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和書 508068 (270)



古典の知恵袋―東と西の処世術入門 (講談社学術文庫)
販売元: 講談社

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五輪書 (講談社学術文庫)
販売元: 講談社

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宮本武蔵の「五輪書」に「独行道」を付記してある。五輪書部分は、原文と訳文が載っている。この訳文はありがたい。正直、私のように、原文はよくわからなくて、これであれば英語の方が楽だなんて思う情けない日本人にとっても、とてもわかりやすくてスラスラ読める仕上がりである。さらに、ポケットに入る文庫というサイズ的な有利さもあり、通勤電車の中でも簡単に読める。まあ、洞窟にこもって真摯にこれを書いた宮本武蔵は、そんな時代が来たことを知ったら驚くかもしれないが。

兵法一般について書いてあるが、「孫子の兵法」やクラウゼビッツの「戦争論」のように、軍隊を動かして戦う参謀や司令官用のものというよりも、基本的に剣の道について説いたものである。

なかなか具体的だ。そして、合理的で、理論的で、コンパクトに書き連ねられている。武蔵によれば、何々流とかなどというのには本質的な意味はなくて、とにかく剣というのは勝つこと、そして切ってしまえばよいのだ。構えも、形ではなく、相手にとって具合が悪いようにすればよい。そして、拍子をとって先手を取ること。負けないこと。場所や位置も利用し、相手が崩れる時に一気に打つ。そういう極意が整然と綴られている。

現代人にとって、具体的にこれがどう役に立つかは正直いってわからない。ただ、平明な訳文のおかげであまり時間もかけずに読めるので、文化的な視点から、日本人であれば一度は読んでおいても損はない一冊だと思われる。




菜根譚 (講談社学術文庫)
販売元: 講談社

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『菜根譚』は各社から出ているが、漢文原文、語義、訳文と詳細で、参照しやすい目録を備えたこの学術文庫版は、もっとも便利なもののひとつだと評価できる。「風括かに浪静かなる中に、人生の真境を見、味淡く声希かなる処に、心体の本然を識る」静寂の中にこそ人生の真実を知ることが出来ると説く本書は、儒・仏・道の三教に通じた明代の知識人、洪自成の深い思索に満ちている。まるで現代の精神医学のカウンセリングを先取りしているようである。『菜根譚』の神髄は「中庸」つまり日常生活におけるバランス感覚ではないかと思う。順境の中でも気を許すな。逆境の中でも落ち込むな。人生は諸行無常。一家団欒の中に道は実現している。日頃本書を紐解けば、生活のバランス感覚を取り戻す妙薬になるだろう。




作文講話及び文範 (講談社学術文庫)
販売元: 講談社

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呻吟語 (講談社学術文庫)
販売元: 講談社

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自警録―心のもちかた (講談社学術文庫 (567))
販売元: 講談社

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言うまでもないですがこの本を書いた新渡戸氏は「武士道」を書いた人です。「武士道」自体が西洋に誇示するために氏が勝手に書いたのではあるまいかと思っている私としては(「葉隠」の方がよっぽど内実を表している気がします)、読んでいるとうがった見方をしてしまいます。個人的には渋沢栄一「論語講義」の方が好きです。




人生12の知恵 (講談社学術文庫)
販売元: 講談社

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本エッセイは「新潮」昭和二十八年一月から十二月にかけて連載されたものだという。
掲載順に
 
 志を立てること
 愛国心
 金銭について
 偽善と偽悪
 魅力ということ
 失敗について
 顔について
 旅について
 義理と人情
 タイミングについて
 徒党について
 交遊について

専門である英文学の該博な知識を背景に平易で穏やかな語り口。
当時の目で見た共産主義に対する見解などは今では常識になってしまった。
著者は冗談めかして自身を保守反動などと言っておられる。
あとがきは阪田寛夫氏。




大統領の英語 (講談社学術文庫)
販売元: 講談社

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スピーチから歴代大統領の人柄や時代を浮き彫りにしようとした本だと思うが、何のことはない、よく言われている人物評や時代評に合致した箇所をスピーチから選び出しただけの本である。ただ、著者は上智の語学の先生ということもあり、日本語訳とかはうまい。語学の勉強にはオススメ。




知的生活 (講談社学術文庫)
販売元: 講談社

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人生の中で自分の知力を最大限に生かすための、
深い考察がなされています。
全体を通して、時間を節約せよ、人生を無駄にするなという
ハマトンのメッセージが伝わってきます。

イギリスの古い時代について語った部分もあり、
全て読みやすいとは言えませんが、
それを差し引いてもおつりが来るほどの名著です。

「知的に生きる」人は必読でしょう。
できれば原著も一緒に読みたいものです。





知的人間関係 (講談社学術文庫)
販売元: 講談社

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