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和書 508072 (362)



さよならカトリーヌ (講談社X文庫―ティーンズハート)
販売元: 講談社

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さよならジュピター―シナリオ版 (徳間文庫)
販売元: 徳間書店

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さよならジュピター〈上〉 (ハルキ文庫)
販売元: 角川春樹事務所

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1980年に公開された同名映画の、映画公開に先立って発表された小説。映画がいまひとつのレベルであったためか、小説作品自体もいまひとつ評価されていない印象があるが(ハードSF自体が最近の流行ではないこともあるかもしれない)、本作は正真正銘のハードSF。20年ぶりに再読したがその印象は変わらず、日本SFを代表する正統なハードSF作品と再認識した。
人類125億人のうち5億人が地球の外で生活しているという22世紀半ばが舞台。火星の氷冠の下からナスカの地上絵に類似した遺跡が発見される。ちょうどその頃、太陽系外縁部の探索に向かった有人探査宇宙船が遭難した・・・。が、それは人類に迫る脅威の警告であった・・・。
木星探査のための大気圏への降下シーン、探査宇宙船の描写といったメインストーリーに関係する描写は当然のことながら、太陽光帆船、月の裏側に設置されたマスドライバー群、ラグランジェポイントのコロニーなど、さりげなく全編にちりばめられ描かれる多数のSF的設定・ギミックにワクワクした。そしてなによりも木星太陽化計画の壮大さは木星や木星周辺に関する描写と相まって本作の根幹を成す。
携帯電話やEメールがない時代に書かれたにも関らず、それに類似したツールが登場したり、最先端の科学者が触る携帯コンピュータの記憶容量が5ギガバイトだ、と書かれていたり、小道具レベルでの描写をチェックするのも楽しいかもしれない。
宇宙開発をめぐる科学的側面だけではなく、反対派の存在などきちりと描かれているのも好印象な一方で、木星開発を阻止しようとする狂信的グループの描写は、主人公の恋人がそのグループに属しているという設定も含めなじめなかった。
地球に接近するのが大隕石であるという違いはあるが映画「アルマゲドン」「ディープインパクト」、太陽系の宇宙開発を丹念に描いたコミック&アニメの「プラネテス」、毛色は違うが木星&ブラックホールつながりということで宇宙生物の接近に対して木星をブラックホール化するアニメ「トップをねらえ!」あたりが参考図書としてあげておく。




さよならジュピター〈下〉 (ハルキ文庫)
販売元: 角川春樹事務所

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この作品は傑作だ。SF作家が集結してプロット(あらすじ)を完成。それを小松左京が小説化した。エピソードが多すぎて映画化は不可能だ。作中、ジュピターゴーストのエピソードだけ省略されていたのが唯一の難点。




さよならソクラテス (新潮文庫)
販売元: 新潮社

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プラトン対話篇のパロディ。
ソクラテスを中心とした対話形式はもちろんのこと、一般的にイメージされる「ソクラテス」っぽい空とぼけで、
現代(といっても一昔前の現代ではあるが)の日本における様々な時事問題に言及している。
正直ちょっとくだらないが、プラトンの対話篇に触れたことのある人ならば、そのくだらなさゆえに思わず笑ってしまうことだろう。
もっとも古代ギリシア人のソクラテスが、返還前の香港でお買い物をしたりする設定に可笑しさを見出せればの話ではあるが。

哲学者としての池田晶子氏にはあまり良い印象を持っていなかったが、少なくとも哲学科出身のエッセイストとしては成功しているように思われた。
彼女の言いたい放題の文章は、それ自体が哲学かどうかは疑問であるが、それでもある程度の哲学的エッセンスは含まれている。




さよならトロイメライ Novellette―ノヴェレッテ― (富士見ミステリー文庫)
販売元: 富士見書房

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短編集です。ドラゴンマガジンに掲載された話と書き下ろし2話です。
話のテンポもいいし、どのキャラもいい味出してます。
この作品は「読者を選ぶ」とか言われたこともあるらしいのですが
ほのぼのした感じからギャグ(ちょっと色気も)まで、私はとても楽しめました。




さよならトロイメライ(5) ノエル・アンサンブル (富士見ミステリー文庫)
販売元: 富士見書房

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さよならトロイメライの長編五巻目。この人の書く文体は非常に癖があり、嵌ればテンポ良くすらすら読めて楽しいが、受け付けない人にはとことん受け付けないタイプの文体。今回は長編の続き物なので一巻から読まないとちんぷんかんぷんである。話の内容は主人公の血縁関係が今回でかなり明るみに出される結果で、そこにいたるまでいつも通りのギャグとシリアス加減によって話が暗くならずに読めるのは絶妙である。ただし、背後で動いている人々の位置関係が分かりづらいのが、難点と言えば難点。




さよならトロイメライ〈2〉かんむり座の約束 (富士見ミステリー文庫)
販売元: 富士見書房

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前巻とは違って今回はバラバラ死体(?)は出ませんが爆弾が登場します!おまけに都さんに冬麻くんが肉じゃがを「アーン」で食べさせるという暴挙に及んだりします。しかし、締めるとこは締めてくれます。ボロボロになりながらも必死に助けに向かう姿は良いですね。他にも面白い言い回しがあったりして見所は満載ですよ。読んでみてはいかがでしょうか?




さよならトロイメライ〈3〉幻想リプレイ (富士見ミステリー文庫)
販売元: 富士見書房

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このタイトル『さよならトロイメライ』ですが、
いまいち何が書いてあるか分かりませんよね。

『幻想リプレイ』ってのも怪しい感じがしますし(^д^;)。

BUT

読めば分かると思うのですが、この小説には、数あるミステリー小説の中で今までにないような爽快感があるのです。

普通、ミステリーなんていうと、お難くて頭使っても最後まで読まなきゃスッキリしないものがいっぱいあると思いますが、

この小説は、一貫して読む心地よさがあり、

主人公とヒロインとの淡く切ない恋の温かみがじんわりと伝わってくる作品なのです。

ヒロインと私が思っている巫城都という子がいるのですが、

その子が自分の想いをはっきりと主人公に伝えがたいもどかしさが、

読んでいる人に更なる感銘を与えること間違いなし~~~って感じの作品なのでぜひ読んでみてください。

なお読む際は、1、2、3、と続けて読むと想いが募って効果的です。
3冊で9時間もあれば読破できると思います。

冬の寒く透き通る夜空に、星を長めながら読むってのもいいですね(←実際こうして読んでました。寒いけど内は温かかったな~)。




さよならトロイメライ〈4〉追想の和音(コード) (富士見ミステリー文庫)
販売元: 富士見書房

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三巻の反動か、今回はのんびりゆったり温泉旅行。
諸々の事情で泉は殆ど出番がないですが、代わりに
八千代や都が大活躍。一泊二日の温泉旅行。
この面子が揃って何も起こらないはずがない!?

急接近の冬麻と都のやり取りや、微笑ましい八千代との会話など
全体的に今までよりラブ率高めです。
後今回結構ギリギリの小ネタが多かったような?
相変わらず最初から最後まで一気に読ませてくれる文体も
健在で、このシリーズが好きな人は迷わず買いです。


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