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和書 508072 (149)



TVピープル (文春文庫)
販売元: 文藝春秋

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 まことに不思議な村上春樹ワールド。特に「TVピープル」で、自分だけの世界における恐怖感がリアルに伝わってきて、この後はどうなる? とドキドキさせられた。
 「ゾンビ」のストーリー展開はありきたりでも、内容の質は違う。そして最後の「眠り」は不可解な現実と自分の中にある変化における心理描写が上手い。
 こちらもその気になってしまって、始終ドキドキした。
 
 個人的には「加納クレタ」が面白かった。(エンターテイメント性においては)




Twelve Y.O. (講談社文庫)
販売元: 講談社

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文庫版の解説で大沢在昌が書いているように、正直言って、前作「川の深さは」の方が感情移入できたし、泣けた。設定もあまりに話が大きすぎて、あまり現実感はなく、どうしても「作り話」という意識から抜け出ることが出来なかった。個人的には、「川の深さは」と「6ステイン」こそが福井晴敏の真骨頂だと思っているので、ややこの作品は誇張が行き過ぎて失敗したのでは・・という気もする。

ただ、この作品が江戸川乱歩賞を受賞した経緯については、大沢の解説を読んで納得できた。大沢の気持ちは一読者としても共通の思いだからだ。

唯一、この作品を救っているのは護とウルマという「戦闘のために作られた人形」たちが、心を持ち、涙を流す場面だろう。それぞれの父親や母親に見立てた人達への思いは熱く胸を打つものがあった。

いずれにしても、「川の深さは」とこの作品が、「亡国のイージス」という大作に繋がるのだから、読んで損は絶対にない。




Tの複写 (角川文庫)
販売元: 角川書店

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T・T大脱獄 (角川文庫)
販売元: 角川書店

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T・T過去からの殺し屋 (角川文庫)
販売元: 角川書店

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宇宙を又にかける泥棒の話なので、近未来SF泥棒物ってことになります。
近未来でも大物の泥棒となるとむやみな殺生はしないとか、難しい物だけ盗むとか、その辺はルパンとおんなじ考え方みたいです。
パートナーは美女二人で今回はそのうちの一人と行動をともにする馴れ初めの話でした。




U.V. (集英社文庫)
販売元: 集英社

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u1‐語録―すべてを…軽く…深く…愛していたい (新風舎文庫)
販売元: 新風舎

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特殊な日記形式のノンフィクション。
この作者独自の日記形式にぐっときた。
確実に後半からシビれたね...。
前半と比べると何か、が違う。
全ては私の物差しで測ったに過ぎないけれど...。

「愛」「宇宙」このふたつのキーワードは共通する意識だった。
柔らかな世界がそこにあったよ。
私とは逆の世界、だからこそ近く感じる世界。
共感できる部分、そうでない部分。

「愛」... 存在するモノへの愛、存在しないモノへの愛。
例えば“言葉”を口にする時、愛が無ければ愚痴や悪口になる。
そこに“愛”があれば、違う言葉になる。
思いやりや優しさ。

「宇宙」... 小さな宇宙が集まって大きな宇宙になる。
私達、ひとりひとりが小さな宇宙、とてもちっぽけ。
だからこそ大切なのだ、と、よく思っていたものだ。

それぞれの意識の違い、だから、私が感じた事と
作者が感じて書いた事とは相違なるだろう。
でも、共感できる部分は限りなく近い距離だと思う。

刺激が少ないから、よく眠る前に読んだ。
刺激が少ないプラス面、それは素敵な事。
それでいて、浅はかでは無い。
欲を言えば、もっと深みが欲しい。
何事も・・そうかもしれないけれど、
「もっと、もっと」と欲しくなる。
だけどこれでお終いは勿体ないから、是非書いて欲しい。

シビアに言えば、少々飽きる。
刺激が少ないマイナス面。
単調なので、飽きさせてしまうんだな・・。

読んでいる時に、よく自分と対峙させられた。
自分と向き合うきっかけをくれる本だよ。
十人十色、その意味がよ~く解る。
流されやすい、けど、流されない、作者の強い言葉。

実は大きなきっかけを私にもたらした一冊の本となった。
「言葉」を残す事。
私も「言葉」を残してみたくなった。
そして、私には無い「素直」がこの作品にはある。
私も素直になってみようか... 。
その先に突き抜ける為の、考えるきっかけをくれた。

この作品は枕元に置く事になるだろう。
柔らかな風が吹く... 。
作者の人柄が伺える。




UFOとポストモダン (平凡社新書)
販売元: 平凡社

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ものすごく完結にまとめてあることは評価するが、ネットを散見するかぎり評価が高すぎるのではないか。カーティス・ピーブルズの「人類はなぜUFOと遭遇するのか」を読んでから本書を読めば、多少評価が変わるのではないかと思う。
それと本書では、ほとんど過去のものになってしまったUFO神話の次に来たものが「環境ホルモン」や「スカイフィッシュ」だということになっているが、それならば「ネッシー」や「雪男」などの、同じように古くなってしまった一種の都市伝説の後にも同じものが来ているということなのか? もちろん分量の問題もあってそこまで触れられていないのだろうが、ポストモダンを扱った書籍の場合、読者側の「じゃああれはどうなの? これはどうなの?」という素朴な疑問に明確に答えられないかぎり、「理屈と膏薬はどこにでもつく」で片づけられてしまう危険性が大いにある。




UFOと猫とゲームの規則 (角川文庫―スニーカー文庫)
販売元: 角川書店

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 まるで童話か絵本、昔話のようなお話。地球はたくさんの異星人(?)の監視下にあって、その異星人たちが行うゲームに主人公は巻き込まれてしまい、不可解な幻想空間を旅するはめに。登場人物を人類の中からランダムに選んで行われるゲームデーターの集積結果によっては、人類の存亡に影響を与えるかもしれないというが…。

 まるで『X-ファイル』か『レベルE』だが、趣はかなり違う。なにせ、ほのぼのとした物語なのだから。一見他愛なく、ありふれたファンタジーとも思えるが、妙にしんみりと心に残る。それはおそらく、この物語が誰もが若い頃に持っている傲慢や、淡い恋の記憶を暖かく見つめさせてくれるからだろう。

 作者については、この人が本を出し続ける限りその作品を読んでしまうんだろうな、というくらい好きだが、いかんせん作品数が少ないんだよね…。




UFOカメラ (講談社文庫)
販売元: 講談社

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