和書 529056 (86)
総理の資格
販売元： 文藝春秋
Amazonのカスタマーレビュー（口コミ）
福田和也は、その読書量と執筆量で他の評論家を圧倒している。どの本を読んでも、古今東西のありとあらゆる文献が引合いに出されていて、読むといつもその幅広い知識とに感心する。その意味で、信頼できる評論家である。ただし、感心はするがあまり感動はしない。多分、良くも悪くも基本的にノリが軽薄だからだろう。勝手なことを言えば、父親にはしたくないが友達には是非欲しいタイプである。うがった見方をすれば、同じ文筆業者仲間でも、田中康夫をこきおろして石原慎太郎を賞賛しているのは、当人に若干欠けているが石原知事に顕著に見られる Paternal な側面を評価してのことかもしれない。自分にないものに人はえてして惹かれるものである。
まあしかし、相変わらずキレのある立派な文章を書いている。小泉論は特におもしろかった。新聞の「首相動静」を見ると分かるらしいのだけど、小泉って、昼も夜も全然人に会わないらしい。家でぼーっと音楽聴いているのが好きらしいのね。あとはせいぜい時代小説。福田が言うには「目立ちたがり屋のひきこもり」である。これってちょっとイマドキっぽい。でも、政治家が人に会わなかったらほんとにどうしようもないよな。政策について勉強してるならいいけどさ、マーラー聞いてても政治は全然よくならないぜ。
怒りの方法 (岩波新書)
販売元： 岩波書店
Amazonのカスタマーレビュー（口コミ）
怒りはコミュニケーション。
よく考えたら、感情が生まれることはコントロールできない、生まれた感情をコントロールすることはできても。
生まれた感情を嫌悪して心の裏側に押し込めちゃうんじゃなく、それもかわいがってあげることが
却って怒りを感じ合った相手とのコミュニケーションを成熟させてゆくんだなー、と思いました。
怒りと仲良くできると実生活が確かに少し楽になりました。
それを気づかせてくれるだけでも良い本ではないかしらと思います。
しかし、最初の悲慘な過去の話は一体どこの国の出来事なんだとびっくりしました。日本にだってこういう面が昔からあったのね。
![]()
志賀貢の保健体育―学校ではココまで教えない
販売元： 関西テレビ放送
Amazonのカスタマーレビュー（口コミ）
活き活きISO14001―本音で取り組む環境活動
販売元： 日本規格協会
Amazonのカスタマーレビュー（口コミ）
生き急ぐ―スターリン獄の日本人 (講談社文芸文庫)
販売元： 講談社
Amazonのカスタマーレビュー（口コミ）
![]()
生きているユダ―ゾルゲ事件・その戦後への証言 (徳間文庫)
販売元： 徳間書店
Amazonのカスタマーレビュー（口コミ）
![]()
イギリスと日本―その教育と経済 (岩波新書 黄版 29)
販売元： 岩波書店
Amazonのカスタマーレビュー（口コミ）
昭和５０年に日本に帰国した際の講演を中心に書かれた本。今から、３０年前のイギリスと日本の教育事情について書かれていて、データとしてはまったく古い。それにも関わらず、２1世紀の今になっても版を重ねているというのは、この本がイギリス人と日本人の意識構造という民族行動の本質に迫っているからにほかならない。「イギリス人は他人が何を持っていようと気にとめない。個々人の効用関数が独立している。一方、日本人は周囲の効用関数に影響を受ける」という指摘はいまでも通用するもの。意識構造というのは、数十年単位では、変化しないということも教えてくれる。
![]()
イギリスと日本 続 (2) (岩波新書 黄版 67)
販売元： 岩波書店
Amazonのカスタマーレビュー（口コミ）
イギリス文化について紹介した本は数々あるが
経済学者が紹介している本著は
他の書籍と違った視点から述べられており
おもしろい。
本著は続編であるが、前編と含め楽しめる内容となっている。
（もちろん、後編だけでも問題はない。）
日本と文化・慣習・歴史などが異なっており
興味深く、楽しめる。
著者である森嶋教授がロンドンに在住され
経験されたことであり
イギリス文化を知る上で、大変興味深いものとなっています。
岩波新書からの出版となっており
また経済学者の本であり
一瞬、ためらうかもしれないが
是非、一度、少し眺めてみて下さい。
イギリス 嫌らしくも羨ましい国 (講談社プラスアルファ文庫)
販売元： 講談社
Amazonのカスタマーレビュー（口コミ）
![]()
ビジネスにも役立つ!イギリスへのパスポート―「紳士の国」の慣習やスタイルが90分でわかる (新潮OH!文庫)
販売元： 新潮社
Amazonのカスタマーレビュー（口コミ）