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和書 529056 (75)



アメリカがつぶやく―出会いと再会の旅 (旺文社文庫)
販売元: 旺文社

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アメリカが日本に仕掛けた情報操作の罠
販売元: はまの出版

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−−欧米先進国は、もういままでのように日本の上得意ではなくなりつつある。これからの日本は、第三世界という新規のお客さんを開発していかなければならない。それも、ただ単に日本の利益を図るだけでなく、国際経済社会という大きな枠組みの中での立場というか使命を心得ながらである。それ故、ハイテク、コンピューター産業さえ押さえておけば世界経済を制することができるとするユダヤ的未来論の夢から一刻も早く目を覚ますことが必要である。しかし、現在、日本の多くのオピニオン・リーダーたちは、このユダヤ的未来論の幻想を振りまくことに汲々としている。まさに情報操作のメッセンジャーとしての役割を果たしているのだ。(本書36ページより)−−
 本書の著者、藤井昇(厳喜)氏は、1970年代後半から80年代初めにかけて、ハーバード大学などでアメリカの外交政策を研究した論客である。氏は、日本のマスコミの論調とは反対に、21世紀の世界経済を牽引する基幹産業は、『第三の波』等で誇大に語られた情報通信産業ではなく、第三世界を近代化する為のオーソドックスな工業(鉄鋼、自動車など)に成ると予言した。そして、その第三世界の工業化を成功させる為には、石油価格の安定が必要である事、その為に、パレスチナ問題の解決が急務である事を主張して来た。本書は、その藤井氏の1986年の著書であるが、21世紀に入ってから私たちが目撃しつつある、インドなど第三世界の新興国の経済的台頭を1980年代に予言して居た事には、驚かずに居られない。

(西岡昌紀・内科医/『マルコポーロ』廃刊事件から13年目の日に)




アメリカが見える窓 (徳間文庫)
販売元: 徳間書店

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アメリカ外交50年 (同時代ライブラリー)
販売元: 岩波書店

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アメリカ外交50年 (岩波現代文庫)
販売元: 岩波書店

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 個人的に、本書の興味深い点は、門戸開放以降のアメリカの太平洋政策を、アメリカの観点から、しかもその失敗について、勢力範囲というコンセプトの元、解説している点である。東アジア情勢(日本から見れば大陸政策)について、日本人による日本人の観点から、軍部の独走と大東亜戦争の失敗について解説している書物は多く見かけるが、アメリカの側からアメリカの失敗について述べている書物は(少なくても日本では)珍しいと思う。
 門戸開放という道徳的なスローガンの下、本来東アジアの平和は日本、ロシア、中国の勢力を均衡されることにより成り立つのにも関らず、道徳の名の下に、日本を過剰に敵視し、中国を過剰に遇し、後のことを考えずに、日本を屈服させたことにより、自ら東アジアで中国、ロシアに対抗する勢力とならざるを得なくなった、アメリカの浅はかさを批判している。
 また、有名なX論文「ソヴィエト行動の源泉」も収録されている。本論文は、当時アメリカで主張されていた、アメリカの攻撃的な行動によってソ連を非妥協的な行動に押しやったのではないか、という論議に対し、そういった自虐的な認識を否定し、ソ連の行動は、アメリカの行動の結果によるものではなく、アメリカの民主主義とは根本的に異なる、ソ連の根本的な性質に依存するものである為、ソ連の善意に対する幻想を捨て、長期的に対抗していくべき、と主張している。この考えに基いて、冷戦の中心となる封じ込め(適切な訳ではない、という批判が多い)政策が遂行されるに至った。一方、指導者がその競争者から地位を勝ち取る為に、将来大衆まで降りてくることが考えられるが、それは党の規律を破壊し、ソ連国家自体を破壊する結果となる、とゴルバチョフ以降のソ連を性格に予測している。
 ケナンの著書は、後付け的な理屈を超え、歴史的洞察に裏打ちされた予言の書である、とさえ感じる。昔の本だからこそ、その後の歴史の展望を知っている我々が、その洞察がいかに適切であったか分かり、時代に関係のない普遍的な歴史的洞察を感じることが出来る。
 よく言われるように、翻訳はやはり読みにくいように感じる。第3部の「ウォルグリーン講演の回想」が、前半部分のまとめ(要約)のようになっており、ここを読んでから第1部を読んだ方がイメージがわきやすいかもしれない。












アメリカ外交とは何か―歴史の中の自画像 (岩波新書)
販売元: 岩波書店

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帯の宣伝文句からどんな新たな知見に満ちた本だろうと思って買ったけれど、正直言ってこんなものかと肩すかしを食わされた気分。アメリカの研究者の論点のなかから自分の好きなものだけを集めて短縮・整理してつぎはぎしただけ。議論もかなり言い尽くされたようなものばかりだし、ファッションとしてのアメリカ批判という臭気が漂っている。




アメリカ合衆国憲法を英文で読む―国民の権利はどう守られてきたか (中公新書)
販売元: 中央公論社

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英文学者による、合衆国憲法の翻訳に関する小論。
代表的な法学者等による翻訳の当否を論じながら、合衆国の政治体制についても学ぶことができる一冊です。

英文学者として、英語の読みは専門家でありますが、法律問題については(著者自ら言う)「素人」として、大胆に、法学者が訳した翻訳の適否について論じており、読み物としても面白いです。著者の指摘は、もっとも思うことが多く、そうすると、既存の翻訳には、少なからず誤り、もしくはケアレスミスがあることになります。日本語で書かれたアメリカ法や、米憲法の教科書を読む前に、この一冊を読むと、さらに深く勉強できると思います。




アメリカ合衆国大統領 (講談社現代新書)
販売元: 講談社

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アメリカ合衆国大統領と戦争 (プレイブックス・インテリジェンス)
販売元: 青春出版社

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著者は平野次郎。言わずと知れた、元NHK解説委員(今でも、部外解説委員?)である。アメリカ大統領制とアメリカの戦争について、要領よくまとめた、優れた一書である。殆ど同名の書に、昨年出た、シュレジンガーの『アメリカ大統領と戦争』(岩波書店)があるが、こちらが民主主義に焦点を合わせて、やや哲学的な視点が目立ち、自己主張も強いのに対して、平野による本書は淡々と歴史的事実を述べている。言い換えると、価値判断は極力抑えられている。その意味で2書は性格が違う。考えたい人はシュレジンガーを読むべきだし、知識を得たい人は平野を読むと良い。両書とも、読んで損は絶対にしない。




アメリカ合衆国読本―知られざる大国の素顔 (丸善ライブラリー)
販売元: 丸善

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