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和書 508066 (373)



山田方谷―河井継之助が学んだ藩政改革の師 (人物文庫)
販売元: 学陽書房

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備中松山藩の建て直しに成功した偉大な人物。越後長岡藩家老、河井継之助の師として有名だ。現在の日本のように幕末の諸藩も財政危機に瀕していた。山田方谷は板倉勝静の命により元締兼吟味役となる。上杉鷹山の改革を参考にし、上杉鷹山でさえ何十年もかかった財政再建をわずか8年余りで完了し余剰金までつくり上げたのだ。幕末最後の老中、板倉勝静のブレーンとして勝静を支え、尚且つ藩を立て直した山田方谷の考え方・行い方は不況の中の日本に活路を見出す重要で必要なものではないだろうか。




人物まんが日本歴史事典 (てのり文庫―事典シリーズ)
販売元: 学習研究社

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日本の歴史がわかる本〈人物篇〉南北朝時代~戦国・江戸時代 (知的生きかた文庫)
販売元: 三笠書房

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日本の歴史がわかる本〈人物篇〉古代~鎌倉時代 (知的生きかた文庫)
販売元: 三笠書房

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大和王権、
律令国家
平安貴族の時代、
藤原貴族から「源平」武士 
鎌倉幕府の成立
鎌倉新仏教の誕生

の6章で33項目の人物を描く。
同時代の代表的人物を美化することなく人物を描出している。




日本の歴史がわかる本〈人物篇〉江戸時代~近・現代 (知的生きかた文庫)
販売元: 三笠書房

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1章 鎖国
2章 動揺する幕藩体制
3章 幕末、そして明治維新
4章 明治新政府と近代国家
5章 「近代女性」
6章 大正デモクラシーから現代へ   という章立てですが、
やや大正、昭和の時代が少ないです。
明治の日清、日露戦争までは面白いのですが、
日華事変のあたりから
やや中国よりの記載が目立ちます。




人民の戦争・人民の軍隊―ヴェトナム人民軍の戦略・戦術 (中公文庫BIBLIO S)
販売元: 中央公論新社

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 本書はヴェトナム戦争(第一次、二次インドシナ戦争)のヴェトナム人民軍総司令官、ヴォー・グエン・ザップ将軍による、ゲリラ戦の教科書です。
 本書の一番の見所は何と言ってもマルクス・レーニン主義のヴェトナムにおける適用の仕方、特に軍事情勢の見方に対する適用の仕方です。インドシナ共産党の打ち出す方針のいたるところに唯物論や弁証法の思想が、生き生きと脈打っているのが手に取るように分かります。圧倒的な劣勢でのフランス、アメリカへの勝利は、まさに理論の勝利だと言えると思います。
 本書はアメリカとの泥沼の戦いの最中に、必死になって戦っているヴェトナム人民に宛てて書かれた文書なので、「自画自賛調」で記されています。戦争とは直接関わりのない現代の日本人にはかなり違和感を感じると思いますが、字もろくに読めないような農民たちが砲撃の最中に寄り集まり、一字一句読み合せて戦争の大局を掴んでいた歴史的な書であると思えば、納得がいくかと思います。
 膨大な人民の苦悩と犠牲の上に打ち立てられ、今なお人民のあり方を理論的に示唆する、歴史的な一冊です。




神武天皇―日本の建国 (中公文庫)
販売元: 中央公論社

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記紀にいわく日本建国の祖であるという初代天皇「神武」。戦後その存在は一般に否定しされているが、果たしてこれは妥当なのであろうか。
 植村氏は、このような見解に疑問を呈し、丹念な考察を本書で行っている。記紀の旧辞、歌謡、帝紀の考察を通じ、神武非実在論を斥ける。
そして邪馬台国の位置問題、そして考古学上の知見を大胆に踏まえ、邪馬台国東遷を史実とみなし、神武をそのキーパーソンと論じる。
 地道に神武の正体に迫る論考はむしろスリリングである。




神武東征の謎―「出雲神話」の裏に隠された真相 (PHP文庫)
販売元: PHP研究所

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関裕二さんは古代出雲を読み解くキーワードとして祟りを意識していると思う。どうして、人は「祟り」を恐れるのか?それは、後ろめたさの裏返しなのではないか。

記紀神話を読んでいると、一人の人の功績が何人かの神の功績に分断されていたり、時代が前後していたり、同じことを登場人物を変えて表現していたりするのでとてもわかりにくい。しかし、その背後に潜む作者やその時代背景を考えてみると、真実のできごとはこういうものだったのではないかという推論が成り立ってくる。

大和(奈良)に進出したのは出雲の勢力だったのではないか、そしてその新しい出雲が山陰の古い出雲を征服したために長い間出雲は祟ると無意識に、もしくは明確に意識して中央政府は恐れていたのではないか。それが8世紀に造られた記紀神話に現れているのではないか。

関裕二さんの意見は突飛なものかもしれないが読んでいると次第にその世界に引き込まれてしまう。それはとても魅力的なのである。




神武東遷 (徳間文庫)
販売元: 徳間書店

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水滸伝―虚構のなかの史実 (中公文庫)
販売元: 中央公論社

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 「水滸伝」と言えば、梁山泊を拠点として108人の豪傑が暴れまわるというピカレスク、若しくはアウトロー系のお話。誰もが名前を聞いたことのある有名な中国古典文芸ですが、「西遊記」や「三国演義」などに比べると、我が国ではいま一つマイナーな観があるようです。
 さて、本書は、東洋史京都学派の泰斗たる宮崎市定教授が、この水滸伝を題材に、宋代中国の政治と社会を一般向けに平易に解説するものです。
 当時の皇帝徽宗の即位に至る事情と治世の混乱、天下の悪役・童貫に見る宦官の跳梁振り、典型的奸臣・蔡京の実像と当時の官僚制度、宋江や林冲らに代表される地方吏員や下級軍人の実態、さらには当時の監獄制度や道教の流行振りに至るまで、話題は縦横に亘り、当時の中国社会の息吹が伝わってくる心持ちを覚えます。
 中国「近世」初期の実情を知るための真に相応しい入門の書であり、また、水滸伝そのものに対する興味を激しくそそらされる本です。中国史に対して興味があれば、水滸伝そのものへの関心があろうとなかろうと、楽しく読める一冊だと思います。


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