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和書 529056 (20)



うわさの遠近法 (ちくま学芸文庫)
販売元: 筑摩書房

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うわさの遠近法 (講談社学術文庫)
販売元: 講談社

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 「うわさのもつ生々しさを失わずに再現し、そこからうわさを生みだした時代精神を掴みとろうとした」という作者の狙いはほぼ実現されている。しかしあくまで「ほぼ」なのであって十全に行われたとはいい難い。資料を駆使したさまざまなうわさの収集は見事の一言に尽きるが、その採集されたうわさから「時代精神」をつかみとろうとする作者の試みは半ばでしかない。作者の基本姿勢は、現実に対するひとびとの挫折感や、変動に対する焦慮、批判、諦念からうわさは出来するというものだ。その観点から明治、大正、昭和(特に戦争に対する)における変動と大衆の齟齬を見出そうとするが、逆にそれだけに終始し、他の仮説を提出することがない。

 うわさは公的な共同体に対して形成されることで大衆の安心を生産するのだが、たとえば危機におけるうわさのみならず、他の状況下でのうわさならばどうなのだろうか? また『断腸亭日乗』に依拠した後半は、荷風の観点をあまりに使用したため説得力に欠ける、というより面白みにかける。

 だがうわさから「時代精神」を読解しようという試み自体はまったく素晴らしく、近代を問う際の必読書といえる。




うわの空―ドイツその日暮らし (朝日文芸文庫)
販売元: 朝日新聞社

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とっても脱力してて普段着の上野千鶴子さんを垣間見れた気がします。
この本を書いてらした時期が、ちょうどパパブッシュの湾岸戦争の頃で、
クルド人問題など、今と情況がかさなってる部分が結構あって、今の
この情況を彼女がどんなふうに考えてるのかなぁ、とか漠然と考えつつ
読みました。

それと、バブルな頃にさかんだった海外の日本研究のおかげで彼女はボンに
いけたわけなんですが、今現在、欧米のアジア研究熱は中国研究に移行し
日本研究は凋落気味・・ったくなんとかなんないもんなんでしょうか・・
嗚呼なつかしのバブル。盛者必衰の理。
・・ま、とりあえず、上野さんが元気だからいっか!ということで(^^;)




ええかげん社交術 (角川oneテーマ21 (B-1))
販売元: 角川書店

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最近の中高生や大学生には名がほとんど知られていない森毅先生(数学者)によるエッセイ.中高生には読むことを強く薦める.ステレオタイプの優等生や大きな悩みを抱えている生徒ならなおのこと.読むだけで悩みがバカバカしくなったり今まで気づかなかった危機感を覚えたりすることが期待できる.

社交術と銘打ってあるが,実際の内容は教育や大学や交友全般を題材にしたエッセイである.人間の個性や才能は非常に多様で複雑だという事実を当たり前のこととしながら具体的に語っており,巷に溢れる教育論,いじめ論,大学論,人生論と比べて冷静で経験豊富な視点からの話になっている.力を入れて書いた本ではなさそうだが,非常に読みやすいので,以下に挙げるような短い言葉の前後を拾って読むだけでも価値はあるだろう.

・「妙なものを面白がって楽しむ能力は,僕の年代も含めて段々と低下している.(p.29)」
・「(定期試験の)準備はカンニングと同じ(p.79)」
・「(東大理Iで数学の授業を理解できるのは)三分の一もいるはずがなくて(p.101)」
・「大学の機能として一番重要なのは,(研究や教育ではなく)サロンとしての機能(p.154)」




おお、定年―150人の新たな選択 (文春文庫)
販売元: 文藝春秋

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おきらくミセスの婦人くらぶー (講談社文庫)
販売元: 講談社

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おもしろい。
しかし、文字での対談と漫画(イラスト含む)の割合が4:6くらいなので、セキララシリーズのような「漫画」を期待していた私としては少し残念。なので☆4つ。




おしゃれのマナー (チクマ文庫―CHIKUMA MANNER SERIES)
販売元: 千曲秀版社

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おしゃれ上手―会話・装い・しぐさ 知的にセンスアップ (知的生きかた文庫)
販売元: 三笠書房

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著者の酒井美意子さんは加賀百万石の家柄を継ぐ前田侯爵家のご出身です。華族のお姫様というわけです。戦後の社会の大変動の時代、旧華族の方にとってはきっと変動が多かったでしょうが、マナーなどの評論などをして生きてこられた方です。

この本を通じていっていることは「自然のままがよいという風潮を改め、よいものを真似て素敵な女性を演じてください」ということです。言葉も服装も、ヒロインを演じるならどうするか考えてみましょう,ってことを言ってます。さらに女性であることはどんどん利用しましょう,とも言っています。もって生まれたものはやはり利用するほうが得で,それを悪いことのように思うことはない,とのことです。男性の目を意識すべきことをかなり強調もしています。
演じて、女性であることを利用して、上手に生きましょう,という本です。
なかなか面白い本だとは思います。現実的でよいかもしれません。
でも酒井美意子さんの本ではもっと魅力的なものがあったような気がします。考え方がもっと上品な本もあったと思います。

私には少し下品に思えてしまいました。「風姿花伝」などの引用をしていて一見上品なんだけど,読んでいて上品な気分になれないので読書の楽しみはちょっと薄かったかもしれません。
「演技だろうが男を利用しようが、お嬢様,淑女を演じることさえできればいいのです」というのを楽しめる方にはお勧めです。

あ、でも形から入って心が備わるということもありますし・・・・




おじいさんの台所 二年目 (文春文庫)
販売元: 文藝春秋

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おじいさんの台所―父・83歳からのひとり暮らし特訓 (文春文庫)
販売元: 文藝春秋

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