個人的には、何の予定もない休日、ライトビールでも飲みながら、一気に読んでしまうことをおすすめします。
つまらない映画にお金を払うくらいなら、この本を読む2時間の方が賢明だと思います。
流れるような文章と、読み終えたあとの爽快感は、喜多島隆の小説には共通なものだと思います。
個人的には、何の予定もない休日、ライトビールでも飲みながら、一気に読んでしまうことをおすすめします。
つまらない映画にお金を払うくらいなら、この本を読む2時間の方が賢明だと思います。
いつの歳でも夢を持ち好きな事をする気持ちの大切さを教えてくれるって何?このシリーズでまたファンを引きつける展開、久美はサーフィンでワイプアウトして波に飲まれたトラウマを克服できなければ自分がこれから先の生き方に自信が持てなく、それを乗り越えてノブと一緒に生きる事を選んだ、深山は若いころの夢のベースマンのチャンスをノブたちに託してまた自分の娘に一生懸命に好きなことをすることを父の背中を見せながらバンドを続けた結果会社に多大な評価をもらった、やはり神様がどこかで見ていて一生懸命してればきっといいことあるさ、といっている感じですね。ノブは恋人との思い出を忘れないが、少しずつ思い出になって行く自分を感じまた悲しみを乗り越えなければ成らないと受けとめ始めた。地元のサーファーのボスが自分らしさを無くさないで生きると言う事は好きなことを持ち続ける事、読んだ時に感じる本の一冊です。
相変わらずの優しい視点と筆力でうならせ、どうしてもエジプトに行きたい! と思わせる(途中に出てくるカフェに、どうしても行きたいです)。現地の風がふと吹いてくるような気さえするのは、取材と、素敵な写真と挿絵の成せる技でしょうか。
毎回ついている旅についてのコメントは、制作現場を覗き見るようで、興味もあり、でもやっぱり見なければ良かったかも、という気もし。。。複雑です。
過去編と言うことなので、その他の小説を読んでからこちらを改めて読んだほうが話も分かりやすいので、先に別のシリーズを読むことをお勧めします。
私のお勧めは、澄乃編(儚雪)か旭編(小さき祈り)です。この2作は、本編でも過去編の前にプレイすることができるシナリオですので、この2作、特に澄乃編を先に読むことをお勧めします。
話の方ですが、SNOWの世界で一年中雪が降っている原因になった過去の事件について書かれています。
澄乃編と読み比べてみると、かなりの部分が一致していて、龍神村で過去に起こったことがまさに今、同じ形で起こっているのだなぁということが感じられると思います。
過去編を利用して澄乃編はじめ他のシリーズを、他のシリーズを利用して過去編の謎を解いてみるのも面白いかもしれません。
過去編と現在編が揃って1本の「SNOW」という作品になっていると思うので他のSNOWと同様にこの作品も読むことをお勧めします。
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