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和書 529056 (83)



アラブの逆襲―イスラムの論理とキリスト教の発想 (カッパ・ブックス)
販売元: 光文社

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湾岸戦争時代の本で、当時から悪の象徴とされていたフセイン
大統領に一定の評価を与えています。アラブ問題を理解するた
めにはイスラム教の理解が必要ですが、日本人はイスラム教徒
の行動を忌み嫌う傾向にあり、イスラム教に関心を持とうとし
ません。著者は「イスラム教ほどまともな宗教はない」として、
法律、政治、経済をもカバーしてしまう万能の宗教であるイス
ラム教について詳しく説明しています。
最後には戦争の黒幕である欧米の死の商人を日本が殲滅する方
法が述べられていますが、日本の愚劣な政治家が実行するはず
もなく残念でした。




アラブのゆくえ (岩波ジュニア新書)
販売元: 岩波書店

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 パレスチナ問題について多くの本を読みましたが,「何か一冊」と言われたら,迷うことなくこの本をお薦めします。公平な視点でイスラエルとアラブを描いているので,とても好感が持てます。




アラブ・ムスリムの日常生活―ヨルダン村落滞在記 (講談社現代新書)
販売元: 講談社

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 作者がヨルダン北部のムスリムの町に留学していた時期の体験をもとに、(タイトルのとおり)アラブ・ムスリムの生活について一般向けにわかりやすく書かれた一冊。滞在記+作者の研究テーマ、といった感じの内容で小難しく書かれていないので読みやすい。

 中東というと、イスラエル・パレスチナやエジプトなどの地域がすぐに連想されるが、そうではなくヨルダンについての本、という点で少し珍しい。また、冒頭で、作者がどうしてヨルダンを研究テーマに選んだのか、また現地に赴くまでの経過が書かれているところも、社会人類学の調査がどのように行われるのか、のひとつの実例として読むと参考になるかもしれない。
 同じアラブ圏でも、作者が以前に留学していたエジプトとは呼び方の違うものがあること、衣装・風俗も地域差があること、一口に宗教者といってもいくつかの種類があることなどが興味深かった。




アラブ人の知恵―「敵の敵は友」の発想法 (ワニ文庫)
販売元: ベストセラーズ

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1990年の発行で、時間は経っていますけれど、いい本です。

著者は仕事のためにアラブ圏に滞在し、いろいろなところに訪れて、アラブの自然環境の厳しさを肌で知っている人です。

イスラム教は砂漠の宗教ではない、都市の宗教だ、と言われますが、著者は砂漠の宗教だと言います。この本を読んで、私もそうだと思いました。都市生活者であっても、その親の代、祖父の代は砂漠に暮らしていたのですから。




連合艦隊〈1〉勃興編 (アリババノベルス・ノンフィクション)
販売元: 世界文化社

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連合艦隊〈2〉激闘編 (アリババノベルス・ノンフィクション)
販売元: 世界文化社

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酒飲みの社会学―酔っぱらいから日本が見える (新潮OH!文庫)
販売元: 新潮社

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アルベルト・フジモリ,テロと闘う (中公新書ラクレ)
販売元: 中央公論新社

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この本にはペルーのフジモリ前大統領がテロリストどもと闘いそれに勝利した経験が述べられています。それが面白い。フジモリ大統領が登場する以前のペルーのどうしようもない惨状もよく理解できます。ペルーの貧困撲滅は難しい問題で誰もやりたがらず代々先送りにされてきました。フジモリ氏が初めて手を付けて解決の糸口を掴んだのです。

文章は文脈に混乱がなくイメージが明瞭で、すらすら読めてしまいます。それもそのはず訳者の岸田秀は編集部から渡された下訳を原文と照らし合わせながらチェックし、さらにフジモリ氏に直接会い質問を繰り返し、共同作業で完成させたものだという。
この調子ならフジモリ氏の回想録も期待が持てるというものです。




暗黒日記―1942‐1945 (岩波文庫)
販売元: 岩波書店

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 著者は「現代外交史のメモ・備忘」としてこの日記を綴っていたのだという。時事問題に対する考察はあくまで冷徹。親米・知米派としてアメリカとの開戦の不可を訴え、勇ましい愛国論を唱えるマスコミ・ジャーナリストに辛らつな批判を加える。
 それとまったく矛盾しない、日本という国に対する愛情と、日本人として生き、そして死んでいこうという覚悟。これこそ求められて久しい、正しいリベラリストのあり方ではなかろうか。
 清澤の誠実さがにじみ出た好著である。




暗黒日記〈1〉 (ちくま学芸文庫)
販売元: 筑摩書房

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 当時日本には三人しかいなかったと言われる(あとの二人は石橋湛山と馬場恒吾)「本当の反戦論者」清沢洌の日記。日本ナショナリズム研究の泰斗、橋川文三による編集である。開戦から一年経過した正月の日記から開始されている。
 当時、アメリカの実情を知るものなら、この戦争が敗戦に終わることは誰でも予期できていた。この清沢の日記は将来の資料としてあらかじめ準備されたものである。すなわち、当時の新聞の切り抜きを随所に挟んで、いつどのような報道があったのか、再現できるようにしてあるのだ。もちろん内容は戦局に関するものが多いが、日本国内の政治の動きについても詳しく述べてある。
 この日記を読むと、ここまで清沢が反戦リベラルの姿勢を貫いたことには、もちろん彼のアメリカ体験があるのだが、その英米流の自由主義をあまりにも無批判に受け入れてしまっている点(例えば、新婚のベッドを開放して客に見せるアメリカの習慣を実行して叩かれていることにその一端がかいま見れる)や、彼の能力と財力の支えが必要だったことなどは見逃してはならないだろう。
 しかし、それは彼の存在を過小評価する理由にはなりえない。岩波文庫の「評論集」と共に、清沢の思想を知る上では本書は欠かせない。


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