわかる55のポイント (PHP文庫)
販売元: PHP研究所

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比較的冷静、中立に書かれていて読みやすい。
ボリュームを極力抑えて極力要点に力点が置かれている。
やや掘り下げが不足している。
昭和を戦前、戦中、戦後と分けて55章にしているが、
やや範囲が広範囲すぎるか。
戦後の部分は別の本でもよかったか。
「二・二六事件」が昭和史において
極めて重要なポイントであること。
を補足していることは特に有用であった。








昭和史再掘―“昭和人”の系譜を探る15の鍵 (中公文庫)
販売元: 中央公論新社

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 一番印象深かったのは「東條英機の自決前後の迷路」。東條のピストル自決は失敗したことが嘲笑の種にされてきましたが、著者はそれよりも、彼が「天皇の忠臣」という自己規定を放棄したことを意味するという点で重要だとします。本当の忠臣なら、天皇に戦争責任を被らせないために最期まで努力するはずだからです。他方、敗戦に責任を感じての自殺なら、幾人かの軍幹部と同様、ポツダム宣言受諾直後に決行するはずなので、結局東條は占領軍に処刑されるのが嫌だった、つまり(戦時中国民に向かって説いていたのとは逆に)公を捨てて私をとったのです。「中野正剛はなぜ自殺に追いこまれたか」の章で見られる公務の私物化も併せ考えると、我国史上最大の戦争を率いた人物は、言行が一致せず自分の身が可愛い、どこにでもいる俗物であったということになります。
 他、「挫折した日本の原爆製造計画」には、アメリカ側だけが原子爆弾という、民間人を大量殺戮する兵器を作ろうとしたのではないという事実を突きつけられ、「シベリア抑留者の゛天皇島″への敵前上陸」には、ドイツやイタリアの捕虜と比べ日本人捕虜はソ連の思想教育に染まりやすかった、特にバリバリの国粋主義者ほどそうだったことを示され、考えさせられました。




昭和史と私 (文春文庫)
販売元: 文藝春秋

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以前初めて本書を読んだ時、著者が元左翼シンパだったことを知って、そうだったのか、と少し意外な気がした。自分が意識して著者を知った頃には、しっかりと「保守派」として色分けされていたと思う。でも、本書を読むと、大人しくて、あまり起伏の大きくない個性と相俟って、この人の場合、その同時代のインテリと違って左とか右にそれほどぶれていないことが分かる。良識的で、だからちょっと見、面白くないが、本書を読むと、起伏が無いだけに、時代の「素顔」に接することが出来たような気さえする。それから、本書を読んで戦前の良きエリートの最後の人かと思えてくる教養と風格がいい。「わが人生の断片」で見事な距離感で時代を書いた清水幾太郎も、或る時期、アジテーターと思われるほどに我を失っているような言動があったことが良く分かる。戦争直前の社会の素顔、戦争中のホンネ、戦後の混乱、「二十世紀研究所」「講和」「安保」と色々出てきて、或る断面が見えて面白かった。若年の頃幽かに記憶している風景に抵触して懐かしい。でも、本書を読んでも、今日から見ると甚だ不可解な「全面講和論」「安保反対」「べ平連」などを主張し、属した人たちの、「本心」や「必然性」は分からなかった。頭もよく、立派な教養とセンスを持つ多くの教養人が、あんな根無し草で、根拠の希薄なことをまくし立てていたわけで、さっぱり理解できない。本書に、その理由や背景を期待したが、そういう「事実」を前提に眺めているだけで、あまり参考にはならなかった。




昭和史の怪物たち (文春新書)
販売元: 文藝春秋

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「はじめに」に筆者自ら書いているように、引用文献が興味深い。
戦前・戦中の政治劇において「脇役」ではなく「裏方」にフォーカスした人選も心憎い。
描写があっさりとしすぎているきらいはあるものの、一種の伝記と見ればそれも許容範囲内。
「政治家が政治を行った時代」の匂いが随所に感じられる一冊。





昭和史の決定的瞬間 (ちくま新書)
販売元: 筑摩書房

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類書の多い昭和史のなかで、この本は独特の視点がある。1930年代は、ただ軍国主義へ向かう視点で記述されることが普通であり、それに反対する書物は、感情的に日本国擁護になりやすい。しかし、この本では、2・26事件の1週間前に総選挙があったことに注目している。また、宇垣内閣の流産やその後の総選挙の分析から、「昭和史の決定的瞬間 」を探し出している。それは1930年代のいつかは述べないが、ここでは、全面的に暗黒の時代ではないという著者の視点がある。当時、これに気づいていたのは、意外にも政治家ではなく中野重治などの文学者や哲学者であったという。学術論文を加筆して明解かつスリリングな文章になっている。




昭和史の謎を追う〈上〉 (文春文庫)
販売元: 文藝春秋

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 著者は難しい表現を極力省き、誰にでも分かるように注意しているのだが、それでも何も知識がない人が読んだら、ちょっと難しいのではないかと思った。しかし、法学博士でもある著者だからであろう、私情を挟まずに理路整然と解説している姿勢には拍手を贈りたい。
 通史ではないので、歴史の流れを捉えるには足りないが、昭和史の知識を少しでもお持ちの読者なら、断片をつなぎ合わせる楽しみはあるだろうし、なるほどとうなずく場面も多々あるはずだ。
 ほとんど新説はないが、昭和史を再考する上では大変貴重な論集だと思う。
 残念だったのは、何も知識がない人のために各章のはじめに事件の解説やどんな事件だったのかを少しでもあげてくれると助かると思った。しかし、膨大な数の参考文献が巻末に表記されているので、本書を読んで昭和史に興味を持ったのならば、これらの読破にチャレンジしてみても良いかも知れない。




昭和史の謎を追う〈下〉 (文春文庫)
販売元: 文藝春秋

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 著者は難しい表現を極力省き、誰にでも分かるように注意しているのだが、それでも何も知識がない人が読んだら、ちょっと難しいのではないかと思った。しかし、法学博士でもある著者だからであろう、私情を挟まずに理路整然と解説している姿勢には拍手を贈りたい。
 通史ではないので、歴史の流れを捉えるには足りないが、昭和史の知識を少しでもお持ちの読者なら、断片をつなぎ合わせる楽しみはあるだろうし、なるほどとうなずく場面も多々あるはずだ。
 ほとんど新説はないが、昭和史を再考する上では大変貴重な論集だと思う。
 残念だったのは、何も知識がない人のために各章のはじめに事件の解説やどんな事件だったのかを少しでもあげてくれると助かると思った。しかし、膨大な数の参考文献が巻末に表記されているので、本書を読んで昭和史に興味を持ったのならば、これらの読破にチャレンジしてみても良いかも知れない。


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