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和書 529056 (221)



北朝鮮の正体―地球上最後の時限爆弾 (小学館文庫)
販売元: 小学館

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この本は、1994年に執筆されたものを文庫化したものです。10年前に書かれたものですが、拉致問題や核開発疑惑など、いま読んでも少しも情報の古さを感じさせません。悲しいことに、それだけ北朝鮮の問題は何も解決されていないということでしょうか。

十数人の脱北者のインタビューを、系統立ててまとめた一冊。さすがに実際に北朝鮮で死ぬ思いをしてきた人々の声は、かなり読み応えがあります。北朝鮮の実態を示す貴重な証言集として、北朝鮮問題に関心を持つ多くの方に読んでもらいたい一冊です。

ただし、著者のコメントは多少偏見が強すぎるかも……。例えば、現在の北朝鮮と江戸時代の日本の類似性を指摘する箇所。ミラクルピースとさえ言われた江戸時代の日本は、どう考えても北朝鮮と似ているように思えないのですが。




朝鮮日報熱筆コラム「北朝鮮の常識100」 (小学館文庫)
販売元: 小学館

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最近はテレビなどをはじめとするマスコミで北朝鮮の様子が多く伝えられているため、内容的には真新しいものではない。朝鮮日報のコラムの和訳であるが、朝鮮日報での連載が1995年末までのものであるので約10年が経過した今では、やや古い情報のようにも感じる。

また、訳についてでは、訳者の他の著書を見てもそうであるが、日本語として納得できない部分も多い。さらに、各項の末尾には「ハングル講座」なるコラムが100個ほど載っているが、これは北朝鮮とは全く関係がない。主に、韓国旅行者向け(特に買い物や食事をするときに使うもの)である。朝鮮日報のコラムにこの部分があったとは考えにくく、はたして、これが何のためにこの文庫本に収載されたのか意味不明である。

各項には金道源しによる挿し絵が入っているが、これは韓国人から見た北朝鮮の不思議な点を端的に表現しており、おもしろく秀逸である。この部分のみに評価星を2つをつけた。




北朝鮮のスパイ戦略 (講談社プラスアルファ文庫)
販売元: 講談社

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北朝鮮の“謎”を解く! (宝島社文庫)
販売元: 宝島社

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別に謎は解かれていない。

淡々と、新聞記事などが列挙されている本。本当に「淡々と」であって別に解説がなされているわけでもない。

テーマがテーマならこれでもおもしろいのだが、こと北朝鮮本となると、かなりフライング気味のうがった解説がついていたほうが面白い。人それぞれであろうが、私はそんな本のほうが好きだ。

というわけで、北朝鮮本としては、あまり面白くないというほうに1票です。




北朝鮮 秘密集会の夜―留学生が明かす“素顔”の祖国 (文春文庫)
販売元: 文藝春秋

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北朝鮮の民主化活動家として知られる関西大学教授・李英和氏は、講師時代の91年に
祖国・北朝鮮への留学を果たす。現在その悪名を轟かせる彼の国だが、当時でも随分
酔狂な決断だったようだ。日本の大学研究者の留学としては後にも先にも初のことだ。

それはドタバタ劇の始まりだった。旅立つ前から様々な困難が山積、すったもんだの
末に北朝鮮にたどりつくも、その現実の前に希望に満ち溢れた留学生活は露と消えた。
訳の分からない宴会攻勢、粗末なホテルでの生活は盗聴つき、"案内員"による監視と
たかり、出だしから筆者の憤懣は頂点に達する。更に期待していたキャンパス生活も
許されない。つまり大学に通うことができず、ホテルの部屋での出張講義のみなのだ。
そして想像を絶する北朝鮮社会の実態。物がないため、闇物資の流通で成り立つ経済。
飢えに苦しむ人民、動かない工場、機能しない協同農場。密告が横行する警察国家で
あり、"成分"なる身分によって規定される階級社会。目の当たりにした祖国の寒々しい
有様に暗澹たる想いに沈む筆者。そんな中、帰還事業で帰国した親族や友人との再会、
婚約者の訪問や、親戚を尋ねての国内旅行など、忘れられない感激の出会いがあった。

