戻る

前ページ   次ページ

和書 529056 (196)



社会契約論 (角川文庫―名著コレクション)
販売元: 角川書店

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






職業としての政治 (角川文庫―名著コレクション)
販売元: 角川書店

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

本作は政治家を目指す人が持つべき心構えを教えてくれる。政治の世界は理想を目指す人にとってどんなに酷で悲惨な世界であるかを終始一貫して主張し、それでも尚政治に携わろうとするだけの意思と根気があるならば、それは問題なかろうと結んで終わっている。理想に燃える若者に向かって著者はその理想の意義を問うのではなく、その理想の耐久性を問うている。すなわち、その理想が現実のヘドロの中でも生き続けることができるのか否かを問うているのである。本作が書かれたのは第一次大戦直後のことである。当時敗戦の混乱の中にあるドイツを悲観していた著者が、現実のヘドロの中でも理想を抱き続けることができる自信と勇気と闘争心を持つ政治家こそが真の政治家であると述べたのも、当時の革命を是ととる世相に憤りを感じていたがためである。時あたかもヒトラーがドイツの敗戦を目の当たりにして政治家を目指すことを決心した時期であった。ヒトラーの所業の善し悪しはこの際度外視するが、彼の政治家としての態度は著者の政治家像と重なるものがある。これは単なる偶然なのか。いや、ヒトラーが本作を聞き知っていたとしてもあながち嘘とは言えないだろう。著者の言う真の政治家は現実のヘドロに拘泥するだけで終わるのではなく、現状を打破する力を持ち得るのだという事がヒトラーによって実証される形となった。




北朝鮮の真実―フランスからみたその誕生と行方 (角川oneテーマ21)
販売元: 角川書店

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






憲法力―いかに政治のことばを取り戻すか (角川oneテーマ21)
販売元: 角川書店

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

 大塚氏発案で、読者参加型の企画「夢の憲法前文をつくろう」が01年10月号から「中央公論」誌上に連載された。氏の匂わすところによれば、集まった投稿と雑誌の編集方針に微妙な齟齬があったらしく、連載は翌年5月号で中断。この企画を角川が引き取る形で、02年7月『私たちが書く憲法前文』、03年4月『「私」であるための憲法前文』、04年3月『読む。書く。護る。』が刊行された。

 本書はこの05年版の発行を控え、改めて企画の意義を説く内容。あとがきでは秋に発行と予告されていたが、実際には年末、『香山リカと大塚英志が子供たちが書いた憲法前文を読んで考えたことと憲法について考えてほしいこと』として刊行されている(ちなみに06年版は出版されなかった)。

 本書で私が改めて感銘を受けたのは、日本のイラク派兵に際して小泉首相が根拠とした「国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ」の件りの解釈。対応する英文が“an honored place in an international society”で、リービ英雄氏によれば後者のanには「未だそのような国際社会は存在していない」という含みが感じられるという。だからこそそのような国際社会をdesireし、実現に向けての努力の一翼を担うのだ、と。

 p212にある「『もう現実がこうなっているから…』と思った瞬間に、われわれはことばを裏切ることになります。ことばを裏切った瞬間に、もうことばは機能しなくなる」というコトバは厳しい。とても厳しい。




自己破産の現場 (角川oneテーマ21)
販売元: 角川書店

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

 大手信販会社で債権回収に携わっていた著者は、おそらく自らの経験をベースにして本書を書いたのだろう。週刊誌タッチの読みやすさで多重債務者からの債権回収の現場を活写しており、一気に読んでしまった。自己破産や多重債務者の問題について感覚的に知りたい人には打ってつけの本である。昨今安易にリテール金融業務を礼賛する風潮があるが、本書を読むとリテール金融には闇の面がつきものであることを改めて痛感し、粛然とさせられる。事実や用語に誤りが散見されるのが惜しまれるが、これによって現場の空気を伝える本書の価値が大きく損なわれるものではない。

 著者の職歴を反映して、本書に登場する債務者も無理なショッピングクレジットを組んでしまった人が多い。そして様々なケースを紹介する中で信販会社の営業実態への批判が述べられている。この部分が本書のもう一つの特長だ。信販会社の個品あっせん業務は、高度成長期に耐久消費財を求める庶民のニーズに応える形で発展してきたが、個品あっせん業務が現代社会でどのような役割を果たしているのか、外部からはなかなかその実態が把握しにくい。著者は債権回収に携わっていたのでネガティブな面に眼が行きがちという面はあるかも知れないが、本書は現代における信販会社の存在意義について考えさせる本にもなっている。




他人の心を知るということ (角川oneテーマ21)
販売元: 角川書店

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






地方からの変革―地域力と人間力‐グローカルという発想 (角川oneテーマ21)
販売元: 角川書店

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






中国、核ミサイルの標的 (角川oneテーマ21) (角川oneテーマ21)
販売元: 角川グループパブリッシング

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

日本の全国民は本書を読み、日本の安全保障が如何に
中国に脅かされているかを知る必要があると思います。
中国による核ミサイルの先制攻撃に対して、日本は
打つ手立てを持っていないのです。中国に対する
日本の資金および技術援助が中国の軍拡を益々増大
さえている現実に歯止めをかける必要があります。




東京・同時多発テロ―日本攻撃計画シミュレーション (角川oneテーマ21)
販売元: 角川書店

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

タイトルにあるように、日本でテロが発生する危険性の警鐘本である。

努力の跡はうかがえるが、はっきりいって著者のジャーナリストは勉強不足である。おそらく、テロの問題を専門に扱ってきた人間ではないだろう。

内容は、テロに関する総論の本を一冊でも読んだことがある人なら極めて常識的なものである。論も粗雑で、根拠が薄く、信頼性に欠ける文章である。

しかもテロの恐怖を煽りすぎであるのも良くない。テロの劇場性について言及しておきながら、自らがジャーナリストであるという視点が完全に抜け落ちているのは、いかがなものだろうか。

また、実際に起こる可能性のあるテロを描写していたのは面白いが、あくまで面白いだけである。著者の言うように起こる可能性がないとは言い切れないが、起こらない可能性の方が高いだろうし、現に起きていないことも一つの証明である。




路上観察で歩くパリ 角川oneテーマ21 (C-101)
販売元: 角川書店

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

パリの普段の姿を描写している本でした。

パリに行ったことがあれば、そんな建物・物事もあったなあと

感じるでしょうし、なくてもパリってそういう街なんだ、

という気持ちを抱かせる本だと思います。

写真が作者本人がとっているのかちょっと素人くさいところが

難点ですがときどきおもしろいものもあります。

作者の薀蓄語りになっているので好き嫌いが分かれるかもしれませんが

表面的なところでとまっているので軽く読む分にはよいと思います。



前ページ   次ページ

戻る

仮想世界 - シューティング/レース/電車ゲーム フライトシミュレータ