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和書 529056 (64)



日米同盟経済 (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞社

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日本環境報告 (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞

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本書で扱われている問題は多岐にわたります。屋久スギやイルカから、日高横断道、白神山地、知床原生林伐採、新石垣空港、長良川河口堰・・・など。既に決着をみたものもありますが、現在でも新聞紙上を騒がせる話題も含まれています。ーーそれにしても、10年以上も前に書かれた環境問題の本を、今でも読む必要があるものでしょうか? 

時事問題には同時進行で接するのが一番適当と思いますが、時間を隔ててからでも充分読みに耐えるものはある、と私は思っています。今現在の地点から見て本書で面白いと思われるものとして、たとえば長野冬季オリンピックとの関連で言及されている、西武・国土はどうでしょうか? 本多氏の本をお読みの方は、ときどき西武・国土がやり玉に挙げられることにお気づきと思いますが、そのキッカケはここにあります。昨今話題の?西武に、少なくとも本多氏は10年以上も前から注目していた、と言うことができそうです。

もうひとつ、私が特に面白いと思うのは、「外来魚」を扱った文章の中で、本多氏が明仁天皇への直訴状を公開していることです。アノ本多勝一氏が、天皇にどんな直訴状を書いたのか? 興味のある方は本書の p545 以下をご覧ください。ーーなお、当然ながら、天皇から本多氏に返事がくるはずもありませんが、その後日談について、氏は「マスコミかジャーナリズムか」の中でも簡単に触れていますので(p162 ただし11行だけ)、そちらも併読されると面白いと思います。




日本社会で生きるということ (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞社

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 西欧中世史家の阿部謹也氏の講演集。内容は、世間論・差別論になっている。日本語で…社会、社会…として使われている言葉は…世間、世間…と読みかえると現実的・実際的だということは、社会学のアイディアを実際に日常生活で活用する時に不可欠な操作に思える。どこに世間が実在するかは誰も即答できないが誰もがその実在を疑わないこと、世間にまつわる諺やいいまわしは多数あるのに社会のそれは言葉が出来てから100年を疾うに超えてもほとんどないこと、世間はそれぞれの人が帰属し、あるいは関わり合う組織・共同体、及び将来的に関わるだろう人たちに限定され、現在かかわりがなく、将来的にも関わらないと判断されれば距離的には近くてもまったくの他人とされ、当然として差別・排除の対象になるという分析は、これほど現実適用的な枠組もないほどリアルだ。世間は時に応じて拡大すれば縮小もするが、日本に生きる以上「世間」に規定されない人は誰もいないと阿部氏は言う。

 少なくとも、世間について自覚的になること、その仕組みについて自覚的になることは必要ではないか。世間の差別/排除メカニズムで、どれだけ社会的コストが高くなっているか、様々な類の事件の一定程度は、世間の差別/排除メカニズムがトリガーになっていると思われるし、元々得られたかもしれない個々人の社会貢献の一定程度が実現されないこともあるだろう。そんなことも考えさせてくれる1冊。




日本による朝鮮支配の40年 (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞

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書名の「日本による朝鮮支配の40年」とは、日本による統監政治の始まった1906年から、日本の敗戦により解放された1945年までの期間を指している。朝鮮はこの40年の間、日本の支配下にあったということだ。

この40年とは、日本が日露戦争に勝利してから太平洋戦争に敗北するまでの期間でもある。そして、その期間に戦争へ向けての総動員体制が完成されていったのだ。
総動員体制によって国民は国家にすべてを捧げることを要求されたわけだが、その国家による収奪は弱者に対してより苛烈なものとなる。つまり朝鮮人に対して最も厳しいものであった。
この本はその厳しい40年間の歴史についてわかりやすく解説している。




日本人の顔―対談集 (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞社

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司馬先生の作品に外れがあるはずもありません。
タイトルは「日本人の顔」というなんだか分からない、つまらなそうなものですが、
別に、日本人の顔について論じている対談集ではありません。
敢えていえば、日本人と世界との絡みについて、いろいろな角度から論じた希有な対談集というべきか。

どれも、いろいろ考えるヒントのちりばめられた時代を超えて興味深い対談集ですが、
今(2008年現在)のお勧めはなんと言っても「薩摩と鉄とアジア」という一編でしょう。
一つの大きな薩摩焼の壺の話から、
島津斉彬と西郷、そして篤姫、今まさに大河ドラマで渦中の物語が、
決して荒唐無稽な作り話ではなく、
もしかしたら現実はもっと凄かったのかもしれないということがじわじわ分かる一編です。

凄くリアルですよ。
篤姫視聴者は、是非、この一編だけでも読んでみてほしいと思います。

それにしても、司馬遼太郎という人は、何でこんなにあらゆる事を知っているのでしょうね。
人間の限界ってものは、一体どの辺なんでしょう。
凄すぎです。






日本人は変わらないか―後楽園やら永平寺…… (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞社

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ニューヨークの光と影 (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞社

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内部(neibu)―ある中国報告 (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞社

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値段の明治大正昭和風俗史〈上〉 (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞社

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値段の明治大正昭和風俗史〈下〉 (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞社

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