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和書 518160 (279)



愛しき山稜―双六岳をめぐりて 小池潜写真集
販売元: 山と溪谷社

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普通、写真集というのはプロが出すものです。でも、小池さんは小屋の経営者ながら写真を極め、写真集を出すに至りました。その経歴だけでも見る価値があると思います。

必ずしも世間一般の「プロ」に勝っているとは思いませんが、双六岳を中心とした写真には、感心する点も数多くあります。北アを歩いているとさりげなく通り過ぎてしまう黒部源流から望んだ黒部五郎。双六池からの笠が岳は、池の雰囲気を大切にしながら、綺麗に笠が岳を撮り切った一枚。普段は見過ごしてしまいがちな鷲羽岳、三俣蓮華岳。これらも丁寧に納めてます。
 なにより巻頭の一枚。左側に見えるのが乗鞍岳とはすぐに分かりますが、右に見えているのが何か一瞬悩んでしまいました。答えは笠ヶ岳。話題になりにくい笠ヶ岳をこれまた素晴らしいアングルで納めた逸品です。

ついつい見過ごしてしまいそうな景色を丁寧に写した写真集です。山小屋のおっちゃんによって作られた写真集。手にしてみませんか?




愛しきものエゾフクロウ―横田雅博写真集 (SEISEISHA PHOTOGRAPHIC SERIES)
販売元: 青菁社

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エゾフクロウのペアとその子供達の様子を中心に、豊かな自然の移り変わりの1年をとらえたた写真集。
巣穴の外での写真なので、あまり小さい頃の雛の姿はありませんが、雛同士遊んでいるところや、
アヒル寝(アヒルのように這いつくばって寝る)姿がとてもかわいらしいです。
冬大雪の中埋もれて寝ている姿は、小さいのに一生懸命いきているんだなぁ、と思わせられました。







波と耳飾り (移動鏡シリーズ)
販売元: 新潮社

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旅をテーマにした写真集でも、これほどの射程をもったものは珍しいでしょう。そうは謳っていませんが、扱われるのはポルトガル語の世界。ブラジル、ポルトガル、そしてアフリカ西海岸の島国サントメが舞台となっています。白黒の旅のスナップ、いずれもちょっと傾いていて、独特な流動感が生まれています。注目すべきは著者自身のはさみこむ短文。大航海時代以後のヨーロッパの世界進出のみならず、アフリカの植民地化、南米の植民地化、それどころか人類の歴史などはるかにつきぬけた地質学的時間、プレートテクトニクスの太古までも、港は(名前もすごい)視野に入れているようです。この言葉を見てください。「大西洋は、ひとつの目だ。 30億の年月をかけて ふたつの大陸は離れていった。 大西洋は、ゆっくりと開かれた 地球の目だ」。戦慄を覚える視点でした。




田舎
販売元: 神無書房

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 前田真三さんの写真集は、北海道の大地を撮った作品も、本州の山間の村を撮った作品も、皆素敵ですが、この写真集『田舎』には、海辺の村を撮った写真が入っていて印象的です。
 湾の沖にかすかに揺れる小舟、いか干しの海岸。日本海の潮風を受けるワラブキ屋根。
 また、ここには、田舎に暮らす人々が写されています。海に開けた田でくろを作る人、入り江の漁港の道を通学する女生徒、里田でレンゲを摘む親子、一段が背より高い棚田で代掻きをする二人、清流で泳ぐ子供。つるされた干し柿の朱色も、作った人のぬくもりです。静かな優しさが伝わってきます。 
 30年以上前の古い田舎もありますが、古さは全く感じられません。失われたものを懐古する写真ではなく、ただ、美しいものがそこにあるという写真です。私にとっては、『奥三河』と並ぶ、大好きな写真集です。




田舎―こころのふるさと
販売元: 学習研究社

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稲越功一・香る女たち (写ガール文庫 (1))
販売元: 日本芸術出版社

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イリーニ―稲越功一写真集
販売元: 流行通信

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稲越功一写真集ポートレイツ
販売元: 用美社

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写真集 伊那路の祭
販売元: 草風館

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漂着物考―浜辺のミュージアム (INAX BOOKLET) (INAX BOOKLET)
販売元: INAX出版

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私たちが思った以上に沿岸には漂着物という物は流れついている。
しかも、そのそれぞれには、想像されるべきストーリーがあり、
そこには自分が普段考えもしない世界観がついて回る。
写真の1枚1枚も見とれるほど美しく、異世界のように見える。
想像を超えた現実と同時に、私たちの日常で当たり前である物体が、
「漂流」を経て、まったく新しい存在感にまで生まれ変わる。
その経過を見ることが出来る写真集である。
漂着物に対する真剣なまなざしは学問的でもある。


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