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和書 529056 (232)



近代化の理論―近代化における西洋と東洋 (講談社学術文庫 (1212))
販売元: 講談社

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「社会変動の理論」にはじまる「富永社会学」の現在での最終成果。『社会構造と社会変動』の改訂版で、原点に立ち返って「近代化の理論」をあつかう。理論的かつ実証的である。

この理論の基本概念は、構成要素、構造(システム)、機能、環境、変動の五つである。構造は個人の行為から全体社会までの、役割・制度・社会集団・地域社会・社会階層・国民社会といった構成要素のむすびつきだが、複数要素の相互依存的全体として、構成要素の特性に還元され得ない全体的特性をもつ(創発性の教義)。構造はそれだけでは存立せず、機能することによって、つまり目的(機能的要件)を充足することによって初めて均衡・安定する。構造は空間的・静的であり機能は時間的・動的で、相互前提的、相互依存的である。構造の外には環境があって、環境との境界を維持しつつ対立・相互作用しあう。変動とは構造がうまく機能しないときに、つまり機能的要件を充足できないときに現行の構造とは別の構造が選択されて移行する変化で、たとえば、古代専制が封建制へ、幕藩体制が明治政府へ、と変わるような社会変動である。環境との関係では、環境に対する適応能力の低下であり構造の危機を意味するので、構造(システム)の成員は適応能力を高める(「複雑性を縮減する」ルーマン)、つまり秩序を高めるための新たな構造を模索する。これを「システムの自己組織化」という。見てきたようにこれらの概念はすべて相互前提からなる相関概念で構成されている。 以上の中からとくに重要な三つの概念を選んで、著者は「構造-機能-変動理論」と名づける。構造と機能は身体と心の関係にあり、変動が加わることによって発展の理論に、いってみれば、ギリシャ、ローマ、ゲルマン社会へと展開するヘーゲルの歴史理論につながる。




議員秘書―日本の政治はこうして動いている (PHP新書)
販売元: PHP研究所

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政治記者はどこからどのように情報を得るか。
議員秘書とはどのようにお付き合いしているのか。
秘書から政治家まで昇りつめるとはどういうことか。
政治家や秘書はどのような環境で生活しているのか。

本書を読めば、分かります。
新聞の政治欄を読むのが楽しくなります。
是非御一読を。




議員秘書、捨身の告白―永田町のアブナイ常識
販売元: 講談社

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議員秘書という仮面―彼らは何でも知っている (小学館文庫)
販売元: 小学館

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議員秘書とはなんだろうという興味のある人には、楽しく読める本。政治の世界というのは一般市民にはわかりにくいもの。議員について書いた本よりも政治の世界が理解できた。




議員さん徹底活用法全マニュアル―知っているとこんなにトクをする
販売元: 主婦の友社

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技術官僚の政治参画―日本の科学技術行政の幕開き (中公新書)
販売元: 中央公論社

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偽善エコロジー―「環境生活」が地球を破壊する (幻冬舎新書 (た-5-1))
販売元: 幻冬舎

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この本を読むと、世の中で言われている事で、
何が正しくて、何が間違っているのか、よく
分からなくなった。

いずれにしても感情的に判断せず、科学的/社会的
知識をもっと持つことの大切さを感じた。

自分なりに改めて環境問題を考える、きっかけに
なる本である。




義母の介護をして思う
販売元: 健友館

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義務教育を問いなおす (ちくま新書 (543))
販売元: 筑摩書房

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本書は,「内容的に次の三つに大別できる。@教育改革の動向と教育の現状の捉え方(序章,第1章),A義務教育をめぐる主要な争点と改革動向の問題点(第2・3章),Bグローバル化時代の教育課題と学力形成(第4・5章,終章)」(18頁)。趣旨はその概説。教育理論家らしく,論述対象範囲は広範で,学校から始まって,地域社会や世界にまで説き及んでおり,あたかも教育社会学など大学の授業の教科書に好適,といった印象。

論述としては概括的で,手始めに読むには好適だという印象ですが,現実的な具体性に乏しく,著者の主張は残念ながら教育現場の地に足がついておらず,大学研究者の悪しき著作という酷評も可能。具体性に乏しいというのは,たとえば数字が少なく(いくら社会学でも少なすぎだよ),なんらかの動向を示すグラフがこれといってない(せいぜい図表1(27頁)くらい。第5章に少々あるのはご愛嬌)。西暦などを示す数字もない。つまり歴史的な視角も浅い。もしかしたら優れた教育学の著作ではあっても,私見では優れた社会学の著作とは言いがたい。つまり1000円足らずの感想文著作に堕してしまっている。

これで思い出したのは,猪口孝『国際政治経済の構図』。頭のいい研究者が感想文を書きました!的な要旨に通じる。ま,守備範囲が違うのだろうから,こういう著作もあって構わないが。(814字)




逆転―アメリカ支配下・沖縄の陪審裁判 (文春文庫)
販売元: 文藝春秋

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