和書 529056 (103)
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知力と学力―学校で何を学ぶか (岩波新書 黄版 284)
販売元： 岩波書店
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苦悶するアフリカ (岩波新書 黄版 294)
販売元： 岩波書店
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モスクワ特派員報告―ニュースの裏側 (岩波新書 黄版 299)
販売元： 岩波書店
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文化大革命と現代中国 (岩波新書)
販売元： 岩波書店
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環境政策を考える (岩波新書 黄版 41)
販売元： 岩波書店
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法を学ぶ (岩波新書 黄版 338)
販売元： 岩波書店
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本書を読めば、単なる法律学の知識の基礎だけではなく、その理念や歴史的背景についてまでも知ることができます。ただ、あまりにも裁判の項にページ数を割きすぎなのでは、という感は否めません。筆者は、前著「法は何か」が偏っていると批判されているらしいということを冒頭で述べていて、ある程度の注意は払っているので、その誤解を解こうとする意図があってのことなのでしょうか？？いずれにせよ、本書はとても分かりやすく、ちょっと頭が良くなった気分にさせてくれるので、是非一読をお勧めします☆
日本政治 再生の条件 (岩波新書)
販売元： 岩波書店
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反貧困―「すべり台社会」からの脱出 (岩波新書 新赤版 1124)
販売元： 岩波書店
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東大法学部大学院を卒業しながら、弁護士にも公務員にもならず、反貧困活動に全身全霊で取り組んでいる湯浅さんはやはりかっこいい・・・・。
文章を読んでいてぞくぞくします。
そこらの大学教授だとか、評論家が御託を述べるのとは異なり、湯浅さんの文章には最前線でこの国の奈落・誰も見たくない現実と格闘してきた人の強さと優しさがあります。
こういう人こそが日本人の光でありましょう。反貧困ネットワークも「だめ連」みたいなオルタナ系で終わらず、この国の未来とダイレクトにつながる「主流」になって欲しいと思う。
パレスチナ新版 (岩波新書)
販売元： 岩波書店
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イラク戦争の陰に隠れてあまり報道されなくなってしまったパレスチナ問題。
イスラエルとパレスチナの対立はすでに報道の価値もないほどに日常化してしまった。
著者はイスラエル・パレスチナ双方に人脈もあり、訪問経験も豊富なジャーナリストである。
現地の事情も知らず、報道を読み解いただけの文章にはない力強さがある。
聖書時代の歴史から紐解き、第2次大戦、イスラエル建国、中東戦争、インティファーダの時代と丁寧にその紛争の過程を追っていく。イスラエル・パレスチナ紛争の理解には統治の歴史への理解が不可欠であるが、著者は十分に背景を理解し、イスラエル・パレスチナ双方の主張に耳を傾ける態度を持っているのは好感が持てる。
また、イスラエル・パレスチナの政治についても深い造詣を有している。
それは現場を見てきた人間にしか持ち得ない生々しさを持って迫ってくる。
著者は基本的にはパレスチナに理解を有することは本文からも明白である。だからといってイスラエルを全面否定しない。イスラエルの主張にも首肯すべき点はあるし、すでに建国して50年以上たったイスラエルを今更否定しても問題解決になんらの意義も有しない。
これからどのように共存を図っていくか。
その答えはますます見えなくなってきている
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実利論 上―古代インドの帝王学 (1) (岩波文庫 青 263-1)
販売元： 岩波書店
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マキアヴェリの『君主論』、韓非子の『韓非子』など「政治学の古典」と呼ばれる作品は少なくない。もちろん著者が生きた時代や地域が違うので優劣をつけるのはお門違いかもしれない。しかしその中でカウティリヤの『実利論』の優位性を挙げるとすれば具体的で簡潔だということだろう。
たとえば中立国との付き合い方、スパイの取り扱い方などケース・バイ・ケースでかかれており現代でも通じる部分が多いのでないか。ただ注意しなければならないのはカウティリヤが私利私欲から議論を展開しているのではなく、権力が無ければ「魚の法則（弱肉強食）を生じさせる」という確固たる信念（これはマキアヴェリや韓非子にも通じるものだと思う）から出発していることだろう。
世界の現状を見ているとカウティリヤの立場に立ち戻らなければならないのではないかと思う。