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和書 529056 (283)



民法風土記―「法の現場」を歩く (講談社学術文庫)
販売元: 講談社

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戦後の家族法学を代表する民法学者の旅行記。

日本で実際に行なわれていた身分関係,財産関係のうち,末子相続,妻問婚,貰い子,家舟,甘土権など,近代の法制度が切り捨てていった例外的な慣習の実例を求めて日本中を調査旅行した筆者が,自身の足跡を後年雑誌『法学セミナー』の連載記事で想い出語りに回想したもの。例外的な現象を求めた結果なのであろう,訪れる先は交通の不便な土地が多く,まるで民俗学者を思わせる地道なフィールドワークが積み重ねられていく。そこには,明治以後の近代化の中で急速に失われていった日本の残照が,筆者のノスタルジックな眼差しのうちに映し出されている。

近代化が一段落した今日,切り捨てていったあれこれに対する後ろめたいような懐かしさを覚えると同時に,日本の近代化とち?なんだったのか,法制度や国家とはなんのためにあるものなのか,考え直さずにはいられなくなる。




明治・大正・昭和政界秘史―古風庵回顧録 (講談社学術文庫 (619))
販売元: 講談社

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第一次世界大戦のころを読んでみた。
いろいろと知らないことが書いてあった。
清浦内閣が組閣に失敗したのは、海軍大臣を得られなかったからだ・・・。
また、大隈内閣の内側からの記述が興味深い。
加藤高明外務大臣と、参戦の経緯。
21か条と元老とのやりとり。
大浦事件についての身内からの描写等々。
座右において時々参照したい本だ。




野生のうたが聞こえる (講談社学術文庫)
販売元: 講談社

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環境倫理のなかで注目すべき土地倫理という考えを提唱した人の代表的な本。なぜ自然を守らなくてはならないか、といういまいちぼんやりとした答えしか浮かばない人に、守る必要がないと考えている人にも、自然を守らなくてはならない理由を考え、その答えのためのヒントを教えてえくれる。だれもが少しはもっている自然のすばらしさを環境を守る原点としてうったえ、その価値を再評価する。




唯物史観と国家論 (講談社学術文庫)
販売元: 講談社

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ユートピアの幻想 (講談社学術文庫)
販売元: 講談社

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余暇と祝祭 (講談社学術文庫)
販売元: 講談社

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リヴァイアサン―近代国家の思想と歴史 (講談社学術文庫)
販売元: 講談社

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本書は三つの部分から成る。国家概念の変遷を綴った第1部、ホッブズ、ケルゼン、シュミットという三人の思想家の国家論を比較・分析した第2部、そして超全体主義の可能性をSF的に考察した「付 国家の未来」である。各部はゆるやかに関連しており、本書に通底する著者の問題意識は「はじめに」と「あとがき」において語られる。

本書第2部での三人の思想家の比較・分析は、まさに専門の研究者ならではのもので、そのレベルの高さは評者のような門外漢にも伺い知れる。他方、本書第1部や付章、それに「はじめに」と「あとがき」での著者の国際政治への洞察は、戸惑うほどに素人的で、ナイーブとの印象を否めない。本来、前者の分析が後者の主張に説得力を付与するはずなのだが、どうしてもそうなっているようには思えない。

実は、こうした読後感は本書に限ったものではない。学者が国際政治について行う言説全般に共通するものである。

おそらく、現在進行形の国際政治というのは、学問的に語り得る領域ではないのだろう。学者がどれだけ優れた理論を構想したとしても、それを現実の問題に適用して提言を導くためには、三段論法における小前提としての諸事実が必要である。しかし、国際政治が為政者間のゲームとしての側面を有する以上、国際政治における諸事実は決して十分には公開されない。相手に手の内を明かししてしまってはゲームにならないからである。公開されるのは、相手の行動に影響を与えない重要でない事実(遠い過去の事実を含む)か、あるいは相手の行動への影響を期待した操作された事実のみである。結果、国際政治についての学者の言説は、必然的に机上の空論となる。

結局のところ、国際政治について学者が行い得るのは、既に公開された過去の諸事実について史的分析を行うことか、あるいは抽象的な理論を抽象的なまま為政者に「献上」することだけである。これらを踏み越えて現実の国際政治について論じようとするのは、学者には過ぎた振舞いなのだ。




歴史学の方法 (講談社学術文庫)
販売元: 講談社

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ウェーバーの中ではあまり有名ではない『歴史学の方法』ですが、
比較的ウェーバーの中では入りやすいものではないかと思います。
しかも、ウェーバーの考え方が良く分かります。
これを読んでから、『プロテスタンティズムと資本主義の精神』を読むとGoodではないかと思います。




ロシア―その民族とこころ (講談社学術文庫)
販売元: 講談社

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私の見た東京裁判〈上〉 (講談社学術文庫)
販売元: 講談社

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難しいとおもって覚悟して買ってみたけれど凄くよみやすかったですね。現場を見た人ならではの臨場感もあるしすこし高い値段たが東京裁判に興味がある人ならぜひ読むべきである。著者は感情を抑えようと努力はしているが、ところどころに著者の想いが目につく、しかしそれは著者が誠実な日本国民である証拠であろう、著者を右翼扱いする声もあるが、間違いなく読解力の欠如であろう。



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