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和書 508066 (360)



ハプスブルク一千年 (新潮文庫)
販売元: 新潮社

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 1998年に出た単行本の文庫化。
 まぎれもなく中丸明氏の本である。軽妙かつ下品な語り口で、内容は不正確。それでも、ある種の魅力がある。
 本書は、いちおう、ハプスブルク家について通覧した歴史書。スイスの地方貴族時代から、神聖ローマ帝国の成立、スペイン・ハプスブルクの誕生、マリア・テレジアの時代、第一次大戦、最後の「女王」まで、ひととおりの事実が並べられている。
 まっとうな歴史書とは違い、脚色がすごく、ディテールの不正確さは目を覆うほど。でも、歴史嫌いの人が読むのにはちょうどいいのかも知れない。
 それにしても、歴代の皇帝や皇妃たちを、ひたすら卑近におとしめて語りつづける態度には感服させられる。
 下品な話、名古屋が嫌いな人には不向き。




秘密のファイル〈上〉―CIAの対日工作 (新潮文庫)
販売元: 新潮社

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意外なところでG.ケナンに出会った。
「封じ込め」の人で、日本の占領政策にも
影響を与えた人、とは思っていたが。
CIAに秘密工作の権限を与えた人として
登場する。
ただし、軍事対決を避けるための策だったらしいが、
実際には核で対決する方向へアメリカは動いた。
ケナンはどういう気持ちであったろう?




秘密のファイル〈下〉―CIAの対日工作 (新潮文庫)
販売元: 新潮社

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 文庫本とはいえ、上下巻併せて1000ページ以上にわたって、半世紀に及ぶCIA(中央情報局)等を中心としたアメリカの対日工作の軌跡を丹念に追求した労作であり、第一級の歴史的価値があると考える。
 著者の春名幹男氏は、共同通信記者としての在米経験を生かし、延べ「10年かけて、米国立公文書館などで大量の秘密文書を発掘し、関係者を探し出して、貴重な証言を得」(あとがき)てきており、新たな事実の発見も少なくない。

 これからも、「米政府の公然の外交活動は、秘密工作によって補強されなければならない」(1948年、NSC(国家安全保障会議)10/2号文書)というアメリカのスタンスは、基本的に変化しないであろう。
 1994年以降の「年次改革要望書」などで象徴されるように、アメリカは日本に対して露骨ともいえる“内政干渉”を行ってきているが、これらとともに、対日秘密工作を追跡・検証する地道な作業を今後とも欠かすことは出来ないと思われる。




秘録・陸軍中野学校 (新潮文庫)
販売元: 新潮社

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著者は「日本の埋蔵金」などの著書のある畠山清行氏で、編集はノンフィクションでは定評のある保阪正康氏です。中野学校は、その昔、小生の親族の一人が在籍していただけあり、興味をもって何度も読ませて頂きました。当然ながら「学校」システムそのものの克明な「足跡」調査は難しく、詳細暴露については有る意味インパクトに欠ける印象も否定できません。が、それはそれとして著者の熱意ある取材と努力には心より敬意を表します。時折小生に言葉少なに話して頂いた当時の状況そのものが、この書の随所に書かれており、深く感銘を覚えました。小生は決して戦争肯定論者ではございません。しかしながら、信念を貫きながら生きながらえるという執念にも似た「合言葉」。公私共につまづいていた小生にとっては、なにか、心の底から力が湧いてきたような気がいたします。




ヒロシマは昔話か―原水爆の写真と記録 (新潮文庫)
販売元: 新潮社

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平成お徒歩日記 (新潮文庫)
販売元: 新潮社

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東京下町。回向院や深川の小説が生まれるた雰囲気そのままの、エッセイですよ。
宮部さんの暮らしや、日々が垣間見る事できます。




本朝無双格闘家列伝 (新潮文庫)
販売元: 新潮社

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僕の昭和史 (新潮文庫)
販売元: 新潮社

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不思議な感じを与える昭和史だった。世の中はどんどん移り変わって行くのに立ち位置をほとんど変える事無く、同じ視点で俯瞰していく。それは、簡単そうで大変に困難な事だと思う。こんな事を可能ならしめたものは、筆者の従軍体験かもしれない。その体験記はそんなに詳しくは触れられないが、それがいかに大きいものだったのか読んでいくにつれて読者の私にも実感できる様になってきた。生き残った自分という視点から戦前・戦後を見つめる眼差しはどこか憂いと悲しみと、それでも生き続けているとも言うべき、ちょっとした後ろめたい喜びも混じって、やっぱり小説家だなあと感じさせる文章に仕上がっている。通史というよりも、やっぱり私小説の筆致に近いものを感じるし、その私小説風の個所の手馴れた感じがたまらなくいい。




枕詞の暗号 (新潮文庫)
販売元: 新潮社

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マッカーサーの日本 (上巻) (新潮文庫)
販売元: 新潮社

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