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和書 529056 (63)



田中角栄と「戦後」の精神 (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞社

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魂にふれるアジア (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞

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 米仏留学経験をもち、1981〜85年にシンガポール支局に勤務し、アジア各国を取材した(この経緯についてはあとがき参照)朝日新聞社記者が、1985年に刊行した本を1992年に文庫化したもの。著者はアジア取材を通じて、「魂にふれる」多くの出会いをする。それは枯葉剤被害に今尚苦しむヴェトナム人や、チプコ運動を推進するインド人、輸出加工区の苦汗労働者(児童労働も)や人力輸出の対象者(フィリピン人メイドなど)、紅茶(スリランカ)・油ヤシ(マレーシア)プランテーションの労働者、先進国からの公害輸出に悩む人々、性取引の多国籍化や性的暴行の犠牲者、女性の抑圧差別の問題としての各国の人口政策に振り回される人々、解放の神学に身を投じる聖職者、日本の侵略戦争とその副産物としての人種対立の犠牲者、シンガポール・フィリピン・韓国で開発独裁(しばしば日本政府が後援)を批判する人々、優しいビルマ人、戦後復興にいそしむラオス・カンボジア人、識字学級のネパール人、国際NGOの活動家や開発教育従事者等々との出会いであり、特にたくましく現実と取り組む女性たちとの出会いである。著者はこれらの「多様なアジア」との出会いによって、先進国日本の人間としての自分の生き方を問われ、また南北の情報格差の問題に直面せざるを得なくなったのである。無論、著者の取材対象の不可避的な「偏り」(政府よりは民衆、体制派よりは反体制派、男性よりは女性に重点があり、また短期滞在の限られた経験である点)や、その後の社会変化の問題(開発独裁の歴史的な評価の問題も含む)は考慮しなければならないが、南北格差の構造を具体的な形で、平易な文章で考えさせる本書からは、今後の国際社会を考える上での多くのヒントが得られるだろう。アジアと日本との関係(単純な優劣比較ではなく)を考えたい人には、良い入門書となる本。





単身赴任 (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞社

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地球への警告 (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞社

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痴呆症を介護する (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞

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長者番付の研究 (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞社

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付き添って―ルポ 老人介護の24時間 (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞社

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罪なくして罰せず (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞社

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住専管理機構の社長となった著者の回顧録。ちょっといいところばかり書いている気がするものの、著者の飾らない人柄が窺える。弁護士として森永砒素ミルク事件や、豊島産廃問題に取組んできた記述は興味深い。著者が心がけてきたこととして、「現場主義」があげられているが、これは読書子も含め多くの人々が心がけるべきことだろう。「現場には必ずヒントがある」という著者の信念は、普遍的な真理として信じたいと思う。




定年からの人生―日本とアメリカ (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞

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デンマークに学ぶ豊かな老後 (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞

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