戻る

前ページ   次ページ

和書 529056 (213)



学歴社会 新しい文明病 (同時代ライブラリー)
販売元: 岩波書店

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






学歴の社会史―教育と日本の近代 (平凡社ライブラリー (526))
販売元: 平凡社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

 1992年に新潮選書として出版されたものの復刊。
 『試験の社会史』(東京大学出版会,1984年)の姉妹編。合わせて読むと興味深いだろう。
 学歴社会の形成の過程を歴史的に解き明かした好著。明治維新後に士族の生きる道として学歴が必要になったこと、学資はどうしたのか、私学の興隆など、いくつかのテーマから論じられている。細かい部分にまで目配りされているのが素晴らしい。大量の資料を使っており、まさに労作という感じがした。
 もう少し、欧米諸国や中国などとの比較があれば、とも思った。




ガダルカナル戦記〈第2巻〉 (光文社NF文庫)
販売元: 光人社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

取材力の充実と著者の意気込みの感じられる,労作。
全3巻の各々を例えて言うならば,1巻は予兆,兆し。3巻は退勢,敗退。
そしてこの2巻はクライマックス,と言えるだろう。

全3巻を通して,この戦記は実戦を戦った本人の証言・公刊戦史などを実に良く調べ,
一兵士の証言から参謀本部の動きまでを圧倒的な密度で
書き上げられており,読んでいて頭の下がる思いがする。
特に1巻での二見元参謀長との対話などは,
今に生きる軍人の気質といったものが肌身に感じられて,単なる読み物としても楽しめる。
ガ島の地上戦闘,突入失敗から部隊の全滅に至る戦場の描写などは
実戦を経験された方々が高齢を迎えている現代において,
今後得がたい貴重な証言であると言って間違いない。
そして突入失敗後に訪れた,地獄の描写にも著者の追究は妥協を許していない。
むしろ読んでいて目を背けたくなるような事実が,そこにある。

書店で目にした時,700ページを超えるボリュームに圧倒されて
少し手を引きそうになるのはある意味,著者からの挑戦に
自分が耐え切ることができるかどうか自信がなかったからだが
逆に自分が疲れている時,特に精神的に滅入りそうな時は
意外と効果があるかもしれない。それはこのような苦境に耐えた人間に比べ,
現在に生きる自分の環境の方が絶対的に恵まれているということを再認識できるからだ。

戦争体験からの忌避・自虐史観といった現実逃避からは得がたい
生々しい戦争の現実,失敗の現実がここにはある。

日本人が語り継ぐべきDNA

と言っていいのではないだろうか。




ガダルカナル戦記〈第3巻〉 (光人社NF文庫)
販売元: 光人社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

著者は将官クラスから下士官兵にいたるまで、かなりの生存者から取材をしていて、とっても内容が濃いです。
俘虜体験者のインタビューもあり、読んで全く損は無いです。
有利なのに攻めてこないアメリカ兵の戦い方は現代にも通じる国民性なんだとつくづく思いました。




急降下爆撃 (学研M文庫)
販売元: 学習研究社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

個人の記録である。
であると同時に、空からながめた大局観もうっすら読み取れる。
スターリングラードの話が前のほうに書かれている。
家々、一つの部屋、工場の壁の一片を巡って戦っている。
だから爆撃には注意の上にも注意を重ねなければ友軍を傷つけてしまう。
航空写真も日々配られていたという。

ある日、ソ連の反攻が始まる。
上空から一団の兵士に出会う。同盟のルーマニア軍だ。
算を乱して潰走してくる。ぞっとする光景だった。
地上に立ち止まって戦う友軍がいないと、爆撃しても、大洋に小石を投じるようなむなしさを感じたという。

日付、地名、所属などがそれほど詳細には書いていなくて、他書との照合がややむずかしい。





空母ガムビアベイ (学研M文庫)
販売元: 学習研究社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

第二次大戦中、空母という海戦の女王であった長い槍が、戦艦に懐に飛び込まれて砲撃されたケースはまれですが、そのうちの一つが一連のレイテ海戦の中の一つ、サマール沖で起きました。6隻の米護衛空母が大和を含む栗田艦隊の巨砲の下にさらされたのです。この珍しいシーンをクライマックスに、脇役を地味に努めることの多かった護衛空母からの視点による太平洋海戦記が語られます。
正規空母に比べ速度は遅く、搭載機も二流といってよいジープ空母とその護衛駆逐艦は、しかし意外な健闘を見せて奮戦します。ここでしかあまり読めないシーンが詳しく語られ、おすすめです。




現代紛争史 (学研M文庫)
販売元: 学習研究社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

イラン・イラク戦争、フォークランド紛争、国共内戦など、
戦争の中身がいまいち分からないマイナーな戦争(出版されている
本が少ないという意味で)を分かりやすく概略を記述しています。

イスラム原理主義勢力の戦いとして、ウサマ・ビン・ラーディンの
半生が書かれているのも興味深い。彼の反米活動の原点は、
サウジアラビアに米軍が駐留を開始した事から始まる。
もともと言論だけで批判していたが、サウジは民主主義国家ではない。
サウジ王室から危険人物と見なされ、サウジを出て行くのである。




五月の嵐―ドイツ電撃作戦とダンケルク (学研M文庫)
販売元: 学習研究社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






詳解 独ソ戦全史―「史上最大の地上戦」の実像 戦略・戦術分析 (学研M文庫)
販売元: 学習研究社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

内容は濃いと思うが、スイスイ読めるという感じではない。
知識をより深めたいという方にはお勧めといった感じ。




独ソ戦史 焦土作戦〈上〉 (学研M文庫)
販売元: 学習研究社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

 本作では上・中・下と別れ、上ではクルスク戦、クルスク突出部が形成される過程の戦闘、スターリングラードの破局からハリコフ攻防戦を描き、中・下巻ではクルスク戦後のドイツ軍の切羽詰まる後退戦闘が主な内容です。全巻通して戦闘の舞台裏である将軍と独裁者の意見対立やスパイの暗躍、そして前線で戦う史実の兵士達のドラマが迫力ある文章で述べられています。特にこの兵士達のドラマは感動的でありまさに兵士の鑑である。極限の状況下での彼らの献身は読者の心に強く響く。そして前線の破局を阻止せんとヒトラーと頑強に渡り合うドイツの将軍達、特にマンシュタイン元帥とヒトラーのやり取りは現場の雰囲気が直に伝わってくる。プロイセン貴族出身のマンシュタイン元帥と政治家であるヒトラーの戦争指導での意見対立がとてもよく描かれていて面白い。上巻ではクルスクでの攻勢「城塞(ツィタデル)作戦」を開始するに至る“政治的”理由や攻勢を決定するに至る上層部のやり取り、スパイの諜報戦、クルスク突出部が形成されるに至るスターリングラード戦後のハリコフの戦い、そしてハリコフ攻防戦・クルスク戦での独軍兵士達の戦い様、城塞作戦の推移、作戦の失敗までが描かれる。中、特に下巻では上巻を上回る切羽詰った展開があり、マンシュタインとヒトラーのやり取りは特に注目だ。上中下揃って買うことをオススメする。


前ページ   次ページ

戻る

仮想世界 - シューティング/レース/電車ゲーム フライトシミュレータ