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和書 508072 (132)



puzzle (祥伝社文庫)
販売元: 祥伝社

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どうせなら超常現象でしたで済ませてほしいラストだった。もっときちんと科学的根拠を積み上げてほしいものだ。SFやファンタジーだとしても納得できない終わり方で、ガックリさせられた。どなたかも書かれていたが、物語の導入部はさすがにこの人ならではの上手さなのだが、ラストに近づくにつれてプロットの甘さが露呈する。「月の裏側」とも共通する、「辛い」恩田作品の一つだと思う。ある意味印象に残る一冊だった。
「夜のピクニック」や「黒と茶の幻想」のようなタッチの作品こそこの人の持ち味だと思う。




PYGMALION―A Romance in Five Acts (講談社英語文庫)
販売元: 講談社

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Pの密室 (講談社ノベルス)
販売元: 講談社

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二つの中篇、どちらも名探偵の子供時代がかかれている。御手洗潔はやはり天才。5歳でモーツァルトを演奏し、因数分解を計算する。そして犯罪捜査にも深い関心を持っていた。

高度経済成長以前の日本の風俗が好意を込めて描かれている。トリックもいつもの奇想ではなく、ある程度納得できる。屈託を内に秘めた少年名探偵の姿に漫画のイメージが重なるが、これは設定上いたしかたないであろう。




Pの密室 (講談社文庫)
販売元: 講談社

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御手洗潔の幼少時の話。話の始まりは石岡君が龍臥亭事件で知り合った犬坊里美が横浜の女子大に通っていて、その女子大の古い記録を見ていたら御手洗の子供の頃を発見したという風に始まります。そして、幼稚園時代の御手洗が活躍する「鈴蘭事件」。小学生時代の「Pの密室」と舞台は過去に飛びます。幼少時の御手洗は天才少年というより、大人の頭を移植された子供みたいな感じで少しやり過ぎですな。だって「ああ、何で僕は幼稚園児なのだぁ」と嘆くのですよ。そして「弱い立場に置かれたらそうなるんだよ」と語る幼稚園児御手洗は人間社会の悲哀を完全に把握していてあまりにもやり過ぎと感じてしまう。IQ200の天才児が事件のトリックだとかを大人の手引きの元、解決するぐらいならまだ有り得るかとも思うのだが、島田氏の社会論をそのまま園児御手洗に語らせているので不自然さがある。夢野久作の「犬神博士」には遠く及ばない。まあしかし2編を通じて島田氏が言いたい事はテーマとしてよく表されていると思います。「Pの密室」なんてまさに社会派島田荘司全開といった感じ。構成は結果的には少年同士の対決みたいにもなっていて大人の頭の悪さがクローズアップされがちではあるが、これもある意味社会論の末ですな。そして御手洗が女性嫌い?になった理由みたいな物も記されています。




P・B(ピーチ・ボーイ)・センセーション―洋一郎×彼方シリーズ (二見シャレード文庫)
販売元: 二見書房

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P・B(ピーチ・ボーイ)・ミラクル―洋一郎×彼方シリーズ (二見シャレード文庫)
販売元: 二見書房

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Q&A 知的財産権の考え方 (日経文庫)
販売元: 日本経済新聞社

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QE(クイーン・エリザベス)2世号殺人事件 (光文社文庫)
販売元: 光文社

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QED ~ventus~ 鎌倉の闇 (講談社ノベルス)
販売元: 講談社

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 ホームズや龍馬をテーマにしていた頃はまだミステリ小説と言ってよかったのですが、今や歴史読み物になってしまいました。

 読み物としては面白いのですが、もういっそのこと殺人事件を入れたり、沙織や奈々のちゃちゃ入れをやめてしまったらどうでしょう?
 ミステリ小説を読みたくて手にとってしまった方ががっかりしてしまうのが目に浮かんでしまいます。




QED ~ventus~ 熊野の残照 (講談社ノベルス)
販売元: 講談社

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●現在進行形の方はかなりおどろおどろしいのですがミステリーとはいい難いですね。またいつものように人物描写が浅いので当事者が行動へ移る経緯にいまいち説得力がありません。●新しい登場人物にかなりくせがあってどちらかというといけ好かないです。自分の哀しみをもって超然とした世界観を確立しているのかといえばそうともいえない、う〜ん、周りを気に過ぎるしいちいち他人の粗探ししているような御仁。崇のような鬼才とか我が道を行くタイプではありません。分かりやすく喩えるなら中二の性根が熟成せずにそのまま瞬間冷凍され続けている感じです。●歴史探索の方は今回かなり難しい、ちょっと前提となる日本神話の知識がある程度必要です。かなり祟の口数が多いし神様の固有名詞も相当数出てきます。話について行くだけなら何とか可能ですが神話の出来事・登場人物同士の関係自体を私は時系列で知りませんでしたのでちょっと考え込みながら読んでしまいました。例えば神武天皇って人間?神様?・天照大神の係累なの?・天照が降臨してからどれ位たって東征が始ったの?・東征は大国主命を屈服させたあと開始されたの?・大国主命を屈服させた時点でヤマトは後から来た神様の手中に納まったんじゃないの?それなのに東征がなぜ必要なの?こういう疑問がどんどん浮かんできて主人公の謎解きに集中できませんでした。●ですから簡略に神話に関して知識を仕入れるか何らかのレファレンス本を傍らに置かないと難しいですよ、今回ばかりは。●これを読んだ後すぐに神器封殺を手にとるのをお薦めします。順番が逆でもなんとか大丈夫です。後ろで前のネタばらしはしてませんから。でも他の巻を先に読まなくても充分楽しめる理解できる構成です。●今回の見物は崇と奈々が第三者から見るとどう受け取られているのかそれがちょっと陰険で辛らつな視点の持ち主から提示されていることです。


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