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和書 508072 (29)



4U(ヨンユー) (幻冬舎文庫)
販売元: 幻冬舎

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男と女の間(セクシャルな部分を含む、当然ですが)に関連した短編集です、サラリと読めて気持ちよい切り方です。中でも気になったのは、突然昔の友人から告げられる共通の知り合いの遺言にまつわる話し「眠りの材料」、隣の夫婦とのやっかいでいて甘美な秘密の繋がり「血止め草式」、不思議な場所で出会うことになった男と女の始まりから終わりまでを描く「男に向かない職業」、風変わりな友人との関係性にセクシャルなものが入り込むとどうなるのか?を描く「高貴な腐食」です。


どれも20代中盤から後半にかけての男女の機微をかなり忠実に、しかも正直に描かれていて私は好感持てました。男でも、女でも、自分の立ち位置から逃れることは出来ないですし、その性別が基本になるのだと個人的には考えます、ストレートなもので。違う立場の方がいて、その方々とも偏見なく分かり合えるとは(ある程度なら)思いますが、ストレートな方々に向けられた物語です。

しかし、私の今の年齢からですと、なかなかそれだけではイケナイな、と思いました。懐かしくすら感じられます、20代後半から30代前半が。今でも迷いまくりですけれど。


ちょっとした(私を含む30代後半より上の方なら)ノスタルジーを気持ちよく言葉にしてくれて、しかも正直で冷静な観察と知っているけれどちゃんと言葉にするのが難しいことを言葉や文章を読む事で理解させてくれる作品です。20代の方でも面白く読めると思います、男でも女でも。男女の間の様々な関係について興味のある方にオススメ致します。




4つの変奏曲―ローゼンクロイツ・プレザン (角川ビーンズ文庫)
販売元: 角川書店

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4点解説 ハイテク早わかり―SFXからバイオ新薬まで (ゴマセレクト)
販売元: ごま書房

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5 姦の忍法帖 山田風太郎忍法帖短篇全集(全12巻) (ちくま文庫)
販売元: 筑摩書房

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忍法帖短篇はナンセンスかつシュールなものが多いのですが、
この作品集はその集大成といえましょう。
「のぬふ! のぬふ!」がなんとも笑える「姦の忍法帖」は
結局何がしたかったのかに悩みつつも、リングアナウンサーの
如き由井正雪と、それに頷く将軍家光に爆笑させられます。
さらに「〆の忍法帖」では「忍法 馬吸無(バキューム)」

が登場。腹の皮がよじれるシュールさです。




50/50-フィフティ・フィフティ- (リーフノベルズ)
販売元: リーフ出版

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ささいなところでひっかかりはあるんだが・・・。
意外に最後まで引っ張る力はある。
190近い大男のカップル。一方はモデル上がりの超美貌の男、とあっても正直、ひくものはある。
しかも、タイマンはって互角の喧嘩を繰り返す二人だから、ガタイがいいという描写もかなり出てくるのだ。だが、それでも一方は可愛いところを失わない。
もう片割れはやくざとしてはなんとやらと思うところはある。しかも、相手と比べてはるかに男らしいかというとそうでもない。勝負は互角だ。それなのに、やっぱり彼が受け止める方であるとちゃんと認識させる。
珍しい材料は乏しい。ん?と思うところもある。
作者特有の説明くささもある。
でも、ありきたりの材料を綺麗に組み合わせてちゃんと完成させてしまった。
最後までちゃんと読ませるのはそういうところかも。




500年目の恋人 (パレット文庫)
販売元: 小学館

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50CCバイクで島の温泉日本一周 (小学館文庫)
販売元: 小学館

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 小型のオートバイをおともに、日本中の島を走りまわった記録。伊豆諸島、小笠原、江ノ島、小豆島、隠岐、佐渡島、五島列島、屋久島、沖縄と全国をくまなく訪れている。
 目的は2つ。島をオートバイで走ることと、温泉に入ることだ。あと、美味しい魚を食べことも含まれるみたいだ。楽しそうな旅で、実にうらやましい。
 島に渡るには、多くはフェリーや渡船を利用することになる。そうやってわざわざオートバイを持ち込み、島中を走るわけだ。なかなか爽快そう。親切で安い島の民宿も素晴らしい。
 ただ、本書で取り上げられている島が188ヶ所にのぼることからも明らかなように、あまりにせわしない旅であった。また、出来るだけ数をこなすというのが目的になってしまっていて、ちょっと寂しい感じがする。




50の職場と50の小説 (角川文庫)
販売元: 角川書店

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50億ドルの遺産 (徳間文庫)
販売元: 徳間書店

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~『火神を盗め』や『謀殺の弾丸特急』などに連なる、冒険小説。

主人公はヨーロッパから東南アジアへと渡り歩いて来た青年・中尾英輔。
彼が島国スマリで進行する陰謀に巻き込まれるところから物語は始まる。

アメリカがベトナム戦争で使った兵器、
50億ドルそうとうの遺物がスマリに残っているというウソによって、
スマリに世界銀行等から融資を引き~~出し、軍需産業に一泡ふかせよう、
というのがその陰謀である。

その倒錯的な発想も凄いが、
それに絡んでいる殺し屋やプロの軍人たちのストイックな描き方は
さすが山田正紀、という感じ。
終盤は最初に挙げたような作品と同じく、絶望的な戦力差を前にしながらも、
目的地に向かった行軍/冒険が待っている。

例によってクライマックスはあっけ~~なく通り過ぎてしまうのだが、
本作ではそれを補うかのような、多少長め、
かつ意表をつく二転三転の展開のエピローグが待っている。~




50歳からが面白い (講談社文庫)
販売元: 講談社

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