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和書 529056 (268)



先任将校―軍艦名取短艇隊帰投せり (光人社NF文庫)
販売元: 光人社

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たいへんな経験をしながら、いっこうに悲壮感がないあたり、海軍流なのでしょうか。200人近い人が漂流しつつ、軍規厳正を保ったと言うことがすごいと思います。

著者は次席であり、先任将校を常にたて、ほぼ完璧にサポートしているあたり、もし私ならもっと自慢するでしょうね。おなじ松永氏の本で、江田島時代にカッターの底に穴を開けた時、「一号生徒の処置はさすがだ」というくだりがありますが、同様に先任将校の行動と判断を描写している感じです。

冷静さとユーモアというようなもの、英国海軍ゆずりでしょうか・・。




零戦開発物語―日本海軍戦闘機全機種の生涯 (光人社NF文庫)
販売元: 光人社

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好戦者という意味ではなく、飛行機開発に対する実体験や熱意が伝わり
大正から終戦までの日本の飛行機産業の歴史と過言ではないでしょう。それぞれの名機の誕生物語が実体験をもとに広く書かれています




零戦の遺産―設計主務者が綴る名機の素顔 (光人社NF文庫)
販売元: 光人社

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世界の飛行機史上においても傑出している「零戦」の設計者である著者が、その名機の誕生までを解説したのが本書です。

飛行機の設計に素人の人でも理解できるよう、平易な文章で書かれており、飛行機特に戦闘機の設計の難しさが十分に伝わるものになっています。
また、技術的な設計面だけではなく、発注元になっている海軍との折衝の苦労や、試験機の墜落、故障時の氏にかかるプレッシャーと内面の苦労についても詳細に書かれています。

氏は民間人ですが、太平洋戦争における最大の功労者であり、現在の日本の技術立国の先魁となった偉人として多くの人に知ってもらいたいです。




零戦百科事典―傑作戦闘機ハンドブック (光人社NF文庫)
販売元: 光人社

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 雑誌『丸』の付録だったものをそのまま文庫にまとめた感じで,こうして1冊の本になると不満な点も目立つ。『零戦百科事典』と銘打つ以上,他書を読めばわかるような基本的なデータであっても,しっかり記述してほしかった。例えば「航続距離」の項目では,初期零戦の最大の強みであった航続距離の驚異的な長さについて何も触れていない。「零戦」あるいは「ゼロ戦」の正式名称である「零式艦上戦闘機」の由来なども出ていない。飛行上の用語についても,カタカナで引こうとすると,「ロール」や「ループ」がない。

 巻頭や本文に収録された写真・図表類と本文項目の記述との連携にも考慮してほしかった。例えば,零戦が制式採用される前の「十二試艦戦」という呼び名は零戦の開発史などを読めば必ず出てくるが,本文には立項されておらず,「早わかり図」の最初に出てくるだけである。「零戦」の派生機種である「二式水戦」についても同様。

 もう1つ,項目の立て方で気になったのは,零戦と対戦した米軍機などの扱い方である。「ヘルキャット」「コルセア」といった呼称ではなく,「グラマン」,「グッドイヤー」といった製造社名を頭に付けた形でないと検索できないため,非常に不便に感じる。なお,こうした呼称も含めて,カタカナ表記の専門語には英語の原語表記を是非入れてほしかった。

 不満な点ばかり書いてしまったが,航空力学やエンジン関連などの見出し語については素人にもわかりやすい説明がなされており,この点は高く評価できる。文庫という体裁にこだわる必要はなかったのではないか。




零戦よもやま物語―零戦アラカルト
販売元: 光人社

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本書で零戦に対する思い入れを語られているのは、搭乗員はもちろんの事、メンテナンスしていた整備員、機体設計者などの直接関係者だけではなく、地上からその勇姿を眺めていた陸軍兵士や軍医など間接的な人までもが網羅されており、なかなか面白かったですよ。

搭乗員に限ってみれば、その陣容の豪華なことに驚きます。日華事変の活躍で有名な新郷英城少佐、真珠湾の志賀淑雄少佐、零戦搭乗員会初代会長の相生高秀大尉、塩水流俊夫大尉などなど、戦史にその名を残されていても著書を執筆されていない勇者のお話が読めるだけでも貴重な一冊と言えます。

