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和書 518248 (44)



都市を翔ける女―二十世紀ファッション周遊
販売元: 平凡社

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魔法のデザイナーファッションララ
販売元: ひかりのくに

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ドレスアップ・ドレスダウン―人は何のために服を着るのか
販売元: 岩波書店

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長崎町人誌 (第2巻)
販売元: 長崎文献社

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新版 ファッション・デザイナーになるには (なるにはBOOKS)
販売元: ぺりかん社

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南蛮服飾の研究―西洋衣服の日本衣服文化に与えた影響
販売元: 雄山閣出版

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西村玲子のおしゃれ絵ブック
販売元: 鎌倉書房

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羊毛の語る日本史―南蛮渡来の洋服はいかに日本文化に組み込まれたか (二十一世紀図書館 (0020))
販売元: PHP研究所

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二千六百年風俗図史 (1973年)
販売元: 故実研究会出版部

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装いのアーカイブズ―ヨーロッパの宮廷・騎士・農漁民・祝祭・伝統衣装 (日外選書Fontana)
販売元: 日外アソシエーツ

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著者は長年の司書経験、それも服飾の専門大学に勤めて、西欧の魅力ある服装の数々を脳裏に刻んで来られたのであろう。それらの蓄積が、君主や皇帝の服装からはじまって、戦士、農民服、伝統衣装、スポーツ服にいたるまで丹念に渉猟されている。例えば、フランス王宮時代、パニエ・スカートが大きくて、正面から入れず蟹のように横向きでドアをしずしずと入る、というところが紹介されているが、貴族の生活の大仰さがなんともおかしく感じられる。戦士の項では、オスマン・トルコの軍隊に食事を分ける、人の背丈よりも大きいスプーン持ちの専従がいたとか。牧草地から牧草地に移動する国民であってみれば、そういう専門職が生まれたのであろう。細密の絵が口絵で紹介されているが、普段見たことがないせいか、そのたたずまいがなんとも今の感覚からして、妙(たえ)である。
社会史を見直す上で、その土地や時代の「服飾」検証が有効なことは分かっていても、その具体的な手段がこれまで、見いだせずに来たのではないだろうか。アーカイブズの使命は、それを分析することによって社会の有様の再生(再現)を担う、という。
今回60点の図版によって、西欧社会の一端が見事に眼前に現れたように感じられ、タイトルの「装いのアーカイブズ」の言わんとしているところが分かった。
西洋史の副読本としても好いだろう。多くの人に薦めたい。







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