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和書 508082 (116)



イスラム世界がよくわかる本―政治・宗教・民族 55の疑問 (PHP文庫)
販売元: PHP研究所

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

空港の本屋で衝動買いしました。空港で品揃えるにぴったりの本でしょうね。
イスラムについては前々から興味があったのですが、ちょうど良いほんにめぐり合えたと思います。

構成は質疑応答形式で、55の質問に答える手法となってます。これは、初心者にとっては分かりやすい。学術書なんて、必要ないですから。

「イスラムはいつ、どこで誕生したのですか?」
「コーランとはどのような聖典なのですか?」
「スンニ派とシーア派に分かれたのはなぜですか?」
「ジハードとは何ですか?」

よく目にする単語だと思いますが、答えられる一般の人は少ないでしょう。
こういうことを理解しておくと、新聞などに出てくる中東問題を読むときの助けとなります。

内容は簡易で分かりやすいです。
ただ中盤からの歴史的な話にはついていけませんでした。
言ってみれば、日本の平安、源平、安土桃山、といったことなわけで、中東の地理的なものや、人的つながりとか、系譜とか、そういうことが頭で整理しきれませんでした。

当時の政治地図とか、家系図とか、そういう図表が適宜挿入されていると分かりやすかったでしょう。

イスラムをさくっと理解したい人には、お勧めの本でした。




イスラム哲学への扉 (ちくま学芸文庫)
販売元: 筑摩書房

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イスラム入門 (講談社学術文庫)
販売元: 講談社

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イスラムの時代―マホメットから世界帝国へ (講談社学術文庫)
販売元: 講談社

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7世紀から18世紀までのイスラムのウンマ(社会)の歴史を概観するには最も標準的で手ごろな本の一つだと思う。実に細かな事跡まで知ることが出来る。でも、支配者とその家族が主要登場人物なので、アナール派の歴史に親しんだり、名はなくとも歴史を支えた庶民の日々の生活を追体験したい人には退屈かも知れない。索引がないのは、一度読んで全部覚えてしまえる人以外には、後からの参照に不便。




イスラムvs.アメリカ「終わりなき戦い」の秘予言 (プレイブックス)
販売元: 青春出版社

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イスラム教入門 (岩波新書)
販売元: 岩波書店

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 イスラム教の内側からの視点をも生かそうとして、1970年代にその共同体思想に注目した、1936年生まれの宗教学研究者が、イスラム教についての宗教学的な基礎的知識を網羅した概説書を企図して(おそらく実現)、1998年に刊行した本。メッカの商業的発達と個人主義化、アッラー信仰の一神教化の中で登場した、没落した名門の出のムハンマドは、最後の預言者としてメディナにイスラムの宗教・生活共同体=ウンマを成立させ、メッカを軍事占領した。その後の正統カリフ時代(コーランはこの時期に編集された)、ウマイヤ朝時代に、イスラム世界は征服によって急拡大し、アッバース朝時代には聖法の代弁者ウラマーと政治権力者カリフとの協調的関係=イスラムの古典的政治形態が成立した。しかし間もなく、カリフの傀儡化と地方勢力の自立化が生じ、アッバース朝滅亡頃からイスラム神秘主義が台頭してくる。著者はこうした歴史をたどった後、コーランの成立事情と信条、ムータズィラ派の登場に伴うイスラム神学の確立(スンニー派の六信などへ)、イスラム哲学の展開、コーラン・スンナ(預言者の範例)・イジュマー(法判断の一致)・キヤース(類推)を主な法源とするイスラム法=シャリーアの内容(五行と法的規範)、諸分派(約9割を占めるスンニー派と、ハワーリジュ派、シーア派諸派、ドゥルーズ派、ヌサイリー派、アフマディー派)と神秘主義(スーフィズム)について簡潔に紹介する。最後に著者は、近代における西洋の脅威とワッハーブ派の影響力の増大の下、さまざまな内部改革の動きが生じ、イスラム世界が近代化と伝統回帰(イラン革命へ)の間で揺れ動くさまを描き、本書を締めくくる。聞き慣れないアラビア語の片仮名表記はやや分かりづらく、内容も専門的であるが、基本用語をきちんとおさえれば、三大宗教の一つの大枠が理解できる本である。




イスラーム思想史 (中公文庫)
販売元: 中央公論社

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イスラーム思想史 (中公文庫BIBLIO)
販売元: 中央公論新社

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イスラムについて理解しがたいという人が多いがこれを読めばその高度な哲理に驚かされるであろう。少しでも哲学なり宗教なりに興味を持つならば自分の信念がどこにあろうと括目させられるだろう。




イスラーム巡礼 (岩波新書)
販売元: 岩波書店

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巡礼とはムスリムの五つの義務のうちの一つである。
余裕のあるものは生涯に一度はメッカを巡礼するというものである。

この本はムスリムにとって生涯の一大事業であるメッカ巡礼を中心テーマとして取り扱っている。巷間にはイスラム関係の書籍が多く見られるが、メッカ巡礼を中心に、というかほとんどメッカ巡礼だけについて扱った本というのも珍しいのではないか。
巡礼といえば、四国八十八カ所や西国三十三カ所、秩父観音霊場といった日本の巡礼も最近人気らしい。少し前には熊野も世界遺産になった。そういった巡礼への関心が増してきている世相もこういった書籍の発刊の背景かもしれない。

巡礼の最も大きな意義は同じムスリムという共同体意識を世界レベルで体験することであると思うが、それ以外にも本書でも触れられているように巡礼のネットワーク機能が近年注目されているようである。巨大な規模の人間の移動は商業活動も生むし、学術・思想などの交流にも大きな効果があった。世界規模の物流が確立し、情報も瞬時に駆けめぐる現代においてもそのネットワーク機能が姿を変えながら生き続けていることは驚きである。

巡礼とはイスラムを考える上で外すことのできない要素である。




イスラーム生誕 (中公文庫)
販売元: 中央公論社

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イスラムの誕生を物語り調で語る前半と、時代背景を踏まえながらコーランを読み解く後半に分かれています。後半もイスラムの生まれたその時代に重点が置かれていて、その後どのようにイスラムが発展していったかはほとんど触れないので、現在のイスラムについてや、具体的にイスラム文化がどのようなものであるかを知りたい人にはあまりお薦めしませんが、根本から知りたいという人にはいいかも知れません。読みやすいです。


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