ちょっとしたエピソード、くだらない思い出ばなしなども多く、コミカルな挿絵も手伝って、おじいちゃん連中に戦争話を聞かせてもらっているような感覚で楽しめるのが良いところ。ほとんどが1〜2ページ程度の短い随筆ですので通勤のお供にもお勧めです。





造艦テクノロジーの戦い―科学技術の頂点に立った連合艦隊軍艦物語 (光人社NF文庫)
販売元: 光人社

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日本海軍艦艇個々の生涯を綴った書籍としては
特に目新しい記述の無い普通の本

タイトルから、造艦技術についての著述かと思わされたが
著者の個人的感情に由来する擁護説ばかりが表立ち
技術競争という冷厳な世界とは、およそ無縁に思えた




大西洋・地中海の戦い―ヨーロッパ列強戦史 (光人社NF文庫)
販売元: 光人社

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読んでいて消化不良になってしまいそうです。著者の本はほかにも読んだことがありますが、書き方が違うように思います。
記載内容に誤りが目立つ(一例:グーダネルス海峡での戦いと思われる記述でイギリス海軍の巡洋戦艦が手痛い目にあったと書いてあるが英仏の戦艦であろう。)。無意味な記述が多い(一例:地中海アフリカ沖の海戦で、マーク4戦車によりイギリス軍が蹂躙された、といったようなことが項目の最後に書いてある。何の必然性もない。)。書いて欲しいことが書いてない(ダカ-ル上陸作戦が中止になったと書いてあるが最終的にはどうなったのか。ビシー政府側だったフランス戦艦がその後ダカールからニューヨークに回航されて修理され、対日戦に参加ているのはどうしてか。)あまり取り上げられていない海戦を取り上げており、貴重な分野を取り扱っているだけに期待していたので不満が残りました。




大西洋の脅威U99―トップエース・クレッチマー艦長の戦い (光人社NF文庫)
販売元: 光人社

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シュプケU100、プリーンU47とクレッチマーU99の3人は、潜水艦のエースでした。最終的に生き残ったのはクレッチマーで、彼の活躍を詳細に記録しているのが本書です。
初期の戦闘では、ドイツの作戦がいいかげんで、イギリス向け中立国船舶でも積荷が木材ならば、攻撃しない、などのちぐはぐなものでしたし、魚雷の不発が多かったことが述べられてます。
彼のUボートが多くの乗員を見殺しにしたとか、銃を向けたとのことが言われましたが、全て誤りであることがわかります。(そもそも連合軍の潜水艦が乗員を救助したことはほとんどないはず)
また彼の収容所での生活も記載されており、収容所からの脱走計画についてデーニッツあてに隠匿した無線機で連絡をとり、カナダ沖合いまでUボートが実際にピックアップに来ました。(これは失敗しましたが、どうして情報が漏れたのか本日までも明らかにされていません。)




大砲入門―陸軍兵器徹底研究 (光人社NF文庫)
販売元: 光人社

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光人社の入門シリーズは判り易く、かつ詳しいのが特徴です。
しかしこの大砲入門は、入門と銘打ってるに関わらず終始専門用語が頻出します。
しかもそれらの用語に関する説明はほとんどありません。
また、大砲の基本説明がなされておらず、大変難解です。
帯や裏表紙の叩き文句に偽りは無く、極めて詳細な内容ですが、基礎知識が無い方にはお勧めしかねます。
ただ、巻末の日本陸軍運用大砲の諸元一覧や各種図面は充実しており、資料価値は高いと思います。




大本営報道部―言論統制と戦意昂揚の実際 (光人社NF文庫)
販売元: 光人社

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あてにならないことの代名詞として、現在では定着している大本営発表の舞台裏を知っている著者が書いた本です。著者は、太平洋戦争中に大本営報道部に勤めており、当時の雰囲気や、報道部の役割、情報の伝達のされ方の様子が書かれています。また、当時のあり方として、疑問には思いつつも、時代の空気に流されていた自分についても思いをはせています。国民を裏切り続けていた大本営発表の裏側を知るのに良い本だと思います。当時の講演会の写真なども何枚か載せられています。太平洋戦争とは何であったのかしっかりと勉強するのに大切な資料だと思います。


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