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和書 508080 (244)



相対性理論 (岩波文庫)
販売元: 岩波書店

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ブルーバックスで相対性理論にふれた私です。
アインシュタイン自身の著書ということで大変名高いこの本を、いつか読みたいと思っていました。
結果、決して簡単な本ではありませんでした。数式がさっぱりわからん。
もちろん、わずかこれだけの分量の推論で、あの偉大な理論が見い出されたことは、驚異的ですが…。
相対性理論にこの本で初めてふれるというのは賢明ではないような気がします。





力と物質 (岩波文庫)
販売元: 岩波書店

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ニールス・ボーア論文集〈1〉因果性と相補性 (岩波文庫)
販売元: 岩波書店

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量子力学解釈の方向付けをしたボーア博士の論文を纏めたもの。本論文集には、量子力学の主要解釈(コペンハーゲン的解釈)である相補性原理について詳述された論文が多く掲載されていた。量子力学初学者の自分にとって、本論文だけを一読しただけでは「相補性原理」を理解することはできなかったが、訳者山本氏による巻末の「解説」を熟読することで概要をイメージすることができた。また不確定性関係、波動関数の確率解釈、物理的実在についての量子力学的記述などを題材としたボーア・アインシュタイン論争を通じて、「コペンハーゲン的解釈」が大成していく様を垣間見れた点も非常に興味深かった。




ニールス・ボーア論文集〈2〉量子力学の誕生 (岩波文庫)
販売元: 岩波書店

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5 原子論と自然記述の諸原理
 直観性と因果性の双方を断念するという、原子的現象の記述においてこのように強いられることになった事態は、
原子という表象の出発点を形成していた希望が潰え去ったものと見なされるかもしれません。
にもかかわらず原子論の現在の立場からでは、私たちは、ほかでもないこの断念を私たちの認識における本質的な前進であると歓迎し(考え)なければならないのです。
・・・作用量子の発見は、古典物理学の自然的限界を指し示しただけではなく、私たちの観測とは独立な現象の客観的実在という古くからの哲学上の問題に新しい光を当てることによって、
自然科学においてはこれまでまったく知られていなかった状況に私たちを直面させたのです。

「量子論の原子構造への適用について」(1923 論文)
・・・私たちは輻射過程にたいする原因を求めるのではなく、それらは確率法則に支配されていると単純に仮定するのである。




パロマーの巨人望遠鏡〈上〉 (岩波文庫)
販売元: 岩波書店

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この本は今から65年前に書かれている。パロマー天文台が完成する直前である。
実はその日本語訳は昭和20年代に出版されていて、当時の天文を愛する高校生達を湧か
せたのだそうだ。日本が誇る大型望遠鏡「すばる」を構想し、実現化を目指した天文学者
達が若い頃読みふけったのがこの本なのである。一冊の本が、青年の夢を育み大きな力と

なって、すばるを生み出したともいえる。その天文学者の一人成相恭二氏は本書を全面的
に新しい訳に作り変え、2002年に岩波文庫として蘇らせた。通常であれば歴史の中に
埋もれ、消えてなくなっていったであろう本が、21世紀の今日よみがえったのである。

当書はパロマー天文台がいかに構想され、天文学の巨人ヘールによって実現されたかをつ

づった本である。20世紀の学問、技術の進歩と同調するようにパロマーは作られていっ
たのだ。
その反射鏡は耐熱性のパイレックス・ガラスの発明無しにはあり得なかった。アルミニウ
ム蒸着法は、パロマーの鏡のために生み出さされた技術だったのだ。この技術の芽生えだ

けとっても本書は相当に面白い。あるいは鏡を磨いた人たちの物語は超絶的ですらある。

ところで20世紀の物理学の進歩について書かれた本は多い。アインシュタイン、ランダ
ウ、ハイゼンベルグ、ボーア、パウリらの著書がそれである。理論が先行する物理学を検
証する天文学という側面は今も続いている。本書は最新物理学を裏付ける20世紀の天文

学の最先端がパロマー等の巨人望遠鏡によって開拓されていったことを記すが、重力レン
ズや赤方偏倚など良く知られている事象が次々とパロマーによって見いだされていく様子
は読んでいてわくわくするのである。パロマーに象徴される天文観測の進展なくして、物
理学の進歩もまたなかったものと想像される。

天文好きにも、また物理学が好きな方にも、どちらも楽しめる好著である。

復刻の努力をされた、成相恭二氏に感謝したい。




パロマーの巨人望遠鏡〈下〉 岩波文庫 青 942-2
販売元: 岩波書店

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このプロジェクトに参加した全員がプライドを持って時代の先端の仕事をし、また著者もその
ことを記録にとどめておこうという意識が伝わってくる素晴らしい著述だと思う。
仕事は人が行うことであり、その人一人一人が参加意識を持ち新しいことをやり遂げようとするパワー。
天文学者のクールさと、それ以外の人の(例えば軍の関係者)の激しい動きの行動力の違いや
その組み合わせ全体が、かってない200インチのパロマー山の望遠鏡の実現に向かっていく
動き。そしてその時代にめぐり合った素朴な庶民と、いつも変わらぬマスコミの取り上げ方など
最近買った小さな反射望遠鏡を田舎にもって行き星空を探訪している自分には、とても興味深い。
ただ、イラスト・写真は多いが、もう一つ素人に分かり易く増やしてもらえると
子供たちにも興味深く、理科の世界への誘いになるのではと思う。




文化史上より見たる日本の数学 (岩波文庫)
販売元: 岩波書店

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 表題論文「文化史上より見たる日本の数学」と、更に短く読みやすい「和算の社会的・芸術的特性について」、それに「芸術と数学及び科学」「付論 数学史の研究に就きて」の4編、編者の佐々木力氏による詳細な注、67頁に及ぶ解説、そして人名索引からなります。
 岩波文庫に納まっていることからわかるように、古典です。いずれも初出が1922〜1932年。表題論文の初出時には物議をかもしたようですが、現在となっては何らそのような感は抱きません。
 体裁的には論文でなくエッセイです。編者による注がないと細かなところは相応の知識なしには解り難いところも散見されますが、全体としては少し重めの読み物の風情です。細かな考証を省いて本旨を述べ続けており、中身の詰まった感じです。たいへんに歯切れの良い文章で、歯に衣着せぬというか、はっきりした、読んでいて面白い文体ですね。
 内容のほうは、示唆には富むが最新の研究でのフォローが必要というところでしょうか。如何せん時間の経過が大きすぎます。この1冊で、というわけにはいきません。けれども、数学の歴史を学ぶのに避けては通れない、それでいて読みやすく入手しやすい好著とは言えると思います。





量子力学と私 (岩波文庫)
販売元: 岩波書店

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朝永振一郎氏の素晴らしい人間を知った。
とともに、11編という硬軟まぜた文章は
量子力学をしらない私でも
どう言ったモノか
なんとなく知ることが出来た。




色彩論―色彩学の歴史 (岩波文庫)
販売元: 岩波書店

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インスリン治療実践マニュアル
販売元: 南江堂

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