そして何よりの出会いは、祖国を批判する民主派の平壌市民との集会であろう。思わぬ
きっかけから彼らの秘密会に招かれる筆者。問題意識を持ちつつも、隠れて情報交換
するしかない彼らに、筆者は祖国の民主化のために日本で尽力することを誓う。活動家・
李英和氏の原体験とも云える北朝鮮留学記は、読者を引きつけて止むことがない。




北朝鮮報道 (光文社新書)
販売元: 光文社

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メディア論が専門の著者が朝日・読売・毎日の三大紙を中心に戦後の北朝鮮報道を分析した著書である。
著者は北朝鮮に関しては学生時代のかすかな記憶がある程度で何ら専門知識を有する論者でなく、あくまでもメディア論の立場から情報操作の類例として北朝鮮報道を扱っている。

著者は北朝鮮が拉致事件など多数のテロ行為をはたらくテロ国家であることを前提に報道記事を分析していく。帰国運動から議員訪朝団や北朝鮮の日常の報道など様々な記事を分析していくが、どうも「後出しじゃんけん」と言った印象がぬぐえない。

今となってはそのような記事の虚偽性や北朝鮮によるメディアコントロールを指摘するのは容易なことである。具体例を羅列するだけでその背後にあるマスメディアや日本の対外姿勢といった問題への言及は浅いものに終わっている。いまさら、北朝鮮は情報を統制することにより情報への飢餓を演出したとか、朝日新聞・社会党が北朝鮮のメディアコントロールに籠絡されたといった説は見飽きたものでしかない。
主張も正直、凡庸なもので北朝鮮関連の書物が氾濫する現今の状況から言えば特に新しい知見を加えるようなものではないというのが私の評価である。




北朝鮮亡命730日ドキュメント (小学館文庫)
販売元: 小学館

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北朝鮮拉致工作員 (徳間文庫)
販売元: 徳間書店

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93年韓国に亡命し、横田めぐみについて決定的な証言をした元工作員の半生記。
51の身分に分かれた階級社会中、核心階層出身の人物。訳も分からぬうちに極めて難しい試験を受験させられ、両親や友人と絶縁(写真など身元確定につながるものは実家のものも全て処分)させられたうえ、いずことも知れぬ施設に収容される。極めてよい待遇なので「最高のエリートになれるんじゃないか。」と期待していたところが、何のことはない「金正日の忍者」ともいうべき工作員にされてしまったのだ。
この金正日政治軍事大学の訓練が凄い。25キロの砂袋を背負って山道を毎晩30キロも走らされたり、3時間で海を10キロ泳ぐ訓練、僅かの酸素量のボンベで海に数時間潜る訓練(浮かぶと教官からゴム棒で思い切り叩かれる。)漁船に海中から接近して乗っ取る訓練(先日のイージス艦の事故を思い出した。)有名なトンネルの話もある。トンネル造りは世界屈指。10キロに及ぶ地下都市で、ソウルや多分東京のスーパーマーケット等がそっくり復元されている所だ。ソウルの巨大模型もあり、上を電動シートで移動するという。そこでは拉致されてきた外国人が働いている。この地下都市だけで20万都市の電力を要す。つまり市民が飢えようが、電気不足で凍えようが構わないのである。
韓国の武力「解放」、工作による革命が絶対目的であり、国家のレーゾン・デートル。そのためにはいかなる犠牲も厭わない。決して諦めたり、ブレたりしない。
横田さんについて日本の警察には口止めされたという。





北朝鮮利権の真相 (宝島社文庫)
販売元: 宝島社

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北朝鮮はどうなっているか (三一新書)
販売元: 三一書房

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