和書 508080 (76)
からだの知恵―この不思議なはたらき (講談社学術文庫 (320))
販売元: 講談社
Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)
生物が進化して、より大きな複雑な生物が生まれるように、
より大きな複雑な社会的共同体が発達するにしたがって、
分業の現象は益々顕著なこととなる。
文明社会の労働者の専門の種類には、ほとんど際限がない。
また、生物の体の分業と同じように、複雑な社会における分業は
二つのいちじるしい効果をもたらす。(本文より)
生物学的恒常性を社会的恒常性を対比して、両者の類似性を
解き明かすなど、生命の神秘を伝えてくれる。
医者、医学生などの医療関係者以外の一般の方々でも
肩の力を抜いて読むことが出来る。
初版は1981年12月と古いが、現在では第31刷である。
それだけ読まれているということであろう。
普段の健康維持のためにも、一読されることをお勧めする。
からだの科学―健康と病気の間を探る (ブルーバックス 123)
販売元: 講談社
Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)
からだの自由と不自由―身体運動学の展望 (中公新書)
販売元: 中央公論社
Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)
からだの見方 (ちくま文庫)
販売元: 筑摩書房
Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)
最近では『バカの壁』のベストセラーで一躍有名になった著者ですが、こちらは一昔前(文庫版で約10年前、単行本は私が大学生だった15年以上前!)のエッセイです。『バカの壁』に代表される近時の文章の方が表現が平易で読みやすい印象を一見受けるかもしれませんが、私自身にとっては文章として違和感ある箇所もあって、著者独特の文語体での語り口が半減しているような気がします。一方、こちらの『からだの見方』では著者の人となりも文章に滲み出ているので、いい意味で「学者が自然体で書いたエッセー」として好感が持てました。
からだの設計図―プラナリアからヒトまで (岩波新書)
販売元: 岩波書店
Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)
発生生物学がどのように進んできたかとても理解しやすい。生化学的手法の限界により発生生物学の研究はなかなか進まなかったが、分子生物学の遺伝子組換え技術により大きな成功を収めた。胚の発生は神秘的な力で起こると考えられていたそうだが、アナログ的な位置情報である濃度勾配が遺伝子発現というデジタルな情報へと転換される。そのくだりはとても刺激的だ。
からだの部品事典 (岩波ジュニア新書)
販売元: 岩波書店
Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)
たくさん出版されている、人体の不思議・家庭の医学書。
どれにしようか…とこの本のページをめくってみたなら「これは簡単に過ぎる」と思うかもしれません。
派手なイラストも写真もありません。
でも是非「はじめに」を読んでみて下さい。
著者は「比較解剖学」の観点からこの本をまとめた、と述べています。
人体の不思議を解き明かすというより
「比較とは、あらゆるものを理解する上で簡単で最も有効な手段」
と言う著者の意図が読み取れます。
是非「はじめに」を読んでみて下さい。
からだを守る免疫の話
販売元: 朝日新聞社
Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)
からだを浄めるお惣菜 (小学館文庫)
販売元: 小学館
Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)
小学館文庫の中に精進料理を真心込めて初心者にもわかりやすいように解説されているのに本当に驚嘆しました。日本のひとつの芸術であり文化ではないかと思います。これを書かれて修行の道に入られた心の軌跡を見ることができるようでした。ぜひ一人でも多くの方々に読んでいただきたい本です。
からだを浄めるお惣菜パート2を心から期待するものです。
著者のお写真が出ていなかったことが唯一残念でした。お顔からにじみ出てくるお人柄と食精進のお手本としてぜひ次回から載せていただきたいです。
からだを読む (ちくま新書)
販売元: 筑摩書房
Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)
養老先生の専門分野である解剖学の視点から人の口から肛門まで体を説明している。
そして、その中に絶妙な養老視点による現代社会への指摘、苦言が含まれている。
一番最後のヘアヌードの偏見、と言う章で養老先生は書いている。
私は自然のディーテールが好きだが、日本社会では歓迎されない。繊細なようで、日本人は自然をよく見ないところがある。哺乳類の肛門管などは、その典型だろう。動物それぞれ比較してみれば、ずいぶん違いがあって興味深い。しかし、そこに社会的価値観を持ち込むらしい。肛門を調べています。そんなことを言うと、変な顔をされてしまう。能を調べたほうが、なんとなく立派そうな感じがするらしい。脳だって肛門だって、身体の一部には変わりがない。
そういう偏見がもっとも強くでるのが、たとえば人の裸であろう。ヘヌードがどうこう言うが、私の職業では、すべてヘアヌードである。ああいうものが問題になるのは、性に関わる偏見と、商業主義とが結合しているからであろう。問題にする人自体が、ヌードを性的にしか見ていないことを、告白しているだけのことである。肛門性交というのもあるが、だからといって、肛門の写真を売る人はいない。要するに問題は、商業主義とフロイド主義が一緒になっているだけのことである。
人間が裸でいるのがよくないのなら、人間であることをやめればいい。私は商業主義にもフロイド主義にも与しない。そういう立場はしばしば誤解されるが、現代社会ではそれはやむをえないのであろう。私からすれば、現代人はほとんど性と金という狂気に冒されている。
まったくその通りだと、自分は思いました。
かわいい!すぐできる!たのしい年賀状型紙集〈’99〉うさぎ年
販売元: 有紀書房
Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)