和書 508072 (292)
夢色十夜 (パレット文庫)
販売元： 小学館
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収録されている三つのお話しの中で、一番好きなのが「薄氷」です。
風邪をひいて寝込む倉橋を見舞った鷹司が、少年時代に逆に肺炎を起こして何日も学校を休んだ自分を、倉橋が見舞いにきたときのことを回想するのですが、このとき鷹司は高熱で朦朧としながら見た夢に出てきた不気味な女の影や、窓を端から覆って行った真っ黒な人の手形に怯えていました。
そんな鷹司が見たものを、倉橋はただの夢だと笑ったりせず、祖父から「魂と思え」と与えられた守り刀を病気が治るまで鷹司を守ってくれるようにと彼に預けます。倉橋がこの守り刀を、祖父の言葉に従って自分の魂として扱っているのが伝わってくるので、それを鷹司を守るために、鷹司の盾となれるようにと預けることができる倉橋が凄くかっこよかったです。
こういう友情、いいな……。
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夢色十夜〈3の巻〉 (パレット文庫)
販売元： 小学館
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昭和初期を舞台に、怖く、どこかもの哀しい不思議な出来事が
描かれています。
四季折々の美しい風景なども丁寧に描かれていて、
目に浮かぶようでした。
でも互いを大切に思う倉橋と鷹司の友情が一番素敵でした。
もっと続きが読みたかったけれど、残念ながら最終巻だそうです。
かんかん虫は唄う (吉川英治歴史時代文庫)
販売元： 講談社
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かんがえる人 (光文社文庫)
販売元： 光文社
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かんたんに幸せになりたい (幻冬舎文庫)
販売元： 幻冬舎
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本の最初のほうにあった言葉です。タイトルに引かれて、名前も知っていたのと、幸せにもなりたかったので買いました。幸せの捉え方が独創的で、楽しくて、なんだか幸せになったような、実際、幸せだったと思います。しばらくして、お亡くなりになったことを知りました。巻末のところに鬱状態の記述もあったので、今回は越えられなかったのかと思い残念に感じました。
でも、この本やおじゃるを残してくれたことは、よかったんだと思います。ご冥福をお祈りします、お安らかに、、。
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かんちがいだぜ、DR―だまし討ちだぜ、DR〈2〉 (二見シャレード文庫)
販売元： 二見書房
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かんちがい閉口坊 (文春文庫)
販売元： 文藝春秋
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がくがく辞典―聖なる猥学48講 (文春文庫)
販売元： 文藝春秋
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がらくたのフロンティア (富士見ミステリー文庫)
販売元： 富士見書房
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えーと、うん、話自体は師走先生ならではの
あれよあれよと進んでしまう展開で、サクサクと読み進めることができます。
なので、じっくり読みたい人はちょっと向かないかも。
エンターテイメントと割り切って読むといい感じかなと。
で、内容は商品説明で十分そうなので、別な切り口から感想を一つ。
これって「メタル」？
（↑が何のことか分からない人はとりあえず読み飛ばして下さい。）
荒廃した世界やら、戦車に乗って荒野を進んだり、巨大な怪物と
銃や刀で戦ったり……これってメタルだよねぇ！？
と思わず思ってしまうほど世界観が似ています。
エイブラムスとか、また中途半端にリアルに武器が出てくるので、
メタルが好きで尚且つラブコメが好きな方は楽しめるかなと。
で、読み飛ばした方はこちらを。
よくある近未来モノですが、師走先生の書き方のおかげで？
有無を言わさず先へと進んでいくため、ＳＦとかミリタリーが苦手な方は
十分覚悟した上で読まれるほうがいいかと。
素人に迫撃砲のどこが便利なのか何て３行程度じゃ分かりません。（苦笑
逆に多少かじっている方は結構ニヤニヤしながら読めるかなぁと。
まあ、師走先生のラブコメがまずＯＫな方という前提がありますが。
がらくたのフロンティア〈2〉 (富士見ミステリー文庫)
販売元： 富士見書房
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お話のペースが前作よりさらに上がり、読んでいて途中のたるみがないすっきりしたお話になっています。新キャラも想像が付きやすい分かりやすく親しみやすいキャラばかりで…と思っていたら悪役が。前作とは違ってちと分かりにくい所に潜んでいました。ここからこの展開で終わるのかーとはらはらどきどきです。謎がさらに増えてしまう巻ですが、楽しく読めました。